IBM WebSphere MQ監視アイコン:アドオン

IBM WebSphere MQ監視を作成する

  1. 新規の監視のリンクをクリックします。
  2. キュー マネージャー名前を入力してください。
  3. IBM WebSphere MQを実行しているホストのホスト名を指定してください。
  4. リスニング ポートを入力してください。
  5. CCSIDを指定してください(コード化文字セット識別子:Coded Character Set IDentifier)。
  6. サーバー接続チャネルを入力してください。
  7. SSLが有効のチェック ボックス:サーバー接続側でSSL認証が有効であれば、こちらを選択するとともに、SSL暗号仕様を指定してください。SSLの利用には、次の手順に従ってください。
    • キュー マネージャーの証明書を、Applications Managerのキーストアに、次のコマンドでインポートします。
      <AppManager_Home>\working\bin\MQCert.bat import <Queue Manager Certificate> <Queue Manager Name>
    • 次のコマンドで、クライアント証明書を作成できます。作成先は、<AppManager_Home>/mqseries/sslディレクトリです。このクライアント証明書を、キュー マネージャーのキー データベースに追加して双方向SSLハンドシェイクを成立させるには、<AppManager_Home>\working\bin\MQCert.bat exportを実行し、作成した証明書をlt;AppManager_Home>/mqseries/sslで見つけ、キュー マネージャーに追加してください。
  8. 認証が有効のチェック ボックスユーザー名パスワードなど、監視固有の認証の情報を指定してください。
  9. システム オブジェクトのフィルターのチェック ボックスシステム オブジェクトを監視に追加します。このオプションではシステム キューの包含/除外を設定でき、チャネルや非アクティブ チャネルを表示対象に追加するか否かの指定で、監視詳細ページから不要なデータを減らすことができます。INCLUDE_QUEUES、EXCLUDE_QUEUES、INCLUDE_CHANNELS、EXCLUDE_CHANNELS、INCLUDE_INACTIVE_CHANNELSをそれぞれ、trueかfalseにできます。
    • INCLUDE_QUEUES:SYSTEM.DEAD.*、*.ADMIN.COMMAND.QUEUE
    • EXCLUDE_CHANNELS:SYSTEM.AUTO.SVRCONN
    • INCLUDE_INACTIVE_CHANNELS:true/falseメモ:このエントリがフィルターで利用できない場合、デフォルトのfalseになっているものと考えてください。)
    • <Broker Home>\classesディレクトリにあるConfigManagerProxy.jar
    • <Broker Home>\jre\libディレクトリにあるibmjsseprovider2.jar
  10. メッセージ ブローカーのディスカバリを選択して、ブローカーを選択します。バージョン10.x以上では、ブローカー ポートも指定できます。ブローカー認証が有効であれば、ブローカーのユーザー名パスワードを入力してください
  11. ポーリング間隔をセットします。
  12. 認証情報のテストをクリックします。
  13. Enterprise EditionのAdminサーバーから新規監視を追加するには、Managedサーバーを選択します。
  14. IBM WebSphere MQ監視を関連付ける監視グループを、コンボボックスで選択ください(任意項目)。監視は複数グループに関連付け可能です。
  15. 監視の追加をクリックしてください。これにより、IBM WebSphere MQをネットワークから検出して、監視が始まります。

IBM WebSphere MQの監視に必要な項目は、要件の解説ページを参照ください。jarファイルをそれぞれの場所に適宜、追加する必要があります。
メッセージ ブローカーのディスカバリをチェックして、ディスカバリに必要な、次のjarファイルが必要です。jarファイル2つを<ProductHome>\working\jre\lib\extディレクトリにコピーします。

監視対象のパラメーター

IBM WebSphere MQサーバーは、リスナー統計やチャネル監視、サーバーにデプロイされたWebアプリケーションやEJBなどの属性にもとづき監視します。キュー マネージャーの動作状況も、イベント ログで監視可能です。IBM WebSphere MQサーバーの監視情報は図表で提示し、パラメーターが容易に理解可能です。監視する属性に、これら属性にもとづいてしきい値を設定することもできます。

可用性タブでは、過去24時間か30日の可用性履歴がわかります。パフォーマンス タブでは、過去24時間か30日のステータスとイベントがわかります。リスト ビューでは、一括管理設定が可能です。リストにあるそれぞれの監視をクリックすると、次の情報が提示されます。

WebSphere MQサーバーで監視対象となる属性は、Applications Managerでは次のタブに分類されています。

監視情報

パラメーター 説明
名前 監視の表示名です。
ステータス ステータスを表します。
最新ポーリング時刻 前回のポーリングが始まった時刻を表します。
次回ポーリング時刻 次回ポーリングのスケジュール時刻を表します。
可用性 現在のサーバー ステータスが、利用可能か不能かを示します。

パフォーマンス概要

パラメーター 説明
名前 監視の表示名です。
ステータス ステータスを表します。
コマンド サーバー ステータス コマンド サーバーのステータスを示します。ターゲット キュー マネージャーで、コマンド サーバーが稼働しているか、確認可能です。
チャネル イニシエーター ステータス チャネル イニシエーターのステータスを示します。ターゲット キュー マネージャーで、チャネル イニシエーターが稼働しているか、確認可能です。
アクティブ接続 キュー マネージャーへの現在の接続数を指します。
図表で示すイベント数 下記のカテゴリで発生したイベントを、最新データ収集の分、表示します。
  • キュー マネージャー
  • チャネル
  • パフォーマンス
  • 設定
  • コマンド
  • ロガー

キュー

パラメーター 説明
キュー名 キューの名前です。
現在の深度 現在のキュー深度を示します。
キュー占有率(%)[% of Queue Occupied] 最大キュー深度に対する、占有済みのキュー頻度の割合です(%)。
オープン入力数 オープンな入力の数を表します(識別子:MQIA_OPEN_INPUT_COUNT)。
オープン出力数 オープンな出力の数を表します(識別子:MQIA_OPEN_OUTPUT_COUNT)。
ステータス 上記属性にもとづき、キューのステータスを示します。
キュー利用率グラフ 最大キュー深度に対するキュー深度比率を、図表でしまします(%)。
キュー空き比率[% of Queue Free] 最大キュー深度に対する空きキュー深度の割合を示します(%)。
未コミット メッセージ(Uncommitted Message) キューで保留中の追加・取得メッセージがあるかを示します。
  • YES:保留中でコミットされていない変更が存在します。
  • NO:保留中でコミットされていない変更はありません。
最古のメッセージの生存期間 キューにある最古のメッセージの生存期間を示します(秒)。
遅延 メッセージがキューに運ばれ、破壊的に読み込まれる間隔を示します(%)。
トリガー制御 キューへのトリガーがオンになっているかを示します。
  • オン:キューでトリガーが有効です。
  • オフ:キューでトリガーが無効になっています。

チャネル

パラメーター 説明
チャネル名 チャネルの名前です。
ステータス チャネル実行中のステータスです。
送信バイト 送信バイトの数を指します。
受信バイト 受信バイトの数を指します。
送信バッファー 送信バッファーの数を指します。
受信バッファー 受信バッファーの数を指します。
可用性 ステータス属性を基準にチャネルの可用性を示します。チャネルのステータスが実行中(RUNNING)であれば、利用可能と見なします。それ以外のステータスは、利用不能にカウントします。
ステータス 上記属性でチャネルの正常性を判定したものです。
圧縮時間 メッセージごとに圧縮と解凍に費やした時間を表します(ミリ秒)。
圧縮率 達成した圧縮率です(%)。

リスナー

パラメーター 説明
リスナー名 リスナーの名前を示します。
ステータス リスナーの現在のステータスです。ステータスには、次のものがあります。
  • 開始中(Initializing)
  • 実行中(Running)
  • 停止中(Stopping)
セッション数 リスナーが利用できるセッション数を表します。Windowsでのみ有効です。
バックログ リスナーがサポートする同時接続リクエストの数です。
ステータス 上記属性すべてにもとづき、リスナーのステータスを示します。

サービス

パラメーター 説明
名前 サービスの名前です。
モード サービス開始時のモードを示します。
  • 手動:サービスを、自動で開始・停止しません。ユーザー コマンドで制御します。
  • キュー マネージャー:キュー マネージャーの開始・停止にあわせて、サービスも開始・停止します。
  • キュー マネージャー開始:キュー マネージャーの開始と同時にサービスを開始します。ただし、キュー マネージャー停止時に、サービスを停止しません。
タイプ サービスのタイプです。
  • サーバー:同時に実行できるのは、サービスのインスタンス1つのみです。
  • コマンド:サービスの複数インスタンスを開始できます。
起動時刻 サービスが開始した時刻を示します。サービス タイプがサーバーのときのみ利用できます。
変更時刻(Alterration) サービス設定の最新変更時刻を示します。
ステータス サービスのステータスです。
  • 開始中(Starting)
  • 実行中(Running)
  • 停止中(Stopped)
サービス タイプがサーバーのときのみ利用できます。

イベント ログ

WebSphere MQイベントでは、キュー マネージャーで発生した、エラー、警告、その他の事象の情報を提供します。これらイベントの分析により、キュー マネージャーの稼働状況を監視可能です。イベント発生時、キュー マネージャーはイベント メッセージを適宜イベント キューに入れます。イベント メッセージにはイベント情報が記載されています。

検索オプション

「イベント ログ」タブでは、複数オプションを用いたイベント検索を、オンデマンドで実行できます。イベント検索結果のPDFエクスポートも可能です。

  • イベント カテゴリ
  • 開始日
  • 終了日
  • イベント タイプ
  • イベント メッセージにあるキーワード
メモ
  • キュー マネージャーを再起動すると、イベント キューにあるメッセージは、すべてクリアされます。
  • イベント トキューが最大深度に達すると、それ以上はキューへのイベント格納ができなくなります。イベント メッセージの損失を避けるには、「キュー占有率(%)」にしきい値を設定してください。
  • デフォルトではすべてのイベントが有効です。イベントの有効・無効の切り替えは、MQ監視の詳細ページから、イベント ログのタブで実行ください。イベントは、MQSCコマンドでも有効にできます。
  • イベントは必要なもののみを有効にしてください。わずかですが、キュー マネージャーのパフォーマンスに影響します。イベントのコントロール法は、IBM Knowledge Centerを参照ください。
  • 現在、Applications Managerはカテゴリごとのイベント数を表示できます。イベントの監視はできません。

イベントと対応するキュー

イベント キュー
キュー マネージャー イベント(SYSTEM.ADMIN.QMGR.EVENT) ローカル、リモート、禁止、権限、開始、停止があります(Local、Remote、Inhibit、Authority、Start、Stop)。
チャネル イベント(SYSTEM.ADMIN.CHANNEL.EVENT) Information Management Systemブリッジ、チャネル、SSLがあります(IMS Bridge、Channel、SSL)。
パフォーマンス イベント(SYSTEM.ADMIN.PERFM.EVENT) パフォーマンス
構成イベント(SYSTEM.ADMIN.CONFIG.EVENT) 設定
コマンド イベント(SYSTEM.ADMIN.COMMAND.EVENT) コマンド
ロガーイベント(SYSTEM.ADMIN.LOGGER.EVENT) ロガー

イベント カテゴリ

イベント キュー
起動・停止イベント
イベント名 識別子 理由コード
キュー マネージャー アクティブ MQRC_Q_MGR_ACTIVE 2222
キュー マネージャー非アクティブ MQRC_Q_MGR_NOT_ACTIVE 2223
パフォーマンス イベント
イベント名 識別子 理由コード
キュー深度上限 MQRC_Q_DEPTH_HIGH 2224
キュー深度下限 MQRC_Q_DEPTH_LOW 2225
キュー フル MQRC_Q_FULL 2053
キュー サービス間隔上限 MQRC_Q_SERVICE_INTERVAL_HIGH 2226
キュー サービス間隔 OK MQRC_Q_SERVICE_INTERVAL_OK 2227
設定イベント
イベント名 識別子 理由コード
オブジェクト変更 MQRC_CONFIG_CHANGE_OBJECT 2368
オブジェクト作成 MQRC_CONFIG_CREATE_OBJECT 2367
オブジェクト削除 MQRC_CONFIG_DELETE_OBJECT 2369
オブジェクト リフレッシュ MQRC_CONFIG_REFRESH_OBJECT 2370
チャネル自動定義イベント DISABLED
チャネル イベント
イベント名 識別子 理由コード
チャネル アクティブ MQRC_CHANNEL_ACTIVATED 2295
チャネル自動定義エラー MQRC_CHANNEL_AUTO_DEF_ERROR 2234
チャネル自動定義OK MQRC_CHANNEL_AUTO_DEF_OK 2233
チャネル ブロック MQRC_CHANNEL_BLOCKED 2577
チャネル変換エラー MQRC_CHANNEL_CONV_ERROR 2284
チャネル非アクティブ MQRC_CHANNEL_NOT_ACTIVATED 2296
チャネル利用不能 MQRC_CHANNEL_NOT_AVAILABLE 2537
チャネル開始済み MQRC_CHANNEL_STARTED 2282
チャネル停止中 MQRC_CHANNEL_STOPPED 2283
ユーザーによるチャネル停止 MQRC_CHANNEL_STOPPED_BY_USER 2279
コマンド イベント
イベント名 識別子 理由コード
MQSCコマンド実行 MQRC_COMMAND_MQSC 2412
PCFコマンド実行 MQRC_COMMAND_PCF 2413
SSLイベント
イベント名 識別子 理由コード
チャネルSSLエラー MQRC_CHANNEL_SSL_ERROR 2371
チャネルSSL警告 MQRC_CHANNEL_SSL_WARNING 2552
リモート イベント
イベント名 識別子 理由コード
デフォルト送信キュータイプ エラー MQRC_DEF_XMIT_Q_TYPE_ERROR 2198
デフォルト送信キュー利用率エラー MQRC_DEF_XMIT_Q_USAGE_ERROR 2199
キュータイプ エラー MQRC_Q_TYPE_ERROR 2057
リモート キューNameエラー MQRC_REMOTE_Q_NAME_ERROR 2184
送信キュータイプ エラー MQRC_XMIT_Q_TYPE_ERROR 2091
送信キュー利用率エラー MQRC_XMIT_Q_USAGE_ERROR 2092
未知のデフォルト転送キュー MQRC_UNKNOWN_DEF_XMIT_Q 2197
未知のリモート キュー マネージャー MQRC_UNKNOWN_REMOTE_Q_MGR 2087
未知の転送キュー MQRC_UNKNOWN_XMIT_Q 2196
権限イベント
イベント名 識別子 理由コード
認可なしタイプ MQRC_NOT_AUTHORIZED 2035
禁止イベント
イベント名 識別子 理由コード
GET禁止 MQRC_GET_INHIBITED 2016
PUT禁止 MQRC_PUT_INHIBITED 2051
ロガー イベント
イベント名 識別子 理由コード
ロガー ステータス MQRC_LOGGER_STATUS 2411
ローカル イベント
イベント名 識別子 理由コード
エイリアス ベース キュータイプ エラー MQRC_ALIAS_BASE_Q_TYPE_ERROR 2001
未知のエイリアス ベース キュー MQRC_UNKOWN_ALIAS_BASE_Q 2082
未知のオブジェクト名 MQRC_UNKNOWN_OBJECT_NAME 2085
ブリッジ イベント
イベント名 識別子 理由コード
ブリッジ開始 MQRC_BRIDGE_STARTED 2125
ブリッジ停止 MQRC_BRIDGE_STOPPED 2126

設定

パラメーター 説明
名前 監視の表示名です。
キュー マネージャー キュー マネージャーの名前です。
コマンド キュー コマンド入力キューの名前です。
デッドレター キュー デッドレター キューの名前です。
転送キュー 転送キューの名前です。
最大メッセージ長 キュー マネージャーが処理できる最長メッセージ数を指します(length)。
最大ハンドル数 ~を示します。1タスクでの最多オープン ハンドル数
最大非コミット メッセージ ワークの1単位に存在できる、最多非コミット メッセージ数を示します。
最大トリガー間隔 トリガー メッセージの数の制限に使う間隔を指定します(ミリ秒)。
プラットフォーム キュー マネージャーを実行中のOSです。
バージョン キュー マネージャーのバージョン番号です。