死活監視

このページでは、死活監視の設定方法について説明します。

目次

• 死活監視の概要
• 死活監視の設定
  • 有効/無効の切り替えと監視間隔
  • ホスト名による死活監視
  • 死活監視に使用するプロトコルの変更
• 死活監視のアラート設定

死活監視の概要

OpManagerは、対象装置に対して定期的に応答を確認することにより、その装置が稼働しているかどうかを監視します。
装置が応答しなかった場合、その回数に応じた重要度のダウンアラート発生により、システム管理者に通知されます。
死活監視のダウンアラートの詳細はこちらをご参照ください。

死活監視の設定

死活監視の各種設定は以下の通りです。

有効/無効の切り替えと監視間隔

死活監視は初期設定で有効になっています。
死活監視の有効/無効の切り替えと監視間隔を装置ごと変更することが可能です。

手順は以下の通りです。

1. ［インベントリ］→［装置］で、設定対象の「装置名」の左にあるチェックボックスを選択します。（複数選択可）
2. 画面左上の3点アイコンをクリックして、装置の設定メニューを表示します。
3. ［監視間隔］をクリックし、死活監視の設定メニューを表示します。
   
4. 設定内容に応じて、以下の手順を実施します。
   

   監視の有効/無効を切り替える場合

   「ステータス監視 有効」のラジオボタンを切り替えます。

   監視間隔を切り替える場合

   監視間隔を選択するか、「カスタム」から値を入力します。
   死活監視の監視間隔の初期値は、 装置カテゴリや装置タイプ（装置テンプレート内の設定）に応じて設定されます。
   
5. ［保存］をクリックします。
   手順1で装置を複数選択した場合、すべての装置に同じ設定が適用されます。

ホスト名による死活監視

死活監視は装置IPアドレスに対して行われますが、これをホスト名（DNS名）に変更することが可能です。
詳細は、ポーリング方式をご参照ください。

死活監視に使用するプロトコルの変更

初期設定では死活監視はICMP Pingで行わますが、セキュリティ上の理由等によりICMPが利用できないことがあります。
上記のような環境の場合は、死活監視に使用するプロトコルをTCPまたはSNMPに変更することができます。

手順は以下の通りです。

1. ［インベントリ］→［装置］で、設定対象の「装置名」の左にあるチェックボックスを選択します。（複数選択可）
2. 画面左上の3点アイコンをクリックして、装置の設定メニューを表示します。
3. ［可用性監視プロトコルの設定］をクリックし、プロトコルの設定メニューを表示します。
   
4. 「可用性 ポーリング」のプルダウンから、死活監視に使用するプロトコルを選択します。
   TCPを使用する場合は、TCPを選択後にポート番号も併せて指定します。
   
5. ［保存］をクリックします。
   手順1で装置を複数選択した場合、すべての装置に同じ設定が適用されます。

死活監視のアラート設定

死活監視で装置から応答がない場合、ポーリング失敗回数（応答失敗の連続回数）に応じた重要度のダウンアラートが発生します。
初期設定では以下の仕様になっています。