統合監視、統合監視ツールとは

統合監視とは、物理や仮想、クラウドの複数環境に点在する様々なベンダー(メーカー)のサーバーやネットワーク機器などのITインフラを1つのツールで監視することを意味します。そして、そのツールを「統合監視ツール」と呼びます。 クラウド化やテレワークなどの影響により、以下のようにサーバー・ネットワーク機器の状況が変化しつつある企業・組織も少なくないでしょう。

  • 社内システムの一部をクラウドに移行した
  • ネットワーク帯域増強のためにルーター・スイッチをリプレイスした
  • VPN導入のために新しいファイアウォールを導入した

こういった運用が繰り返されることで、ITインフラのマルチ環境化・マルチベンダー化が起こります。

マルチ環境

マルチベンダー

ITインフラの監視ツールは、サーバーやネットワーク機器などのベンダーが、それぞれ専用の監視ツールを提供しています。これらの専用ツールは無料で提供されていることも多いため、活用している企業も少なくありません。 しかし、ベンダー毎に監視ツールを使い分けることで、ツールの行き来が増えることによる監視工数の増加や、障害調査に時間がかかったりと不便な側面もあります。

そこで注目されているのが統合監視という考え方です。

統合監視ツールを検討すべきケース

統合監視ツールを検討されている方で「今、統合監視ツールを入れた方が良いか決断できない」と感じている方も多いでしょう。我々は、以下のようなケースで統合監視を検討すべきだと考えています。

  • 3つ以上のベンダー監視ツールを利用している
  • 2つ以上の有償監視ツールを利用している
  • 3種類以上のベンダーのサーバーやネットワーク機器を利用している
  • 監視担当者が1名
  • スムーズに障害対応ができない

上記に1つでも当てはまる企業・組織は、統合監視ツールを導入するメリットが大きくなります。 導入メリットについては、次でご紹介します。

統合監視ツール導入のメリット

既存ツールから統合監視ツールへ乗り換えるには、少なからず手間がかかります。そのため、統合監視ツールの導入メリットをしっかりと把握して、導入に進みたいと考えるのが普通でしょう。ここでは、統合監視ツール導入のメリットを紹介します。導入メリットは、大きく分けて2つあります。

運用が楽になる

複数の監視ツールを導入している場合、通常運用の際にもツール間を行き来しなければいけません。 またツール間で監視データの連携をしていない場合は、障害が発生した際の影響範囲の確認や、障害の原因調査にも時間と工数がかかります。
また資産管理においても、統合監視ツールでサーバー・ネットワーク機器などのITインフラを一括管理することで、年度末の棚卸の際などの工数削減を実現できます。

運用コストを削減

有償ツールを複数利用している場合は、統合監視ツールに移行することで、大幅に予算を削減できる場合もあります。例えば、使いたい機能が1つのツールにまとまっていないため複数のツールを使っている場合は、機能が豊富な統合監視ツールに乗り換えることでツールのコストを削減できます。 また、現在利用しているツールのライセンス体系が、監視する項目の数に応じて課金されるタイプで複数の値を監視している場合は、監視対象ノード数により課金されるライセンス体系のツールに乗り換えることで、より一層コスト削減が見込めます。

例えばManageEngineが提供するネットワーク統合監視ツールの場合、様々な監視機能を標準機能として提供しており、50ノードのサーバー・ネットワーク機器などのITインフラを統合監視する場合、サポート込みで年間23.4万円から利用できます。 監視ノード数に応じたライセンス体系のため、複数の値を監視しても料金は変わりません。

 

国内No.1のネットワーク統合監視ツール*

ManageEngineでは「OpManager」というネットワーク統合監視ツールを提供しています。 OpManagerは、物理サーバーやクラウドサーバー、ネットワーク機器などをマルチベンダーで管理・監視することができます。 Ping監視やSNMPやWMIなどのプロトコルを使ったパフォーマンス監視、可視化のためのマップ機能などもオプション無しにご利用いただけます。 低価格で誰でも使えるGUIが特徴で、特別な知識や経験がなくてもすぐにネットワーク統合監視を始めることができます。無料でも使えるので、是非お試しください。

*ミックITリポート2019年4月号「中規模・小規模向けサーバ・ネットワーク統合監視ソフトウェア市場動向」より

SNMPから取得したデータをわかりやすく可視化