ユーザー定義テンプレート
概要
Endpoint Centralは、ユーザー定義テンプレートを提供していて、これを使用して企業やビジネスの要件を満たすように設定をカスタマイズ、作成、配布できます。これらのテンプレートは、ServiceDesk Plusにも公開できます。
手順
ユーザー定義テンプレートを作成するには、以下の手順に従います。
- [構成]->[テンプレート]に移動します。
- テンプレートのタイプで[ユーザー定義]を選択します。
- [テンプレートの作成]オプションをクリックして、目的のOSプラットフォーム、設定タイプ、カテゴリーを指定します。
- テンプレートの作成に必要な詳細をすべて入力し、[保存]をクリックします。
- これで、ユーザー定義テンプレートが正常に作成されました。これを使用して、即座に設定を作成して展開できます。
Note-すでに展開されている構成からユーザー定義テンプレートを作成することもできます。設定からテンプレートを作成するには以下の手順です。
- [構成]タブに移動します。
- [すべての設定]ビューで、目的の設定を選択します。
- [アクション]ボタンから[テンプレートとして保存]を選択します。
- テンプレートとして保存した設定にターゲットは含まれません。
ユーザー定義の構成テンプレートをServiceDesk Plusに公開する
この機能は、Endpoint Central(100139以降)とServiceDesk Plus(9325以降)を連携したお客さまのみ、サポートされています。
ユーザー定義テンプレートをEndpoint CentralからServiceDesk Plusに公開する手順は以下の通りです。
- [管理]タブから[ServiceDesk Plus設定]に移動し、連携された機能を変更します。
- [ユーザー定義設定テンプレートの公開]を有効にし、テンプレートを手動で公開するか、自動的に公開するかを選択します。
Note -[自動]を選択した場合は、テンプレートがEndpoint Centralに追加されるたびに、直ちにServiceDesk Plusに公開されます。[手動]を選択した場合は、目的のテンプレートを選択して、ServiceDesk Plusに公開できます。これは、[構成] > [テンプレート] > [ユーザー定義テンプレート] > [ServiceDesk Plusに公開]から実行できます。
ServiceDesk Plusのリクエストから、公開済みユーザー定義の構成テンプレートを配布する
- ServiceDesk Plusコンソールに移動します。
- [管理] > [連携] > [Endpoint Central]を選択します。
- [Endpoint Centralのアクション]で、[テンプレートを使用してリクエストを解決]オプションを選択します。
- 有効にするEndpoint Centralのユーザー定義テンプレートの[テンプレートの関連付け]を選択します。
- リクエストの[アクションメニュー]をクリックし、[テンプレートを使用してリクエストを解決]を選択して、ユーザー定義の設定テンプレートを展開します。
(例)
以下の例は、IT管理者が特定の管理タスクを定期的に実行する場合、ユーザー定義テンプレートを使用することで、タスクを大幅に自動化できることを示します。
状況
IT管理者は、企業内のすべてのユーザーがそれぞれのフロアにあるプリンターにアクセスできるようにする必要があります。
解決策
- 必要なすべての詳細を含む「IPプリンターの設定」を作成し、テンプレートとして保存します。
- テンプレートが正常に作成されます。将来、ネットワークで新しいマシンが検出された場合は、新たに検出されたマシンのみに対してこのテンプレートを配布するだけで済みます。これにより、新しい構成を作成する必要がなくなり、時間と労力を節約できます。