Microsoft BizTalk監視
Microsoft BizTalk――概要
Microsoft BizTalk Serverは、アプリケーション連携をサポートするWebベースの展開・実行環境です。BizTalkは大組織のアプリケーション連携、ビジネス プロセス自動化、組織間コミュニケーション、メッセージ ブローカー、ビジネス活動の監視を取り扱います。Applications ManagerのBizTalk監視機能を利用すれば、メッセージング エンジン、オーケストレーション エンジン、調整(スロットル)、アダプターのパフォーマンスなどコア コンポーネントとパフォーマンス カウンターを監視可能で、BizTalk環境ステータス全般を確かなものとできます。
Microsoft BizTalk――新規監視を追加するには
サポートするMicrosoft BizTalk Serverのバージョン:BizTalk 2013以下、BizTalk 2016
監視するリソースをMicrosoft BizTalk Serverに追加するにあたっては、ユーザー権限とその他の必要条件を確認ください。
Microsoft BizTalk監視を作成するには
- 新規の監視のリンクをクリックします。
- Microsoft BizTalkを選択してください。
- 監視の表示名を入力してください。
- BizTalk Serverを実行しているホストのホスト名を入力してください。
- 資格情報は自身での入力も、認証情報マネージャーに用意した設定の選択も可能です。自社の資格情報を入力する場合は、リソースのユーザー名とパスワードを指定してください。
- PowerShellの有効化をチェックすると、PowerShellでのデータ収集が有効となります。PowerShell有効時は、関連アーティファクトのアプリケーション名とその他情報が表示されます。PowerShellリモート処理を有効にする方法は、こちらの解説ページも参照いただけます。入力項目は次のとおりです。
- データベース サーバー名:管理データベースを別サーバーに保存している場合は、そのデータベース サーバーの名前を入力してください(任意項目)。
- データベース名:管理データベース名を指定してください。
- ポール間隔をセットします。
- Enterprise EditionのAdminサーバーから新規監視を追加するには、Managedサーバーを選択します。
- BizTalk Serverと関連付ける監視グループを、コンボボックスで選択ください。監視は複数グループに関連付け可能です。
- 監視の追加をクリックすると、ネットワークからBizTalk Serverを検出し、監視を始めます。
AddMonitor APIでMicrosoft BizTalk監視を追加する
構文
リクエスト パラメーター
APIリクエストにかかわるパラメーターを下に記します。共通リクエスト パラメーターのリストも参照ください。
| フィールド | 説明 |
|---|---|
| type | 追加する監視のカテゴリ タイプです。値はBizTalkServerにしてください。 |
| host | BizTalkインストール先のホストの名前を指定します。 |
| Version |
BizTalkアプリケーションのバージョンを指します。
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| UserName | BizTalk Serverホストのユーザー名を指します。 |
| Password | BizTalk Serverホストのパスワードを指します。 |
| PowerShell |
PowerShell有効か否かを示します。値は、次の通りです。
|
| DBServer | 設定データベースの保存先サーバーの名前を指定してください(PowerShell有効の場合のみ必要)。 |
| DBName | 設定データベースの名前を指定します(PowerShell有効の場合のみ必要)。 |
| CredSSP | PowerShellでCredSSP認証を使うか示します。必要時はyesにしてください。 |
リクエスト サンプル
監視対象のパラメーター
監視タブをクリックし、監視カテゴリ ビューへ移動してください。ミドルウェア/ポータル テーブルでMicrosoft BizTalkをクリックすると、Microsoft BizTalk一括設定ビューが3つのタブに分類・表示されます。
- 可用性タブでは、過去24時間か30日の可用性履歴がわかります。
- パフォーマンス タブでは、過去24時間か30日のステータスとイベントがわかります。
- リスト ビューでは、一括管理設定が可能です。
監視名をクリックすると、全サーバーの詳細が、次のタブに表示されます。
パフォーマンス概要
| パラメーター |
説明 |
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|---|---|---|---|---|---|
| オーケストレーション エンジン パフォーマンス カウンター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| 利用済み物理メモリ | マシンでの物理メモリ利用率を指します(%)。 | ||||
| DBトランザクション/秒 | データベース トランザクションの平均実行ペースを指します(数/秒)。 | ||||
| オーケストレーション退避[dehydrated](数/秒) | 秒ごとのオーケストレーション退避の平均件数を指します(dehydration)。退避とは、SQL Serverデータベースへのオーケストレーションのステータスをシリアル化するプロセスです。オーケストレーション エンジンはステータスの保存やメモリの開放によってインスタンスの退避を行います。 | ||||
| オーケストレーション復元[rehydrated](数/秒) | 秒ごとの復元の平均件数を指します(rehydration)。復元とは、データベースからの最新実行オーケストレーションを、シリアル化解除するプロセスです。オーケストレーション エンジンは、メッセージ受信や、遅延図形で指定したタイムアウトの超過発生時に、オーケストレーション インスタンスの復元を行います。 | ||||
| アイドル オーケストレーション |
現在、ホストのインスタンスにあるアイドル オーケストレーションのインスタンス数を指します。この数値は、進行中のオーケストレーションのうち待避不能なものを指しています。すなわち、受信やリスニングの待機をブロックされていたり、アトミック トランザクションで遅れが発生していたりするオーケストレーションなどが含まれます。 |
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| メッセージ ボックスDB接続失敗 |
ホストのインスタンス起動以来発生した、データベース接続失敗の数を指しています。 |
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| オーケストレーション中断 |
ホストのインスタンス起動以来の、オーケストレーショニン インスタンスの中断レートを指します。 |
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| 保留メッセージ | 受信者からの確認応答がない受信メッセージのレートを指します。 | .||||
| オーケストレーション廃棄 | ホストのインスタンス起動以来の、メモリからのオーケストレーション インスタンスの廃棄レートを表します。オーケストレーションの廃棄は、エンジンがステータスを維持できないときに発生することがあります。 | ||||
| オーケストレーション作成 | ホストのインスタンス起動以来の、オーケストレーション インスタンスの作成レートを指します。 | ||||
| 実行中のオーケストレーション | 実行中のオーケストレーションのインスタンスの数を表します。 | ||||
| ホスト調整パフォーマンス カウンター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| アクティブ インスタンス数 | メモリにあるアクティブなサービス インスタンスの数です。 | ||||
| データベース セッション | 同時利用されているメッセージ ボックス データベース接続の数を示します。 | ||||
| データベース サイズ | プロセスが発行したデータベース キュー内のメッセージの数を示します。 | ||||
| プロセス メモリ利用率 | プロセス メモリ消費率です(MB)。プロセスのワーキングセットと、ページファイルの処理に割り当てられた総スペースの最大値を指します。 | ||||
| 総配信済みメッセージ | 送信メッセージのうち、オーケストレーション エンジンやエンド ポイント マネージャー(EPM)に配信済みのものをカウントします。 | ||||
| 総発行済みメッセージ | 発行済みメッセージの数です。 | ||||
| メッセージ配信遅延(ミリ秒) | メッセージ配信バッチごとに現在かかる、遅延時間を表します(ミリ秒)。 | ||||
| メッセージ発行遅延(ミリ秒) | メッセージ発行バッチごとに現在かかる、遅延時間を表します(ミリ秒)。 | ||||
| メッセージ配信調整ステータス |
システムがメッセージ配信のスロットルを実行しているか、示します(XLANGメッセージ処理や送信トランスポートに影響します)。
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| メッセージ発行調整ステータス |
システムがメッセージ発行のスロットルを実行しているか、示します(XLANGメッセージ処理や受信トランスポートに影響します)。
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| スレッド数上昇 |
数がしきい値を超えていないかを示します。
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| ホスト インスタンス | |||||
| ホスト名 | ホストのインスタンスの名前です。 | ||||
| ホスト タイプ |
このメトリックはBizTalkホストのインスタンスが、どの実行モードで稼働しているかを示します。
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| サービス ステータス | ホスト インスタンスの現在のサービス ステータスは、次のいずれかになります。
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| ステータス | ホストのインスタンスのステータスを指します(enabled、disabled)。 | ||||
| 受信ロケーション | |||||
| 名前 | 受信ロケーションの名前です。 | ||||
| インバウンド トランスポートURL | メッセージ受信のプライマリ ロケーションです。受信コンテンツのマップ先となります。 | ||||
| ホスト名 | 受信ロケーションが利用する、受信ハンドラーの名前を表します。 | ||||
| アダプター名 | 受信ロケーションが利用する、アダプターの名前を表します。 | ||||
| 受信ポート名 | 受信ロケーションが利用する、ポートの名前を表します。 | ||||
| 送信ポート | |||||
| 名前 | 送信ポートの名前です。 | ||||
| 双方向(Is Two-Way) | 送信ポートが要求・応答の双方向ポートとして設定されているか、確認できます。 | ||||
| 動的(Is Dynamic) | 送信ポートが動的か静的か、確認できます。 | ||||
| アプリケーション | 送信ポートを利用するアプリケーションを指します。 | ||||
| ステータス | 送信ポートのステータスを指します。 | ||||
| 受信ポート | |||||
| 名前 | 受信ポートの名前です。 | ||||
| 双方向(Is Two-Way) | 受信ポートが要求・応答ポートとして設定されているか、確認できます。 | ||||
| プライマリ受信ロケーション | メッセージ コンテンツを受信する、プライマリ ロケーションを指します。 | ||||
| アプリケーション | 受信ポートを利用するアプリケーションを指します。 | ||||
メッセージング
| パラメーター | 説明 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| メッセージ ボックス | |||||
| スプール サイズ | 特定サーバーの特定メッセージ ボックスにおけるスプールのサイズを指します。 | ||||
| 追跡データサイズ |
特定サーバーの特定メッセージ ボックスにおける、追跡データ テーブルのサイズを示します。 |
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| 総インスタンス | ホストにあるインスタンスの総数です。 | ||||
| メッセージ ボックス ホスト キュー(ホスト インスタンスごと) | |||||
| 中断メッセージ長(Suspended Message Length) | ホストで中断中のホストの総数です。 | ||||
| ホスト キュー長 | ホスト キューにあるメッセージの総数です。 | ||||
| メッセージング パフォーマンス カウンター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| 受信保留バッチ(Pending Receive Batches) | メッセージング エンジンが受信し、処理を完了していないバッチの数です。アダプターが非同期に処理したバッチも含みます。 | ||||
| 送信保留メッセージ(Pending Transmitted Messages) | メッセージング エンジンから送信アダプターに渡され、処理を完了していないメッセージの数です。アダプターへの応答メッセージも含みます。 | ||||
| 調整済み受信バッチ(Throttled Receive Batches) | 負荷上昇のためメッセージング エンジンが受信時にブロックしたバッチの数です。処理すべき新規メッセージも含みます。 | ||||
| メッセージング遅延(ホスト インスタンスごと) | |||||
| インバウンド遅延 | メッセージング エンジンがアダプターから文書を受信してから、メッセージ ボックスへと発行するまでの平均遅延を表します(秒)。 | ||||
| アウトバウンド遅延 | メッセージング エンジンがメッセージ ボックスから文書を受信してから、アダプターが送信を行うまでの時間を指します。 | ||||
オーケストレーション
| パラメーター | 説明 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 名前 | オーケストレーションの名前です。 | ||||
| ホスト名 | オーケストレーションを実行している、BizTalkホストのインスタンス名を指します。 | ||||
| アプリケーション | オーケストレーションに関連付いたアプリケーションの名前です。 | ||||
| ステータス |
このメトリックは、特定オーケストレーションのステータスを示します。ステータスは次のものがあります。
|
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ファイル アダプター
| パラメーター | 説明 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| ファイル受信アダプター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| ファイル:受信バイト/秒 | ファイル アダプターのデータ受信速度を表します(バイト/秒)。このカウンターは、ファイル アダプターがファイル システムから読み込みを完了しているメッセージだけに適用されます。 | ||||
| ファイル:メッセージ受信/秒 | ファイル アダプターのメッセージ受信速度を示します(数/秒)。このカウンターは、ファイル アダプターがファイル システムから読み込みを完了しているメッセージだけに適用されます。 | ||||
| ファイル送信アダプター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| ファイル:送信バイト/秒 | ファイル アダプターのデータ送信速度を表します(バイト/秒)。このカウンターは、ファイル システムへの書き込みが完了しているメッセージにのみ適用されます。 | ||||
| ファイル:メッセージ送信/秒 | ファイル アダプターのメッセージ送信速度を示します(数/秒)。このカウンターは、ファイル システムへの書き込みが完了しているメッセージにのみ適用されます。 | ||||
| FTP受信アダプター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| FTP:受信バイト/秒 | FTPアダプターのデータ受信速度を指します(バイト/秒)。このカウンターは、FTPアダプターがFTPサーバーから読み込みを完了しているメッセージにのみ適用されます。 | ||||
| FTP:メッセージ受信/秒 | FTPアダプターのメッセージ受信速度を示します(数/秒)。このカウンターは、FTPアダプターがFTPサーバーから読み込みを完了しているメッセージにのみ適用されます。 | ||||
| FTP送信アダプター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| FTP:送信バイト/秒 | FTPアダプターのデータ送信速度を指します(バイト/秒)。このカウンターは、宛先FTPサーバーへの書き込みが書き込みが完了したメッセージにのみ適用されます。 | ||||
| FTP:メッセージ送信/秒 | FTPアダプターのメッセージ送信速度を示します(数/秒)。このカウンターは、宛先FTPサーバーへの書き込みが書き込みが完了したメッセージにのみ適用されます。 | ||||
| SFTP送信アダプター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| SFTP送信バイト/秒 | SFTPアダプターのデータ送信速度を指します(バイト/秒)。 | ||||
| SFTP送信メッセージ/秒 | SFTPアダプターのメッセージ送信速度を表します(数/秒)。 | ||||
| SFTP受信アダプター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| SFTP受信バイト/秒 | SFTPアダプターのデータ受信速度を指します(バイト/秒)。 | ||||
| SFTP受信メッセージ/秒 | SFTPアダプターのメッセージ受信速度を表します(数/秒)。 | ||||
電子メール アダプター
| パラメーター | 説明 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| POP3アダプター パフォーマンス カウンター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| アクティブ セッション | POP3アダプターが同時に管理している、オープンなPOP3接続の数です。 | ||||
| POP3:受信バイト秒 | POP3アダプターが、メール サーバーからデータをダウンロードする速度を指します(バイト/秒)。 | ||||
| POP3:メッセージ受信/秒 | POP3アダプターのメール メッセージ ダウンロード速度を指します(数/秒)。 | ||||
| SMTPアダプター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| SMTP:メッセージ送信/秒 | SMTPアダプターのメッセージ送信速度を示します(数/秒)。このカウンターは、SMTPへの転送が完了しているメッセージにのみ適用されます。 | ||||
Webアダプター
| パラメーター | 説明 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| HTTP受信アダプター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| HTTP:メッセージ受信/秒 | HTTPアダプターのリクエスト受信速度を表します(数/秒)。このカウンターは、HTTPアダプターが、HTTPクライアントから読み込みを完了しているリクエスト メッセージにのみ適用されます。 | ||||
| HTTP受信アダプター:メモリ キュー サイズ | HTTPアダプターの内部メモリ キューにある、受信メッセージの数を指します。 | ||||
| HTTP送信アダプター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| HTTP:メッセージ送信/秒 | HTTPアダプターのリクエスト送信速度を表します(数/秒)。このカウンターは、宛先URLに到達したリクエスト メッセージだけが適用対象です。 | ||||
| HTTP送信アダプター:メモリ キュー サイズ | HTTPアダプターの内部メモリ キューにある、送信メッセージの数を指します。 | ||||
| SOAP送信アダプター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| SOAP:メッセージ送信/秒 | SOAPアダプターのメッセージ送信速度を表します(数/秒)。 | ||||
| SOAP受信アダプター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| SOAP:メッセージ受信/秒 | SOAPアダプターのメッセージ受信速度を表します(数/秒)。 | ||||
Microsoftアダプター
| パラメーター | 説明 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| MSMQ受信アダプター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| MSMQ:受信バイト/秒 | MSMQアダプターのデータ受信速度を指します(バイト/秒)。このカウンターは、送信元キューからMSMQアダプターに完全に読み込まれたメッセージにのみ、適用されます。 | ||||
| MSMQ:メッセージ受信/秒 | MSMQアダプターのメッセージ受信速度を示します(数/秒)。このカウンターは、送信元キューからMSMQアダプターに完全に読み込まれたメッセージにのみ、適用されます。 | ||||
| MSMQ送信アダプター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| MSMQ:送信バイト/秒 | MSMQアダプターのデータ送信速度を指します(バイト/秒)。このカウンターは、宛先キューに到達したメッセージだけが適用対象です。 | ||||
| MSMQ:メッセージ送信/秒 | MSMQアダプターのメッセージ送信速度を示します(数/秒)。このカウンターは、宛先キューに到達したメッセージだけが適用対象です。 | ||||
| SQL送信アダプター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| SQLメッセージ送信 | SQLアダプターで送信したメッセージの総数です。 | ||||
| SQLメッセージ送信/秒 | SQLアダプターのメッセージ送信速度を示します(数/秒)。このカウンターは、宛先キューに到達したメッセージだけが適用対象です。 | ||||
| SQL受信アダプター(ホスト インスタンスごと) | |||||
| SQLメッセージ受信 | SQLアダプターで受信したメッセージの総数です。 | ||||
| SQLメッセージ受信/秒 | SQLアダプターのメッセージ受信速度を示します(数/秒)。このカウンターは、SQLアダプターが送信元キューからの読み込みを完了したメッセージにのみ適用されます。 | ||||
| Windows SharePoint Serviceアダプターのパフォーマンス カウンター | |||||
| メッセージ受信失敗率(%)[Percentage Receive Message Failures] | 受信エラーによりBizTalk Serverが処理できなかった、SharePoint Serviceファイルの比率を指します(%)。 | ||||
| メッセージ送信失敗率(%)[Percentage Send Message Failures] | BizTalk ServerからSharePoint Serviceへのメッセージ送信失敗率を示します(%)。 | ||||
送信ポート、受信ポート、オーケストレーション などアーティファクト向けのアプリケーション名は、PowerShell有効の場合のみ表示できます。PowerShellの有効化について詳細情報は、こちらをクリックください。
SFTPアダプターのメトリックは、BizTalk 2016でのみサポートしています。
BizTalk Serverで資格情報の委任を有効にする
BizTalk管理データベースがApplications Managerとは別サーバーで稼働している場合、データ収集には、BizTalk Serverの資格情報を委任する必要があります(委任はデフォルトでは無効となっています)。次の方法で有効にしてください。
- Win+Rなどでファイル名を指定して実行を開きます。
- gpedit.mscを実行してください。
- ポリシーを、コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > システム > 資格情報の委任 > 新しい資格情報の委任を許可すると開きます。
- 右クリックして、編集を選択します。
- 有効を選択します。
- 適用してOKをクリックしてください。
コマンド実行は、Applications Managerのサーバーでも、BizTalk Serverのサーバーでも必要です。
ここまでの準備ができたら、Applications ManagerのサーバーからPowerShellで次のコマンドを実行してください。
New-PSSession -ComputerName 'chluzsap2031.root.local' -Credential Get-Credential -Authentication 'CredSSP'