装置固有のURL監視

目次

装置固有のURL監視の概要

装置固有のURL監視は、装置上で稼働するサイトのURLの可用性と応答時間、およびWebサイトの改ざんの有無を監視します。
URL監視から発報されるアラートの重要度が、指定した装置のステータスに反映されます。
概要はこちらをご参照ください。

URLの可用性

利用条件

装置固有のURL監視は有償のオプション機能であり、グローバルURL監視とあわせて、5URLまで無償で利用可能です。
詳細は、こちらをご参照ください。

装置固有のURL監視の追加

装置固有のURL監視の追加方法は以下の通りです。

  1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
  2. [URLテンプレート]タブをクリックします。
  3. [追加]をクリックします。
  4. 以下の項目を入力

    項目 説明
    URL監視名 監視名を入力します。
    Cooikies Cookieの利用可否を[すべてを許可]または[すべてを拒否]から選択します。
    URLアドレス HTTPメソッドを[GET]または[POST]から選択し、監視するURLを入力します。
    入力時に以下の変数を使用することで、URLテンプレートを関連付けた装置の情報へ自動で変換されます。
    例:https://$IPADDRESS
    • $IPADDRESS → 装置のIPアドレスに変換
    • $DEVICENAME → 装置の名前に変換
    監視間隔 監視間隔を入力します。
    タイムアウト タイムアウト値を指定します。
    次が使用不能の場合アラート発報 入力した回数連続してURLのダウンやしきい値違反を検知した場合、アラートを発報します。
    マッチするコンテンツ 監視する文字列を250字以内で入力します。
    [実行]よりテスト実行が可能です。
    要求パラメーター 必要に応じて要求パラメーターを設定します。パラメーターは、1行に1つずつ入力します。
    フォーマットは、<parameter name>=<value>です。
    例)
    username=opmanager
    password=opmpass
    [実行]よりテスト実行が可能です。
    ユーザーエージェント 必要に応じてユーザーエージェントを入力します。
    認証ユーザー名/認証パスワード URLのアクセスに認証ユーザー名と認証パスワードが必要な場合、それぞれ入力します。
    ベーシック認証のみ対応しています。
    プロファイルタイプ/プロファイル名 通知プロファイルでURL監視のアラートを外部に通知する場合、[プロファイルタイプ]より通知プロファイルのタイプを、[プロファイル名]よりプロファイル名を選択し[追加]をクリックします。
  5. [保存]をクリックします。
  6. 監視追加1
  7. このURLテンプレートを、装置に適用しますか?で[はい]をクリックします。
  8. [使用可能な装置]から[選択した装置]に関連付ける装置を選択し[適用]をクリックします。
装置の関連付けを完了するとURL監視が開始します。URLテンプレートの保存だけでは監視は開始しません。

装置固有のURL監視の削除

装置固有のURL監視の削除方法は以下の通りです。

URLテンプレートの削除

  1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
  2. [URLテンプレート]タブをクリックします。
  3. 1つずつ削除する場合


    [アクション]カラムのゴミ箱アイコンゴミ箱アイコンをクリックします。
    削除1

    一括で削除する場合


    削除する監視のチェックボックスにチェックを入れて、[削除]をクリック
    削除2

URL一覧ページから削除

  1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
  2. 1つずつ削除する場合


    [アクション]カラムのゴミ箱アイコンゴミ箱アイコンをクリックします。
    削除1

    一括で削除する場合


    削除する監視のチェックボックスにチェックを入れて、[アクション]→[削除監視]をクリック
    削除2

URLの概要ページから削除

  1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
  2. 削除するURLをクリックしURLの概要ページへ移動します。
  3. 画面右上の[≡]アイコンハンバーガーアイコンをクリック
  4. [削除]をクリックし[はい]を選択します。
  5. 削除3

装置固有のURL監視の編集

装置固有のURL監視の編集方法は以下の通りです。

URLテンプレートの編集

  1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
  2. [URLテンプレート]タブをクリックします。
  3. [アクション]カラムの編集アイコン編集アイコンをクリックします。
    編集1

URL一覧ページから編集

  1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
  2. [アクション]カラムの編集アイコン編集アイコンをクリックします。
    編集1

URLの概要ページから編集

  1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
  2. 編集するURLをクリックしURLの概要ページへ移動します。
  3. 画面右上の[≡]アイコンハンバーガーアイコンをクリック
  4. [編集]をクリックします。
  5. 編集2

装置固有のURL監視の有効化/無効化

既存の装置固有のURL監視は、有効/無効の切り替えが可能です。
デフォルトでは有効であり、[管理]で有効化、[管理対象外にする]で無効化できます。
設定方法は以下の通りです。

URL一覧ページから設定

  1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
  2. 有効化/無効化する監視のチェックボックスにチェックを入れて、[アクション]→[管理対象外にする]または[管理]をクリック
    有効化無効化1

URLの概要ページから設定

  1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
  2. 有効化/無効化するURLをクリックしURLの概要ページへ移動します。
  3. 画面右上の[≡]アイコンハンバーガーアイコンをクリック
  4. [管理対象外にする]または[管理]をクリックし[OK]を選択します。
  5. 有効化無効化2

装置固有のURL監視の監視間隔

装置固有のURL監視の監視間隔の変更方法は以下の通りです。

URLテンプレートの監視間隔の変更

  1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
  2. [URLテンプレート]タブをクリックします。
  3. [アクション]カラムの編集アイコン編集アイコンをクリックします。
    編集1
  4. [監視間隔]に変更後の値を入力し[保存]をクリックします。

URL一覧ページから変更

  1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
  2. [アクション]カラムの編集アイコン編集アイコンをクリックします。
    編集1
  3. [監視間隔]に変更後の値を入力し[保存]をクリックします。

URLの概要ページから変更

  1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
  2. 編集するURLをクリックしURLの概要ページへ移動します。
  3. 画面右上の[≡]アイコンハンバーガーアイコンをクリック
  4. [編集]をクリックします。
  5. 編集2
  6. [監視間隔]に変更後の値を入力し[保存]をクリックします。

装置固有のURL監視のしきい値設定

装置固有のURL監視の応答時間には、しきい値を設定することができます。
設定したしきい値に違反した場合、アラートを発報します。
しきい値の設定手順は以下の通りです。

  1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
  2. 編集するURLをクリックしURLの概要ページへ移動します。
  3. 画面右上の[≡]アイコンハンバーガーアイコンをクリック
  4. [しきい値]をクリック
    しきい値1
  5. 内容を設定後、[保存]をクリック
    しきい値2
  6. 装置固有のURL監視のグラフとレポート

    収集した監視データをグラフまたはレポート形式で閲覧可能です。

    可用性監視の監視データ

    グラフの閲覧

    グラフの表示方法は以下の通りです。

    1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
    2. グラフを確認するURLをクリックしURLの概要ページへ移動します。
    3. 画面中央の[可用性]ダイアルをクリックします。
    可用性グラフ

    レポート

    レポートの作成方法は以下の通りです。

    1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
    2. グラフを確認するURLをクリックしURLの概要ページへ移動します。
    3. 画面中央の[可用性]ダイアルをクリックします。
    4. レポート出力方法は以下の通りです。
      レポート出力
      右上の[エクスポート]をクリックし、PDF形式またはExcel形式でエクスポートします。
      PDF形式ではグラフが、Excel形式ではテーブルデータがエクスポートされます。
      スケジュールレポート出力
      右上の[スケジュールレポート]をクリックし、各種情報を入力しレポートのスケジューリングを行います。
      保存したスケジュールレポート設定は[レポート]→[OpManager]→[スケジュールレポート]より閲覧可能です。
    可用性グラフのエクスポート

    応答時間の監視データ

    グラフの閲覧

    グラフの表示方法は以下の通りです。

    1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
    2. グラフを確認するURLをクリックしURLの概要ページへ移動します。
    3. 画面中央の[応答時間]グラフをクリックします。
    応答時間グラフ

    レポート

    レポートの作成方法は以下の通りです。

    1. [設定]→[監視]→[URL]へ移動します。
    2. グラフを確認するURLをクリックしURLの概要ページへ移動します。
    3. 画面中央の[応答時間]ダイアルをクリックします。
    4. レポート出力方法は以下の通りです。
      レポート出力
      右上の[エクスポート]をクリックし、PDF形式またはExcel形式でエクスポートします。
      PDF形式ではグラフが、Excel形式ではテーブルデータがエクスポートされます。
      スケジュールレポート出力
      右上の[スケジュールレポート]をクリックし、各種情報を入力しレポートのスケジューリングを行います。
      保存したスケジュールレポート設定は[レポート]→[OpManager]→[スケジュールレポート]より閲覧可能です。
    応答時間グラフのエクスポート

    標準で実装されているレポート

    標準で実装されている以下3つのレポートを利用できます。
    レポート機能の概要についてはこちらをご確認ください。

    [レポート]→[OpManager]→[可用性と応答時間]配下

    • URL可用性
    • URL:応答時間ごと
    レポート一覧

    [レポート]→[OpManager]→[ステータスとパフォーマンス]配下

    • URL監視がある装置
    編集2

    装置固有のURL監視の通知

    装置固有のURL監視で発報されたアラートを外部へ通知する場合、通知プロファイル設定のうち、条件設定と通知対象の設定で、以下の設定を行う必要がございます。

    条件の選択

    それぞれのアラートに対して、[選択する条件]のとおり条件を選択します。

    アラートの種別 選択する条件
    タイムアウト値以内に応答がない時 [URLがダウンしたとき]と通知を行う重要度で[サービスダウン]を選択します。
    アラートクリア時にも通知を行う場合、[アラートのステータスがクリアになったとき]を選択します。
    応答時間がしきい値を違反した時 [URLがダウンしたとき]と[しきい値ルールに違反したとき]、通知を行う重要度で、しきい値を設定した重要度を選択します。
    アラートクリア時にも通知を行う場合、[アラートのステータスがクリアになったとき]を選択します。
    コンテンツマッチングに違反した時 [URLがダウンしたとき]と通知を行う重要度で[サービスダウン]を選択します。
    アラートクリア時にも通知を行う場合、[アラートのステータスがクリアになったとき]を選択します。
    通知条件1

    通知対象にする装置の選択

    通知対象を設定するページで、通知対象にするURLと関連付けた装置を[未選択の装置]から[選択済みの装置]に配置します。

    通知条件2