チャット
管理者は、Endpoint Centralのチャット機能を使用して、ネットワーク内やリモートの場所にいてサインインしているユーザーと通信できます。チャットセッションのチャット履歴を保持できます。次のセクションでは、チャット機能の詳細について説明します。
前提条件
Endpoint Centralのチャットは、ポート8443/8444をデフォルトポートとして使用します。チャットセッションに接続する前に、次の前提条件を満たしていることを確認してください。
- Endpoint Centralサーバーでポート番号8443/8444が開いていること。
- Endpoint Centralからのポップアップを許可するようにブラウザーが設定されている。Webブラウザーによってポップアップがブロックされると、チャットセッションが正常に開始されても、チャットウィンドウは表示されません。
チャット機能のセットアップ
チャットセッションを開始する前であっても、チャット履歴の設定ができます。チャット履歴の設定を行うには、以下の手順に従います。
[ツール] > [チャット]をクリックします。
[履歴]を選択し、[履歴の設定]をクリックします。
チャットの履歴を保持する日数を入力します。過去30日間を選択した場合、過去30日間のチャット履歴のみが保存され、それ以前のチャット履歴ファイルは削除されます(音声通話/ビデオ通話のログのみが保持されます)。
[保存]をクリックします。
テキストメッセージ
チャットセッションを開始するには、以下の手順に従います。
[ツール] > [チャット]をクリックします。
ユーザーの名前を選択し、[アクション]の下の[ユーザー名]で、吹き出しアイコンをクリックします。
チャットセッション接続リクエストが正常に開始されます。詳細については、上記目次のトラブルシューティングのヒントを参照してください。
[ユーザー名]には、現在コンピューターにサインインしているすべてのユーザーが表示されます。このリストは90分ごとに更新されます。ユーザーが複数のコンピューターにサインインしている場合は、ユーザー名に両方のコンピューターが表示され、いずれかを選択してチャットセッションを開始できます。
音声/ビデオ通話
通話/ビデオ通話を開始して、エンドユーザーにライブアシスタンスを提供できます。技術者とエンドユーザー間の通信を確立する方法として、次の2つの方法があります。(Enterprise Edition以上のエディションに限る)
- 直接通信
- Endpoint Centralサーバー経由の通信
たとえば、同じリモートの場所内で技術者とユーザー間で通話/ビデオ通話が確立されていて、Endpoint Centralサーバーが異なるサイトに配置されているとします。この場合、最初の接続はEndpoint Centralサーバーを使用して確立されますが、その後の通信はサーバーの介入なしでシームレスに確立されるため、帯域幅使用量も最適化されます。技術者とユーザー間の直接接続が失敗した場合、すべてのデータ転送はEndpoint Centralサーバー経由でルーティングされます。
Endpoint Centralサーバーなどの中間コンポーネントを介した通信では、次のことを確認する必要があります。
- エフェメラルポート範囲(49152-65535)がファイアウォールでブロックされていない。
- NAT設定を使用してEndpoint Centralサーバーの経路を変更した場合は、エフェメラルポート範囲もNAT設定に従って設定されている。
チャットセッションを開始するには、以下の手順に従います。
- [ツール]>[チャット]をクリックします。
- 音声通話を開始するには、ユーザーの名前を選択し、[アクション]の下のその[ユーザー名]で、をクリックします。
- ビデオ通話を開始するには、ユーザーの名前を選択し、[アクション]の下のその[ユーザー名]で、をクリックします。
- チャットセッション接続リクエストが正常に開始されます。