データベース設定とグラフ表示設定

データベース設定

概要

OpManagerは、収集したデータをデータベースに保存し、指定した期間に応じてデータの丸め込み処理やアーカイブを実行します。
[設定]→[一般設定]→[データベース設定]では、保存件数や日数を指定できます。

データベース設定1

詳細

各項目の詳細は以下の通りです。
変更を加える場合、各項目の値を変更し、[保存]をクリックします。

項目 説明
保存可能なアラート数 アラートを保持する最大の数を指定します。
設定の推奨値は10000以下、上限値は20000です。
設定の変更を反映する場合、[保存]をクリック後、OpManagerを再起動します。
イベントの保存日数 イベントを保存する日数を指定します。
設定の推奨値は7日、上限値は999日です。
詳細統計データ保存日数 詳細統計データは、監視値の生データです。
設定の推奨値は7日、上限値は15日です。
生データ(詳細統計データ)を長期保存する場合は、レポート機能を活用し定期的にExcelファイルで出力していただき、それを別途保存していただくなどの運用が必要です。
時間統計データ保存日数 時間統計データ保存日数は、詳細統計データを1時間単位で平均化したデータです。
設定の推奨値は15日、上限値は90日です。
日統計データ保存日数 日統計データは、時間統計データを1日単位で平均化したデータです。
設定の推奨値は365日、上限値は3650日です。

グラフ表示設定

概要

データベース設定ページ右上の[グラフ表示]から、パフォーマンスデータのグラフ表示で使用できる各統計データの表示期間を指定できます。
"終了"の値に、グラフの表示にその統計データを使用する期間の最大値を入力します。
"開始"の値は、各統計データの終了日に合わせて自動で設定されます。

"終了"の値は、データベース設定の各統計データの保存日数以下である必要があります。
グラフ表示設定

詳細

各項目の詳細は以下の通りです。
変更を加える場合、各項目の値を変更し、[保存]をクリックします。

UIの表記 対応する統計データ 開始日(自動設定) 終了日
の最大値
終了日
のデフォルト値
詳細 詳細統計データ 1 15 7
毎時 時間統計データ "詳細"の終了日 + 1 60 15
日時 日統計データ "毎時"の終了日 + 1 365 180

なお、パフォーマンスデータのグラフ表示では、以下の条件を全て満たす統計データが、グラフの値として採用されます。

  • グラフ表示の対象期間の開始日が、データベース設定のデータ保存日数の値よりも新しい
    グラフ表示の全ての対象期間で使用するための統計データを保持している必要があります。
  • グラフ表示の対象期間の長さが、グラフ表示設定の終了日の値よりも短い
    複数の統計データが条件を満たす場合は、より粒度の細かい統計データが採用されます。
(例)
データベース設定の"詳細統計データ"の保存日数が10日、グラフ表示設定の"詳細"の終了日が7日に指定されているとします。
このとき、パフォーマンスグラフの表示で指定する期間が最新10日(詳細統計データの保存日数)以内に収まっている、かつ指定した期間の長さが7日(グラフ表示設定の終了日)以内である場合、グラフの値は全て詳細統計データで表示されます。
グラフの表示で指定する期間に最新10日より古い日時が含まれているか、指定した期間の長さが7日を超えている場合、グラフの値は全て時間統計データまたは日統計データで表示されます。