Enterprise Edition

概要

Network Configuration Managerでは以下の2つのEdition(エディション)を提供しています。

  • Professional Edition(単体構成)
  • Enterprise Edition(分散構成)

通常のProfessional Editionとは異なり、Enterprise Editionは大規模環境に適した分散構成を実現いたします。
例えば「5,001台以上のネットワーク装置のコンフィグを管理したい」や「各拠点の装置コンフィグを管理する複数のプローブサーバーについて、セントラルサーバーで統合的に管理したい」等のご要望について、Enteprise Editionが適切な場合がございます。

Enterprise Editionの概要については、こちらのページをご参照ください。
評価版のご利用や契約のご相談については、お気軽に営業窓口(購入を検討中のお客様)までお問い合わせください。

 

利用開始手順

  1. インストーラーを取得します。
  2. インストール手順を実施します。
  3. スタートアップガイドを参照のうえ、運用を開始します。
Professional EditionからEnterprise Editionへの移行はできません。
Professional Editionを既にご利用中の場合、恐れ入りますが、Enterprise Editionの新規構築が必要です。
 

機能の仕様

Enterprise Edition特有の機能仕様をご案内します。
※以下はEnterprise Editionの仕様を網羅した内容ではありません。ご希望の運用については、事前のご評価および検証をお願いいたします。

  • セントラルの詳細」設定は、プローブサーバーからのみ表示と操作が可能です。
  • プローブ詳細」設定は、セントラルサーバーからのみ表示と操作が可能です。
  • 除外条件の設定」「CLIコンフィグレット」「RESTコンフィグレット」「装置テンプレート」「ラベル管理」は、セントラルサーバーと全てのプローブサーバーに共通して反映されます。
    • セントラルサーバー上の更新情報は、全てのプローブサーバーへプッシュされます。
    • プローブサーバー上の更新情報は、一度セントラルサーバーへプッシュされ、その後セントラルサーバーから他のプローブサーバーへプッシュされます。
    • 上記の処理には数分を要する場合があります。
    • その他の設定情報は、セントラルサーバーと各プローブサーバーで個別に設定が可能です。
  • 脆弱性DBの同期」「高度なCVE検索」は、セントラルサーバーで[すべてのプローブ]を選択時のみ表示と操作が可能です。
  • ターミナル機能」は、プローブサーバーからのみ表示と操作が可能です。
  • プローブサーバーで管理中の装置情報やコンフィグ(世代データ)などは、プローブサーバー環境のデータベース内に「大本のデータ」として保管されます。
    これらのデータはセントラルサーバーのデータベース内にもコピー(プローブサーバーからプッシュ)されます。
    プローブサーバー側の更新に基づき、セントラルサーバー内のコピーデータも更新されます。