MariaDBからのデータのインポート
データをMariaDBローカルデータベースに保存している場合は、ManageEngine Databridgeを使用してデータをAnalytics Plusに簡単にインポートできます。高度なレポート作成や分析のためにデータベースにライブ接続することもできます。
- データのインポート: ローカルデータベースのデータがインポートされ、Analytics Plusに保存されます。定期的なスケジュールを設定することで、ローカルデータベースから最新のデータを自動的に取得できます。データはAnalytics Plusに保存されるため、レポートの読み込み時間が短縮されます。
- ライブ接続:このモードでは、データはAnalytics Plusにインポートおよび保存されません。代わりに、Analytics Plusはレポートとダッシュボードが起動されたときにデータベースからのライブ データを表示します。レポートの読み込み時間は、MariaDBの応答とパフォーマンスに直接依存します。ライブ接続により、リアルタイム更新の利便性が提供されます。
データのインポート
- ManageEngine Databridgeのインストール方法
- ManageEngine Databridgeを使用してMariaDBデータベースからAnalytics Plusにデータをインポートする方法
- データのインポート設定を編集する方法
- MariaDBデータのインポートにはどのくらいの時間がかかりますか?
- ローカルデータベース内のテーブル間で定義された外部キーは、Analytics Plusでもリンクされますか?
- Analytics Plusにインポートされた列のデータ型を変更することは可能ですか?
- データのインポートをスケジュールする方法
- インポートの失敗の通知方法
- ローカルデータベースからAnalytics Plusの既存のワークスペースにデータをインポートできますか?
- ローカルデータベースのデータを即座に同期できますか?
- 同期の失敗を解決する方法
- MariaDBデータソースを削除する方法
ライブ接続
- ManageEngine Databridgeを使用してMariaDBデータベースにライブ接続する方法
- ライブ接続設定を編集する方法
- データのインポートとライブ接続の違いは何ですか?
- Analytics Plusでデータを視覚化するための時間
- データベース内のテーブル間で定義された外部キーはAnalytics Plusでも定義されますか?
- Analytics Plusでテーブルやレポートにアクセスできないのはなぜですか?
- 不一致とは何ですか?
- 不一致はいつ発生し、どのように解決すればよいですか?
- ローカルデータベースから個々のテーブルのメタデータの変更を即座に反映する方法
- MariaDBデータベースに新しく追加されたテーブルにライブ接続することは可能ですか?
- Analytics Plusの列のデータ型を変更することは可能ですか?
- ライブ接続で設定されたワークスペースに他のデータソースからデータをインポートできますか?
- ライブ接続で設定されたワークスペースにクエリーテーブルを作成できますか?
- MariaDBでデータベースを削除したり名前を変更したりするとどうなりますか?
- ライブ接続設定を削除する方法
データのインポート
1.ManageEngine Databridgeのインストール方法
ManageEngine Databridgeの詳細については、「ManageEngine Databridge」を参照してください。
2.ManageEngine Databridgeを使用してMariaDBデータベースからAnalytics Plusにデータをインポートする方法
メモ:ローカルデータベースからデータをインポートするには、ManageEngine Databridgeをインストールする必要があります。
3.データのインポート設定を編集する方法
4.MariaDBデータがAnalytics Plusにインポートされるまでにどれくらいの時間がかかりますか?
ローカルデータベースからのデータインポートを設定した後、最初の取得が実行されるまでにしばらく待つ必要がある場合があります。アプリケーション内のデータの量によっては、レポートとダッシュボードにすべてのメトリックが表示されるまでに最大5分かかる場合があります。初期取得が完了する前にワークスペースにアクセスすると、データは表示されません。
5.ローカルデータベース内のテーブル間で定義された外部キーは、Analytics Plusでもリンクされますか?
複数のテーブルをインポートする場合、ローカルデータベース内のテーブル間で定義された外部キーは、ルックアップテーブルを使用してAnalytics Plusでリンクされます。ただし、一度に1つのテーブルをインポートする場合、外部キーは定義されません。このような場合は、ルックアップ列機能を使用して、Analytics Plusでテーブルを手動でリンクできます。ルックアップ列の詳細については、「Joining Tables - Defining Lookup」を参照してください。
6.Analytics Plusにインポートされた列のデータ型を変更することは可能ですか?
はい。Analytics Plusで列の種類を変更する方法の詳細については、「Working with Tables - Change the data type of a column」を参照してください。
メモ:Analytics Plusで列のデータ型を変更する場合は、データの同期を正常に行うために、ローカルデータベースの列のデータ型と互換性があることを確認してください。
7.データのインポートをスケジュールする方法
Analytics Plusの既存のテーブルのデータインポートをスケジュールする手順は、以下のとおりです。
- サイドパネルから [データソース] オプションを選択し、対象のMariaDBデータソースに移動します。
- [同期設定]ボタンをクリックします。
- [繰り返し間隔]ドロップダウンから対象のスケジュール間隔を選択します。
- 「N回の同期失敗ごとに通知する」セクションで、通知送信がトリガーされる連続インポート失敗回数を指定します。対応するチェックボックスを選択することで、アカウント管理者、すべてのワークスペース管理者、すべての組織管理者、およびすべてのAnalytics Plusユーザーに通知することを選択できます。
- [保存] をクリックします。MariaDBデータベースのデータは、指定された間隔でAnalytics Plusにインポートされます。
最初のインポート時にインポートをスケジュールすることもできます。詳細については、このプレゼンテーションを参照してください。
8.インポートの失敗の通知方法
データインポートのスケジュールを設定する際に、連続してインポートに失敗する場合に通知を受けるように選択できます。そのためには、
- サイドパネルから [データソース] オプションを選択し、対象のMariaDBデータソースに移動します。
- [同期設定]ボタンをクリックします。
- 「N回の同期失敗ごとに通知する」セクションで、通知送信がトリガーされる連続インポート失敗回数を指定します。対応するチェックボックスを選択することで、アカウント管理者、すべてのワークスペース管理者、すべての組織管理者、およびすべてのAnalytics Plusユーザーに通知することを選択できます。
初期データインポート中にインポート失敗の通知を設定することもできます。詳細については、このプレゼンテーションを参照してください。
9.ローカルデータベースからAnalytics Plusの既存のワークスペースにデータをインポートできますか?
はい。以下の手順に沿ってインポートします。
- 対象のワークスペースを開きます。サイドパネルから [作成] をクリックし、[新しいテーブル / データのインポート] オプションを選択します。
- [ローカルデータベース] タイルをクリックし、このプレゼンテーションで詳細に説明されている手順に従います。
10.ローカルデータベースのデータを即座に同期できますか?
はい。以下の手順に沿って操作します。
- 対象のワークスペースを開き、サイドパネルから [データソース] タブをクリックします。
- [今すぐ同期]リンクをクリックします。
11.同期の失敗を解決する方法
同期の失敗を解決するには、失敗の原因を理解する必要があります。そのためには、
- サイドパネルの [データソース] ボタンをクリックし、対象のデータソースに移動します。
- リストされたテーブルの上にマウスオーバーさせたときに表示される[最後のインポートの詳細を表示]アイコンをクリックします。これにより、「インポートの詳細」ページが開き、同期失敗の理由に関する詳細な情報が表示されます。
対象のテーブルを開き、[データのインポート] -> [最後のインポートの詳細] オプションを選択して、「インポートの詳細」ページを表示することもできます。
12.データソースを削除する方法
データソースを削除するには、
- サイドパネルの [データソース] ボタンをクリックし、対象のデータソースに移動します。
- データソースの名前の上にマウスオーバーさせたときに表示される設定アイコンをクリックし、[データソースの削除] を選択します。
メモ:データソースを削除しても、Analytics Plusから対応するテーブルとレポートは削除されませんが、以降の同期は実行できなくなります。
ライブ接続
1.ManageEngine Databridgeを使用してMariaDBデータベースにライブ接続する方法
メモ:ローカルデータベースにライブ接続するには、ManageEngine Databridgeをインストールする必要があります。
2.ライブ接続設定を編集する方法
3.データのインポートとライブ接続の違いは何ですか?
相違点を以下の表にまとめます。
| データのインポート | ライブ接続 |
| MariaDBデータベースからのデータはAnalytics Plusにインポートされ、保存されます。 | Analytics Plusでレポートを作成またはアクセスするたびに、適切なレポートクエリーを使用してMariaDBデータベースからのデータがライブで取得されます。 |
| 他のソースからのデータを同じワークスペースにインポートし、組み合わせてレポート作成や高度な分析を行うことができます。 | ライブ接続を使用して作成されたワークスペースには、他のソースからのデータをインポートできません。 |
| データソース内の列に対する追加や削除などの変更は自動的に同期されます。 | データソースからAnalytics Plusへの列の変更を反映するには、手動で同期を実行する必要があります。 |
| クエリーテーブルは作成できます。 | ライブ接続で設定されたワークスペースではクエリーテーブルを作成できません。 |
| データはAnalytics Plusにローカルに保存されるため、レポートの読み込み時間は短くなります。 | ソースデータベースのデータはAnalytics Plusにローカルに保存されないため、レポートの読み込みに追加の時間がかかる場合があります。この読み込み時間は、データベースのパフォーマンスと保存されているデータの量によって異なります。 |
4.Analytics Plusでデータを視覚化するための時間
ソースデータベースのデータはAnalytics Plusにインポートされないため、読み込み時間はMariaDBデータベースに保存されているデータの量とデータベースのパフォーマンスによって異なります。
5.データベース内のテーブル間で定義された外部キーはAnalytics Plusでも定義されますか?
MariaDBデータベースで外部キーを介してリンクされたテーブルに対して、ルックアップ関係が自動的に作成されます。ルックアップ列機能を使用して、Analytics Plus内のテーブルを手動でリンクすることもできます。ルックアップ列の詳細については、「Joining Tables - Defining Lookup」を参照してください。
6.Analytics Plusでテーブルやレポートにアクセスできないのはなぜですか?
Analytics Plusに存在するテーブルまたは列がデータベースから削除されている場合、Analytics Plusの対応するレポートにアクセスできなくなります。この問題を解決するには、対応するテーブルまたは列を再マップします。詳細については「8.不一致はいつ発生し、どのように解決すればよいですか?」を参照してください。
7.不一致とは何ですか?
データベース内のデータに直接マッピングされていない列またはテーブルに対してAnalytics Plusでレポートを作成した場合、不一致が発生します。これらの不一致は、サイドパネルの [データソース] ボタンをクリックするとアクセスできる「ローカルデータベース接続設定」ページにリストされます。詳細については、以下のQ&Aを参照してください。
8.不一致はいつ発生し、どのように解決すればよいですか?
9.ローカルデータベースから個々のテーブルのメタデータの変更を即座に反映する方法
いずれかのテーブルまたは関連するすべてのテーブルでメタデータが変更された場合、その変更をAnalytics Plusに即座に反映できます。メタデータの変更には、列の追加や削除などのテーブルの更新が含まれます。これを行うには、以下の手順に沿って操作します。
- 対象のワークスペースを開き、サイドパネルから [データソース] タブをクリックします。
対象のデータソースに移動し、対象のテーブル名の上にマウスオーバーさせたときに表示される同期オプションをクリックします。
- 選択したテーブルのメタデータの変更は、ローカルデータベースからAnalytics Plusテーブルに即座に反映されます。
また、[デザインの同期] ボタンをクリックすると、ローカルデータベースのすべてのテーブルのメタデータをまとめて更新することもできます。
10.MariaDBデータベースに新しく追加されたテーブルにライブ接続することは可能ですか?
はい。これを行うには、サイドパネルから [データソース] オプションをクリックしてこのページにアクセスします。新しいテーブルの追加についての詳細は、「2.ライブ接続設定の編集」を参照してください。
メモ:不一致がある場合は、新しいテーブルを追加できません。まず不一致を解決する必要があります。不一致の解決方法の詳細については、「8.不一致はいつ発生し、どのように解決すればよいですか?」を参照してください。
11.Analytics Plusの列のデータ型を変更することは可能ですか?
いいえ。データベースにライブ接続しているときに、Analytics Plusの列のデータ型を変更することはできません。
12.ライブ接続で設定されたワークスペースに他のデータソースからデータをインポートできますか?
いいえ。他のデータソースからのデータは、データインポートオプションを使用して作成されたワークスペースにのみインポートできます。
13.ライブ接続で設定されたワークスペースにクエリーテーブルを作成できますか?
データのインポートとは異なり、ライブ接続ではデータを取得してAnalytics Plusにローカルに保存することはありません。したがって、このようなシナリオではクエリーテーブルを作成することはできません。これを行うには、データインポートオプションを使用してデータをインポートする必要があります。
14.MariaDBでデータベースを削除したり名前を変更したりするとどうなりますか?
データベースの名前が変更されたり削除されたりすると、Analytics PlusはMariaDBへの接続を失い、次のエラーメッセージが表示されます。
このエラーメッセージは、接続の問題が発生した場合や、MariaDBの認証情報の有効期限が切れている場合にも表示されます。この問題を解決するには、表示される[接続の編集]ボタンをクリックし、対象の設定を変更します。ライブ接続設定の編集の詳細については、「2.ライブ接続設定の編集」を参照してください。
15.ライブ接続設定を削除する方法
ライブ接続設定を削除するには、対応するAnalytics Plusワークスペースを削除する必要があります。これを行うには、Analytics Plusホームページで対象のワークスペースに移動し、[その他のアクション] アイコンをクリックします。[ワークスペースの削除] オプションを選択し、表示されるポップアップで操作を確認します。