フリーのネットワークトラフィック可視化ツールとは

そもそもネットワークトラフィック可視化ツールとは、どのようなものでしょうか。一般的に、ネットワークを流れるトラフィックの詳細情報をわかりやすく表示するツールのことを指しています。どこまで可視化できるかはツールにより異なりますが、ツールで簡単に『可視化』できることは、ネットワークの状況を迅速に把握する上で重要です。たとえば社内のトラフィック総量を可視化することで、誰でも簡単にネットワーク輻輳の発生の有無や時間帯によるトラフィックの傾向を把握することができます。

ツール上でのネットワークトラフィック『可視化』のイメージ

ツール上でのネットワークトラフィック『可視化』のイメージ

フリーのネットワークトラフィック可視化ツールとは、そのような可視化機能が永年無料で使えるツールを指します。期間限定で一部機能のみ無料で使えるツール(有償ツールのフリー版)を含める場合もあります。

 

フリーのネットワークトラフィック可視化ツールの選定基準

フリーのネットワークトラフィック可視化ツールを選定する上で外せない大事なポイントを3つほど解説します。

どれくらいの規模に対応しているか

フリーのネットワーク可視化ツールでは、対応している規模に制限があることが多いです。また、規模のカウント方法は、可視化対象のトラフィックが通過するネットワーク機器のデバイス数やインターフェース数など、ツールによって異なります。小規模のネットワークに対してツールを運用したい場合は問題ないかもしれませんが、事前にフリーのツールで対応可能な規模かどうかを確認しましょう。

サポートが充実していなくても問題ないか

フリーのネットワーク可視化ツールでは、日本語サポートが充実していない、または別途有料であることが多いです。ツールの運用の経験が豊富である、不明点は自力で解決できる自信がある、という方はサポートがなくても問題ないかもしれません。ただし、ネットワーク障害やサイバー攻撃などのトラブル発生時など緊急を要するときに不明点が生じた場合なども考慮すると、基本的にサポートをつけるべきだと考えられます。

どこまで可視化を実現できるのか

ひと口にトラフィックの『可視化』といっても、何をどのくらい可視化するかなど、さまざまな種類があります。たとえば、日頃の運用において、ネットワーク機器の稼働状況やトラフィックの総量を把握できればいい場合もあります。一方、ネットワーク障害やサイバー攻撃などの調査を行う場合、トラフィックの可視化だけではなく、アプリケーション情報やIPアドレス情報といったトラフィックの内訳まで把握する必要があります。フリーのトラフィック可視化ツールでは可視化できるレベルに制限があることもありますが、どのような状況で活用したいかを想定して、そのレベルに見合った可視化ツールを選定しましょう。

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