WiFi の構成
管理対象 Windows デバイスに対して、Endpoint Central を使用してWiFi プロファイルを一括構成できます。WiFi 構成の新規作成、編集、削除の操作に対応しています。 また、既存の WiFi プロファイルをすべて削除し、新規に追加したプロファイルのみを適用することも可能です。 WiFi プロファイルを配布するには、適用するすべての管理対象 Windows コンピューターにおいて、WiFi アダプターが有効化されていることを確認してください。なお、新しい WiFi プロファイルを作成する場合、 WiFiアダプターを有効化できます。
複数のプロファイル操作を一つの構成で配布できます。プロファイルの作成、編集、削除を一つの構成に含めて配布すると、指定されたシーケンスごとに適用されます。すべてのプロファイルを最初に削除し、その次に新規プロファイルを作成するよう構成した場合、はじめに既存の WiFi プロファイルがすべて削除され、その次にプロファイルが追加されます。
WiFi プロファイルの新規作成
管理対象コンピューターに対し、複数のプロファイルをまとめて追加することが可能です。以下の手順に沿って実行することで、WiFiプロファイルの構成を作成できます。 WiFiプロファイルの作成には次の2通りの方法があります。
新しいプロファイルの作成:
以下の項目を設定します。
- プロファイル名 : WiFi設定の名前を入力します。
- セキュリティーの種類 : No Authentication（暗号化なし、オープン） / WEP / WEPA2 Personal / WPA Personal / WPA2 Enterprise / WPA Enterprise / 802.1x
- 暗号化の種類 : 暗号化の種類を AES / TKIP より選択してください。
- セキュリティーの種類において、802.1x は WPA や WEPA2 Personal よりも安全であると考えられます。
- 子の接続を自動的に開始する: 自動的に接続する WiFi を指定できます。
- ネットワークがブロードキャストを行なっていない場合でも接続する場合は、オプションにチェックを入れます。
- 同名のプロファイルが存在する場合、内容を上書きする場合は、オプションにチェックを入れます。
インポート
インポートを選択すると、既存のWiFiプロファイルをインポートして管理対象コンピューターに配布できます。 WiFi プロファイルをEndpoint Central サーバーにアップロードする必要があります。Endpoint Central は現在、xml 形式のみ対応しています。
WiFi プロファイルの編集
既存の WiFi プロファイルを選択して、新しいプロファイルを作成することで、プロファイルを編集できます。既存のプロファイルと同一の名前で新良いプロファイルを作成すれば、プロファイルが上書きされます。なお、変更はプロファイルの変更構成が適用された対象でのみ実行されます。管理対象デバイスにおいて、ネットワークアダプターが無効化されている場合、WiFiプロファイルを編集できません。
WiFi プロファイルの削除
管理対象コンピューターにおいて、既存の WiFi プロファイルを削除できます。すべてのプロファイルの削除を適用すると、構成を配布したコンピューターから既存の WiFiプロファイルがすべて削除されます。プロファイル名を指定することで、特定のプロファイルのみを削除することもできます。削除後、必要に応じて新しいプロファイルを追加します。