PAM360モバイルアプリケーション - iOS
PAM360は、堅牢で安全なモバイルソリューションにより、強力な特権アクセス管理(PAM)機能をiOSデバイスに拡張します。iOSアプリケーションでは、モバイルデバイスを使用して組織内の特権アカウントとパスワードを効率的に管理および保護できることで、柔軟性および容易なアクセスが実現します。iOSアプリケーションを使用すると、特権リソースにシームレスにアクセスでき、外出先でも機密データの完全管理が可能です。このアプリケーションは、データ保護のためにAES-256暗号化を備えて、PAM360サーバーとアプリケーション間のすべての通信をSSL上のHTTPS経由で保護します。PAM360 iOSアプリケーションは、PAM360のデスクトップ版に期待されるものと同じ高レベルのセキュリティを保証します。
モバイルアプリケーションを使用すると、機密性の高いEnterpriseおよび個人のパスワードを管理しながら、リソース、アカウント、SSL証明書、およびSSHキーを簡単に表示できます。この堅牢な機能セットにより、iOSアプリケーションは、どこからでも組織の重要なリソースを確実に管理できるようにします。このドキュメントでは、アプリケーションの機能、セットアッププロセス、および操作機能を紹介するとともに、PAM360のモバイル機能を最大限に活用できるようにします。
メモ:
- PAM360モバイルアプリケーションには、ManageEngine PAM360 Webアプリケーションの有効なワーキングインスタンスが必要です。
- モバイルデバイスですべての機能にアクセスするには、サーバーと同じネットワークに接続する必要があります。サーバーと同じネットワークに接続できない場合は、オフラインモードでキャッシュされたパスワードを使用することもできます。
本ドキュメントでは、次のトピックについて説明します:
- iOSアプリケーションでのPAM360の機能
- ユーザーへのモバイルアプリケーションアクセス
- iOSアプリケーションをはじめる
- クライアント組織のMSPユーザーとしての選択
- Enterprise
- Requests
- Personal
- Settings
- Smart Login
1.iOSアプリケーションでのPAM360の機能
PAM360モバイルアプリケーションは、デスクトップから離れている場合でも、環境内の特権アカウントとリソースを効率的に管理するのに役立つ包括的な機能スイートを提供します。次の表では、各機能とその目的をピックアップして、外出先でPAM360を最大限に活用できるようにします。
機能 |
説明 |
|---|---|
|
パスワードを表示 |
あなたが所有または管理しているパスワードにアクセスして、すばやく参照できます。 |
|
パスワードアクセスを要求 |
あなたと共有されているリソースに対してパスワードアクセス要求を送信します。(アクセス制御ワークフローが設定されたリソースにのみ適用されます) |
|
アクセス要求を管理 |
モバイルデバイスから直接、パスワードアクセス要求を承認または却下します。 |
|
パスワードをチェックイン/チェックアウト |
パスワードを必要に応じてチェックインまたはチェックアウトします。 |
|
リソースグループを表示 |
あなたが所有、管理、または共有しているすべてのリソースグループを表示します。 |
|
SSHキーを表示 |
マネージドリソース用に保存されているSSHキーにアクセスします。 |
|
SSL証明書を表示 |
あなたが所有または管理しているSSL証明書を表示します。 |
|
個人パスワードの管理 |
連絡先、Webアカウントなどの重要な個人情報を外出先で保存および管理します。 |
|
高度な検索 |
特定のリソースまたはアカウントを検索 |
|
オフラインアクセス |
オフラインで中断しないでアクセスできるように、重要なパスワードをキャッシュします。 |
|
チケットシステム |
PAM360のチケットシステム連携からチケットID検証を取り込み、アクセス承認ワークフローを確保します。 |
2.ユーザーへのモバイルアプリケーションアクセス
PAM360モバイルアプリケーションは、セキュリティ強化のため、二要素認証(TFA)をサポートしています。これが有効になると、ユーザーは、2つ連続した段階を経て認証され、PAM360モバイルインターフェイスにアクセスする必要があります。第一段階の認証は、以下の方法で行います:PAM360のネイティブ認証、Active Directory/LDAP/Microsoft Entra ID認証情報、SAML SSO。第二段階の認証は、PAM360がサポートする二要素認証プロビジョンにより実行できます。PAM360でサポートされているさまざまなTFA規定を確認するには、このドキュメントを参照してください。管理者は、ユーザーにモバイルアプリケーションを許可または制限することを選択できます。モバイルアクセスを制限するには:
- [ユーザー]タブ → [その他の操作] → [設定] →
[Mobile Application Access]の順に移動します。
- モバイルアプリケーションアクセスウィンドウで、目的のユーザーの横にある[アクション]列のトグルスイッチを使って、そのユーザーのモバイルアクセスを設定します。
ユーザーにパスワードのキャッシュを許可するには、次の手順に従います:
- [管理]タブ → [カスタマイズ] →[一般設定] → [ユーザー管理]の順に進みます。
- [ユーザーがモバイルのオフライン アクセス用にパスワードをキャッシュすることを許可]オプションを有効にして、ユーザーがオフラインアクセス用にパスワードをキャッシュできるようにします。
- ユーザーのパスワードへのオフラインアクセスを制限するには、このオプションにチェックを入れないままにします。
3.iOSアプリケーションをはじめる
- サポートされているデバイス: すべてのiOSデバイス
- 適合性:iOS 13.0以上が必要です
- サイズ:約18.8MB
- サポートされている言語:英語、フランス語、ドイツ語、日本語、ポーランド語、中国語(簡体字)、スペイン語、中国語(繁体字)、トルコ語、ポルトガルポルトガル語、イタリア語、ロシア語、およびオランダ語。そのデバイスの言語設定がPAM360モバイルアプリケーションに適用されます。
外出先で特権アカウントに安全にアクセスして管理するには、初めにPAM360 iOSアプリケーションをセットアップする必要があります。PAM360モバイルアプリのインストールは、他のモバイルアプリケーションのインストールと同じくらい簡単にできます。次の手順に従ってアプリケーションをインストールします:
- お使いのモバイルデバイスでApp Storeアプリケーションを開きます。
- ManageEngine PAM360を検索して、公式アプリケーションを選択します。
- [Install]をタップして、アプリケーションをダウンロードしてインストールします。
- または、このリンクを経由して、PAM360モバイルアプリケーションをダウンロードできます。
インストールが完了したら、 ManageEngine PAM360アプリを起動し、開始するために以下の必要な詳細を入力します:
- PAM360サーバーが実行されているマシンのサーバー名またはIPアドレスおよびポート番号を入力します。サーバー名/IPアドレスをhttps://<ホスト名>またはhttps://<IPアドレス>の形式で入力します。
- [保存]をクリックして、環境内のPAM360インスタンスにアクセスします。
- お使いのPAM360 Serverが物理ネットワークにインストールされている場合、そのPAM360 Serverとモバイルアプリケーションが同じネットワークに接続されていることを確認します。
- お使いのPAM360サーバーがクラウドでホストされている場合、別のネットワークからでもモバイルアプリケーションを介してPAM360インターフェイスにアクセスできます。
メモ:
PAM360 MSPユーザーの場合、サーバー名/IPアドレスとポート番号を入力した後で、組織名の入力を求められます。指定されたフィールドにデバイス名を入力します。特定の組織の下で作成されたユーザーは、お使いのPAM360アカウントにアクセスするために、組織フィールドにそれぞれの組織名を入力する必要があります。不正または無効な組織名を入力すると、PAM360アカウントにアクセスできなくなります。
- PAM360ログインページで、アカウント認証情報を入力し、提供されたドロップダウンメニューから適切な認証方法を選択して、[Login]をクリックして、お使いのPAM360アカウントにログインします。PAM360 iOSアプリケーションは、PAM360 Webインターフェイスのログインと同様、すべての認証方法をサポートしています。
- お使いのアカウントにログインしたら、セキュリティを強化するためPassphraseをセットアップする必要があります。指定されたフィールドに、お好みの名前を入力してください。このパスフレーズは8文字以上であることが必要で、これはモバイル認証、およびオフライン表示用にキャッシュされたパスワードの暗号化と復号に使用されます。高度なAES-256暗号化アルゴリズムを使って、すべてのオフラインデータのセキュリティを確保します。
メモ:
- モバイルアプリケーションにログインするごとに、パスフレーズを入力する必要があります。正しいパスフレーズを入力できる試行回数は5回です。失敗した場合、PAM360 iOSアプリケーションからログアウトされ、オフラインアクセス用にキャッシュされたすべてのパスワードと、構成済みのアプリケーション環境設定が自動的に削除されます。
- オンラインモードの場合、許可された試行回数内に正しいパスフレーズを入力できない場合、ログアウトされます。モバイルアプリケーションにアクセスするには、再度ログインして新しいパスフレーズをセットアップする必要があります。
- オフラインモードでは、許可されたパスフレーズ試行回数5回を超えて間違うと、アプリケーションにアクセスできなくなります。アクセスを復元するには、オンラインモードでログインし、パスフレーズをリセットする必要があります。
- 新しいパスフレーズをセットアップすると、デバイスに保存されているすべてのオフラインパスワードキャッシュとカスタマイズ設定が削除されます。
- パスフレーズを覚えていない場合は、Forgot Passphraseオプションを使用してアカウントへのアクセスを回復できます。
- PAM360モバイルアプリケーションにログインするごとに、パスフレーズを設定する必要があります。
4.クライアント組織のMSPユーザーとしての選択
PAM360 MSPユーザーの場合は、PAM360 iOSアプリケーションでMSPとクライアント組織を切り替えることができます。このセクションでは、PAM360モバイルアプリケーションでクライアント組織を管理する手順について説明します。PAM360のiOSアプリケーションを使用すると、MSP管理者は単一の管理コンソールから、異なるクライアント組織の管理者パスワードを個別に管理することができます。アプリケーションはクライアント組織を個別のセクションに分類し、タップすることで特定の組織内の関連するパスワードをすべて表示できます。クライアント組織に切り替えるには:
- Enterpriseセクションの画面の左端上にある[Menu]アイコンをタップします。
- 組織名をタップしてOrganizationsページを開くと、あなたが管理している組織すべての一覧が表示されます。
- 目的の組織を選択すると、その組織内の関連するリソースをすべて表示および管理できます。
メモ:
これらの組織内のリソースは、あなたが追加した場合、または自分と共有されている場合にのみ表示できます。クライアント組織のユーザーは、それぞれの組織に属するリソースにのみアクセスできます。
5.Enterprise
PAM360 iOSアプリケーションにログインすると、下部にNavigation Menuがあるホーム画面が表示されます。Navigation Menuは、iOSアプリケーション内で利用可能なさまざまな機能に、すばやく簡単にアクセスできるように設計されています。デフォルトでは、iOSアプリケーションにログインすると、ホーム画面にEnterpriseセクションが表示されます。このセクションにあるメニューアイコンからは、各種Enterpriseフィルターや、あなたが所有または管理しているSSHキーとリソースグループにアクセスできます。以下に示すように、Enterpriseセクションは複数のサブセクションに整理されており、リソースへの簡単なアクセスと効率的な管理が可能です。画面の左端上にある[Menu]アイコンをタップするか、Enterpriseアイコンを長押して、次のオプションを表示することができます:
- All My Passwords - PAM360 iOSアプリケーションにログインしたときに表示されるデフォルトのホーム画面。このフィルターを選択すると、あなたが所有、管理、または共有しているすべてのリソースのリストが表示されます。
- Favorites - Favoritesビューには、アカウントビューでお気に入りとしてマークされたリソースのすべてとそれぞれのアカウントが一覧表示されます。
- Recents - 最近アクセスしたリソースのすべてとそれぞれのアカウントを表示するには、このフィルターを選択します。
- Windows RDP Passwords - あなたが所有、管理している、または自分と共有しているすべてのWindows RDPリソースとそのアカウントを一覧表示するには、このフィルターを選択します。
- SSH Passwords - SSH Passwordsビューには、あなたが所有、管理している、または共有しているSSHアカウントを持つリソースが一覧表示されます。
- SSH Keys - あなたが所有または管理しているSSHキーを一覧表示するには、このオプションをタップします。
- SSL Certificates - あなたの環境内で所有または管理しているSSL証明書をすべて表示するには、このオプションをタップします。
- Resource Groups - このオプションをタップすると、あなたが所有している、または共有しているすべてのリソースグループを表示できます。
これらすべてのセクションには、そのセクション内のアカウントを検索するための専用の[Search]アイコンがあります。アプリケーションがスクロールに応じてアカウントを動的に読み込みます。キーワードを使ってアカウントを検索する場合、アプリケーションは現在読み込まれているアカウント内のみを検索します。利用可能なアカウントをすべて検索するには、リストの末尾までスクロールして、すべてのアカウントが読み込まれていることを確認してください。また、PAM360のWebインターフェイスからEnterpriseセクションに追加されたカスタムフィールドはフィルターとして利用できるため、カスタムニーズに合わせて検索機能を調整できます。
オフラインアクセス用にEnterpriseパスワードをダウンロードすることもできます。これを行うには、ホーム画面の[Menu]アイコンをタップし、目的のカテゴリーの横にある[Download]アイコンをタップします。この操作により、そのカテゴリで利用可能なパスワードがすべてオフラインアクセス用にダウンロードされます。たとえば、Favoritesオプションの横にあるダウンロードアイコンをタップすると、お気に入りとしてマークされたすべてのユーザーアカウントとそれに対応するパスワードにオフラインでアクセスできるようになります
メモ:
[管理] →[カスタマイズ] → [一般設定] →[ユーザー管理]ページで、[ユーザーがモバイルのオフライン アクセス用にパスワードをキャッシュすることを許可]オプションが有効になっている場合にのみ、オフラインアクセス用にパスワードをキャッシュできます。
5.1 All My Passwords
All My Passwordsビューには、自分が所有、管理、または共有されているすべてのリソースのリストが表示されます。任意のリソースをタップすると、アカウントとそれに対応するパスワードが一覧表示できます。リソース名の横にある[info]アイコンをクリックすると、Resource Owner、DNS Name、Resource Type、Password Policyなどのリソース詳細を表示できます。目的のアカウントの横にある[Key]アイコンをタップすると、そのパスワードを表示またはコピーできます。
目的のアカウントの横にある[Star]アイコンをタップして、頻繁にアクセスするアカウントをお気に入りとしてマークします。パスワードをお気に入りとしてマークすると、特定のアカウントとそのパスワードを簡単に探すことができるため、リスト全体を毎回スクロールする必要がありません。これらのアカウントはFavoritesビューで利用できます。リストから目的のアカウントをタップすると、アカウント名、パスワード、リソース名のほか、メモや最終アクセス時刻などの追加情報を含む詳細を表示できます。Account DetailsページからアカウントのTOTPを設定することもできます。
ユーザーは、アクセス制御ワークフローが構成されたリソースに関連付けられているパスワードへのアクセスを要求することができます。パスワードを要求するには、目的のリソースを選択し、パスワードが必要なアカウントを選択してから、Account DetailsページのREQUEST オプションをタップします。パスワードを要求する理由の入力が求められます。Reasonポップアップウィンドウに、選択したアカウントへのアクセスを要求する理由を入力し、[Tick]アイコンをタップして要求を送信します。要求を提出したら、ステータスはWaiting for Approvalに変更されます。承認権限のある管理者が要求を承認すると、パスワードをチェックアウトできるようになります。パスワートにアクセスするには、Account Details 画面のCheck-Outオプションをタップします。
パスワードをチェックアウトすると、そのステータスはIn Useに変わり、Check-InタブとAccount Detailsセクションの両方で他のユーザーに表示されます。アクセスを放棄するには、[Check-In]ボタンをタップしてパスワードをPAM360 Vaultに戻します。パスワードへのアクセスが再度必要な場合は、要求と解除のワークフローを繰り返す必要があります。PAM360サーバーがチケットシステムと統合されている場合、パスワードアクセスを要求するときに、有効なチケットIDと要求の理由を入力する必要があります。PAM360は、パスワードへのアクセスを許可する前に、チケットIDをチケット管理システムで検証します。
前述の操作は、Favorites、Recents、Windows RDP Passwords、およびSSH Passwordsビューからの実行できます。
5.2 SSH Keys
あなたが所有または管理しているSSHキーを表示するには、Menuから[SSH Keys]を選択します。SSH Keysページでは、あなたが所有しているすべてのSSHキー、または共有しているSSHキーが一覧表示されます。目的のSSHキーをタップすると、Key Name、Key Type、Key Length、Fingerprint、Age、Created by、Passphraseなどの詳細を表示できます。Key DetailsページでEyeアイコンをタップすると、SSHパスフレーズを表示またはコピーできます。
5.3 SSL Certificates
あなたが所有または管理しているSSL証明書を表示するには、MenuからSSL Certificatesを選択します。SSL Certificatesページでは、あなたが所有しているすべての証明書、または共有している証明書の一覧が表示されます。目的の証明書をタップすると、Common Name/IP Address、Port、Valid From/To、SAN、Issuer、Signature Algorithm、Fingerprint、Serial Number、Key Algorithm、Key Size、および関連付けられたドメインなどの詳細を表示できます。
5.4 Resource Groups
PAM360 iOSアプリケーションを使って、あなたが所有しているすべてのリソースグループ、または共有しているリソースグループを表示できます。MenuからResource Groupsオプションを選択すると、あなたが所有または管理しているリソースグループにアクセスできます。リソースグループにサブグループがある場合、グループ名の横に[sub-group]アイコンが表示されます。[sub-group]アイコンをクリックすると、利用可能なサブグループを表示できます。該当するリソースグループ/サブグループをタップすると、その特定のグループ配下で利用可能なリソースが一覧表示できます。目的のリソースを選択して、そのリソース内で利用可能なアカウントのを一覧表示し、目的のアカウントをタップすると詳細を表示できます。オフラインアクセス用にリソースグループをダウンロードすることもできます。これを行うには、目的のリソースグループの横にあるダウンロードアイコンをタップします。この操作により、選択したリソースグループがそのメンバーリソースとパスワードを含めてオフラインアクセス用にダウンロードされます。
6.Requests
PAM360では、管理者がPAM360モバイルアプリケーションを使ってパスワードアクセス要求を管理できます。管理者は、Requestsセクションから、PENDINGおよび承認済みのパスワードアクセス要求を表示して対応できます。このセクションは 2つのセクションに分かれています:PENDINGおよびCHECK-INです。
- PENDING:PENDINGタブには、管理者の承認待ちのパスワードアクセス要求すべてが一覧表示されます。管理者は判断を下す前に、関連するリソースとアカウントの詳細、およびユーザーがパスワードにアクセスする理由として提供した内容を確認できます。パスワードアクセス要求を承認または拒否するには、それぞれ[Approve] または[Reject]オプションをタップします。
- CHECK-IN:CHECK-INタブには、承認済み要求がすべて表示されます。管理者は、現在使用中のパスワードをチェックインすれば、ユーザーのパスワードアクセスを取り消すことができます。また、承認済み要求のステータスを確認し、パスワードが現在チェックアウトされているか、まだ使用されていないかを識別できます。CHECK-INオプションをタップすると、パスワードアクセスを取り消し、パスワードをボールトに戻すことができます。
7.Personal
PAM360モバイルアプリケーションから、Personalタブ内に保存されている個人データにアクセスできます。モバイルアプリケーションで個人情報にアクセスする前に、初めにPAM360 WebインターフェイスでPersonalタブのパスフレーズを設定する必要があります。パスフレーズをセットアップすると、Web Accounts、Banking、Credit Cards、Contactsなどの個人情報を追加し、モバイルアプリケーションからアクセスできます。Personalセクションにアクセスし、パスフレーズを入力して、モバイルアプリケーションから個人用パスワードにアクセスします。Personalセクションに入ると、利用可能なアカウントがすべて一覧表示されます。画面左端上の[Menu]アイコンをタップして、利用可能なカテゴリーの一覧を表示します。PAM360 WebインターフェイスでPersonalタブ に追加されたカスタムカテゴリーは、デフォルトカテゴリーとあわせてここで利用できます。目的のカテゴリーを選択すると、そのカテゴリーに追加されたアカウントが一覧表示されます。
カテゴリーページでは、次のことができます:
- アカウント詳細を表示:必要なアカウントをタップして詳細を表示します。
- アカウントを編集:特定のアカウントをタップした後に表示されるAccount Detailsページで、[Edit]アイコンをタップし、選択したアカウントを変更します。
- アカウントを追加:各カテゴリページで、 (+)オプションをタップし、そのカテゴリーに新しいアカウントを追加します。PAM360 Webインターフェイスから追加されたカスタムフィールドは、アカウントの追加時に利用できます。
- お気に入り: Account Detailsビューでアカウント名の横にあるStarアイコンをタップして、選択したアカウントをお気に入りとしてマークします。パスワードをお気に入りとしてマークすると、お気に入りにマークされたパスワードが一覧の先頭に表示されるため、毎回一覧全体をスクロールする必要なく、特定のアカウントとそのパスワードを簡単に見つけることができます。
- 検索: カテゴリーページのSearchオプションを使用すると、一覧全体をスクロールすることなく、選択したカテゴリー内で目的のアカウントを簡単に見つけることができます。
メモ:
検索機能は、タグが付いたアカウントに対してのみ機能します。タグのないアカウントは検索結果に表示されません。
8.Settings
PAM360 iOSアプリケーションのSettingsメニューには、さまざまなカテゴリーに整理された包括的なオプションが用意されており、好みに応じてモバイルアプリケーションの使用体験をカスタマイズし、安全性を高めることができます。下部のNavigation MenuのSettingsオプションをタップして、PAM360モバイル(iOS)の設定にアクセスします。Settingsページで、ログインオプションの表示と管理、各種セキュリティおよびプライバシー設定のカスタマイズ、プライバシーポリシーの確認、一般的なアプリケーション設定の変更を行うことができます。
これらの設定は、以下に示すようにさまざまなカテゴリーに整理されています:
1.Login Details
- User - 現在ログインしているPAM360アカウントの名前です。
- Server - PAM360モバイルアプリケーションが接続されているサーバーアドレスです。
メモ:
お使いの環境で高可用性機能が有効になっている場合、セカンダリサーバーアドレスもLogin Detailsセクションに表示されます。
2.Security
- Stay active in the background for - アプリケーションがバックグラウンドでログイン状態を維持する期間を設定します。時間枠は1~8時間で選択できるため、アプリケーションを切り替えるたびにPAM360アプリケーションへログインし直すことなく、PAM360と他のアプリケーションをシームレスに切り替えることができます。また、[Never]を選択すると、アプリケーションがバックグラウンドに移行したときにすぐにログアウトされます。
- Skip Passphrase - ログアウトしないで一時的にアプリを終了した場合に、アプリケーションがパスフレーズの入力を求めない期間を設定します。30~120秒で期間を選択できます。または、[Never]を選択すると、アプリケーションにアクセスするごとに常にパスフレーズが要求されます。
- Clear Clipboard - PAM360のiOSアプリケーションでは、アプリケーション内でコピーしたデータをクリップボードに一時的に保存できます。パスワードをコピーするには、その横にある[Copy]オプションをタップします。Clear Clipboardオプションを使って、コピーしたコンテンツがクリップボードに残る時間を設定します。30~120秒の範囲で選択できます。また、[Never]をタップすると、クリップボードにコピーされたコンテンツを保存されません。
- Reset Passphrase - このオプションをタップし、パスフレーズをリセットしてモバイル認証します。パスフレーズをリセットすると、このデバイスからキャッシュ保存したデータがすべて消去されますので、注意してください。
3.Face ID
- Enterprise - このオプションを有効にすると、iOSアプリケーションにログインするごとに、ログイン認証情報とパスフレーズを使用する代わりに、Face IDを使用してEnterpriseパスワードにアクセスでき、Enterpriseリソースにすばやく安全にアクセスできます。
- Personal - このオプションを有効にすると、Personalタブ にアクセスするたびに個人用パスフレーズを入力する代わりに、Face IDを使用して個人用パスワードにアクセスできます。
4.Offline Access
- Enterprise - Enterpriseパスワードとリソースへのオフラインアクセスを許可します。このオプションを有効にすると、インターネット接続がない場合にアクセスできるように、Enterpriseパスワードをデバイスにダウンロードしてキャッシュできます。オフラインアクセス用にキャッシュされたパスワードのみが利用可能であることに注意してください。
- Personal -
個人用パスワードのオフラインアクセスを有効にします。この機能では、個人用パスワードをデバイスにキャッシュできるため、インターネット接続がなくてもアクセスできます。必要なときに利用できるように、オフラインになる前に必要なパスワードをダウンロードしておいてください。
メモ:
オフラインモードは、[管理] → [カスタマイズ] → [一般設定] → [ユーザー管理]ページで、ユーザーがモバイルのオフライン アクセス用にパスワードをキャッシュすることを許可オプションが有効になっている場合にのみ有効になります。
5.Themes - 利用可能なオプションの一覧から目的のスキンカラーを選択します。選択された色はインターフェイス全体に適用され、一貫性があり視覚的に魅力的なユーザーエクスペリエンスを実現します。このオプションを使用すると、PAM360 iOSアプリケーションの外観を好みに合わせてカスタマイズすることができます。
6.Analytics
- Send crash reports - このオプションを有効にすると、クラッシュレポートをManageEngineと共有できます。これらのレポートには、クラッシュ時のアプリケーションの状態に関する詳細なログが含まれているため、問題の特定と修正に役立つほか、今後のアップデートで安定性とパフォーマンスを向上させることができます。
- Send usage reports - - このオプションを有効にすると、使用状況データをManageEngineと共有できます。このデータは、さまざまな機能がどのくらいの頻度でどの程度利用されているかについての分析情報を提供し、ユーザー行動の理解、課題の特定、アプリケーション全体のパフォーマンスとユーザーエクスペリエンスの向上に役立ちます。
7.Clear Offline Data
- Clear Enterprise offline data - このオプションを使用して、キャッシュされたすべてのEnterpriseパスワードをデバイスから削除します。
- Clear Personal offline data - このオプションを使用して、キャッシュされたすべての個人用パスワードをデバイスからクリアします。これにより、お使いのVaultに関連するすべてのオフラインデータが削除されます。
8.About
- Feedback - PAM360モバイルアプリケーションの改善に役立てるため、ご意見やご提案を共有してください。
- Rate this app - このオプションをタップして、体験に基づいて評価してください。PAM360 iOSアプリケーションの使用体験にご満足いただけた場合は、[Thumbs Up]アイコンをタップしてApp Storeで評価してください。[Thumbs Down]アイコンをクリックすると、Feedbackフォームが表示されます。
- Take a tour - このオプションをタップすると、アプリケーションの機能について対話形式のウォークスルーを確認できます。このガイド付きツアーは、アプリケーションのさまざまなセクションや機能に慣れるのに役立ちます。
- Privacy Policy - データがどのように収集、使用、保護されるかを理解するために、プライバシーポリシーを確認してください。
9.Smart Login
PAM360のスマートログイン機能では、PAM360モバイルアプリケーションを使用してWebログインページに表示されるQRコードをスキャンすることで、PAM360 Webインターフェイスにシームレスにアクセスできます。この直接ログイン方法では、プロセスが整理され、パスワードの認証が少なくなり、Webログインに必要な手間が大幅に少なくなりますが、その間、堅牢なセキュリティ対策は維持されます。スマートログインオプションを使用してWebアプリケーションにログインするには、次の手順に従います:
- PAM360のWebインターフェースにアクセスし、ログインページのSmart Loginオプションをクリックします。
- PAM360 iOSアプリケーションの下部にあるNavigation Menuの[QR Code]アイコンをタップし、パスフレーズを入力してQRスキャナーにアクセスします。
- モバイルアプリケーションのQRスキャナーを使って、Webインターフェースに表示されているQRコードをスキャンします。
- 認証後、WebインターフェースでPAM360アカウントにログインします。
メモ:
モバイルアプリケーションで問題が発生した場合は、技術サポートチームにお問い合わせください。
















































