ストレージ設定

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各データの詳細や出力パターン、各機能で用いられるデータはこちらのナレッジを確認いただけます。

 

NetFlow Analyzerで保持する各データを設定できます。

設定 説明
ローデータ ローデータの保持設定や期間、自動削除等を設定できます。デフォルト設定は[OFF(ローデータを保持しない)]です。
履歴(平均化)データ 履歴データの保持期間を設定できます。デフォルト設定は[無期限]です。
トラフィック(1分間バイナリ)データ トラフィックデータの保持期間を設定できます。
AS AutonomousSystemデータ収集を有効/無効化できます。デフォルト設定は[無効]です。
スケジュールレポート 生成するスケジュールレポートの保持有無やその期間を設定できます。
NBAR/CBQoSデータ設定 収集されたNBAR/CBQoSデータを保存する期間を設定できます。

 

ローデータ

ローデータは、ルーターやスイッチから受信したフローデータをほぼそのまま、1分間テーブル上に保存した粒度の細かい詳細なデータです。
アプリケーション、送信元、宛先、会話(通信)データなどNetFlow Analyzerで表示できるデータのほぼ全てをローデータから出力することが可能です。
各データの詳細や出力パターン、各機能で用いられるデータはこちらのナレッジを確認いただけます。

  • ローデータのストレージ情報 :
    その瞬間のフローレートやストレージ状況に対して一時的なローデータの保持キャパシティ等を表示します。
    ストレージ管理において、こちらの値を指標とされないよう、お願いいたします。
  • ローデータ : ON/OFFで保持を有効/無効化できます。
  • ローデータ保持期間 : 1時間/2時間/6時間/1日/3日/1週間
    高性能レポートエンジンオプションを介して保持期間を最大6か月間に設定できます
    ※高性能レポートエンジンオプションを用いたローデータ保持期間 : 1時間/2時間/6時間/1日/3日/1週間/2週間/1か月/2か月/3か月/4か月/5か月/6か月
    高性能レポートエンジンオプションを導入されていない、かつフローレートの瞬間最高値が10,000を超過する場合、ローデータは保持しないでください
  • ローデータが有効/無効な装置 : ローデータの保持を有効化したい監視対象装置を選択できます。
  • 空きディスク容量が設定値以下でアラートメールを送付 : 実行しない/5%~50%
  • 空きディスク容量が設定値以下で古いローデータを削除 : 実行しない/5%~50%
  • 最新2時間のレポートに履歴(集約)データを使用 : ON/OFFで有効/無効化できます。

 

履歴(平均化)データ保存設定

受信したフローデータは時間経過とともに平均化され、以下5段階のテーブルごとに保持されます。それらデータが履歴(平均化)データです。
またレポートは、出力期間に対応したテーブルを参照します。平均化は、時間経過とともに順次1分間隔データから大きな時間間隔データへ移行されます。
テーブル : 10分/1時間/6時間/24時間/1週間
各データの詳細や出力パターン、各機能で用いられるデータはこちらのナレッジを確認いただけます。

  • 保持するトップレコード数 : 保持レコード数を10/25/50/100/200/300から選択できます。
  • データの保持 : 保持期間を無期限/1か月/2か月/3か月/6か月/9か月/1年/2年から選択できます。

※フローレート100,000の環境でも履歴データの半永久的な保持が約350GBのHDD消費で可能な為、「保持レコード数 : 300 / 保持期間 : 無期限」の設定がお勧めです。

 

トラフィック(1分間バイナリ)データ

  • データの保持 : 保持期間を1か月/3か月/6か月/1年から選択できます。
    ※必要な容量が1インターフェース/月で約2MBと軽いため、[1年]の設定がお勧めです。

各データの詳細や出力パターン、各機能で用いられるデータはこちらのナレッジを確認いただけます。

 

ASデータ設定

有効化することでAS情報の収集を開始します。
※有効化後、データの収集を開始します
デフォルトでは、このオプションは無効に設定されています。

    ASデータの収集 :
  • OFF
  • フローベースAS
    ※機器側でAS情報がフローデータに包まれる場合、本設定で包含値を直接表示します
  • IPベースAS
    ※フローデータのIPアドレスとIANAデータベースを紐づけAS情報を表示します
    ※一般的には本設定がおすすめ

 

スケジュールレポート

  • 古いスケジュールレポートを保持 : チェックで有効化
  • 日次スケジュールレポートの保存上限 : 7日間/30日間/60日間/90日間
  • 週次スケジュールレポートの保存上限 : 4週間/26週間/52週間/104週間
  • 月次スケジュールレポートの保存上限 : 12か月/36か月/60か月