オブザーバビリティマップ

オブザーバビリティマップは、ネットワーク全体における装置/アプリケーションの構成や接続情報をマッピングし、視覚的に分かりやすく表示する機能です。
[マップ]→[オブザーバビリティマップ]から確認できます。

本機能は、ビルド12.8.466以上で利用できます。
ビルド番号の確認方法はこちら
オブザーバイリティマップの概形

目次

表示される要素

オブザーバビリティマップには、以下の機能で取得される情報を持つ装置/アプリケーションが表示されます。

以下に該当する装置/アプリケーションのみが表示の対象です。条件を満たさないものはオブザーバビリティマップには表示されません。
  • トポロジーマップいずれかのトポロジーマップに存在する装置
    ページ右上のプルダウンで「ネットワークトポロジー」をクリックすると、トポロジーマップ由来の装置のみが表示されます。
  • 仮想環境:仮想環境としてディスカバリーされた装置
    ページ右上のプルダウンで「仮想化」をクリックすると、仮想装置のみが表示されます。
  • スイッチポートマッパー:スイッチポートマッパーオプションで接続情報が取得できる装置
    ページ右上のプルダウンで「スイッチポートマッパー」をクリックすると、スイッチポートマッパー由来の装置のみが表示されます。
  • ADDMAPMプラグイン(有償)が有効の環境で、ADDMから取得できるアプリケーション
    ページ右上のプルダウンで「アプリケーション」をクリックすると、ADDM由来のアプリケーションのみが表示されます。

マップ上の操作

マップ上では以下の操作が可能です。

詳細の表示

マップ上で任意のノードにマウスオーバーすると、そのノードの概要が表示されます。
概要に表示されるノード名(装置名)をクリックすると、そのノードの概要ページに移動します。

ノードの概要表示

この状態でノードをクリックすると、ページ右側に更なる詳細が表示されます。

ノードの詳細表示

接続情報の表示

ノードの詳細を開いた状態で、[接続の表示]をクリックすると、そのノードが接続されているノードのみがズームで表示されます。
[戻る]をクリックすると、もとの表示に戻ります。

接続情報の表示

また、ページ右側の[接続された表示]タブをクリックすると、隣接するノードの一覧が表示されます。
一覧から各ノードをクリックすると、そのノードの概要ページに移動します。

接続するノードの一覧

その他のアクション

オブザーバビリティマップ上で実施できるその他のアクションは以下の通りです。
(番号の対応は下図をご参照ください)

その他のアクション
  1. 重要度でフィルター:それぞれの重要度の色をクリックすると、クリックした重要度のステータスを持つノードのみがハイライトされます。
  2. 検索:任意の文字列でノードを検索できます。入力された文字列にヒットする装置がズームで表示されます。
    ヒットした装置が複数存在する場合は、Enterキーを押すことで次の装置が表示されます。
  3. マップの再描画:手動でマップの再描画を行い、情報を更新します。
    オブザーバビリティマップは、6時間ごとに自動で更新されます。
  4. ダークモード:オブザーバビリティマップをダークモードで表示します。