ネットワーク監視ツールの選定で大切なポイント

ネットワーク監視ツールとは?

ネットワーク監視ツールとは、文字通りネットワーク監視を行うためのツールを指します。

このツールを大きく分けて、「オンプレミス版」と「クラウド版」があります。 オンプレミス版とは、物理/仮想/クラウドサーバーなどにインストールして利用するソフトウェアです。クラウド版とは、インストール不要でSaaSとして利用できるサービスです。

また無料で利用できるものもあれば、有償で利用するものもあります。

無料ツールはツール自体に費用はかかりませんが、多くの設定や作り込みが必要だったりと、一定のスキルが求められます 有償ツールは費用がかかる反面パッケージとして提供されるので、誰でも設定・運用ができます。

ネットワーク監視ツールとは?

自社に合うのは有償ツール・無償ツール?

情シス部門にスキルフルな人材が多くいる、リソースが潤沢:無償ツール

情シス部門にスキルフルな人材が、リソースが足りない:有償ツール

有償の、数万円~数百万円までと、しっかりと目的を整理した上で製品選定することが重要です。

 

ネットワーク監視ツール導入の効果

ネットワーク監視においてツールを活用する効果は3つあります。

監視工数の削減

人手でネットワーク監視を行う場合、必要な時に手動でコマンド実行を行ったり、サーバーやネットワーク機器に直接ログインし様々な情報を確認する運用が一般的です。一方で、ネットワーク監視ツールでは、任意のタイミングで必要な情報を自動的に収集してくれるので、ネットワーク運用者の監視工数を削減することが可能になります。

障害検知の迅速化

ネットワーク監視ツールを導入していない場合、ネットワークダウンなどの障害はネットワーク利用者からの報告で気づくことが殆どになると思います。この場合、実際に障害が発生してから対応していては障害による損失が大きくなってしまいます。この課題に対してネットワーク監視ツールでは2つの解決アプローチが可能になります。・ネットワークパフォーマンスの状態にしきい値を設定して障害を未然に検知する・ネットワークがダウンした際は即座にアラートを発生させて管理者に通知する

障害対応の迅速化

ネットワーク監視ツールを導入していない場合、障害調査のために現場に行ったりと時間がかかり、解決までに多くの時間を要してしまいます。ネットワークが企業ビジネスのインフラとなっている今、この課題は大きなビジネス的損失を生む要因になりかねません。ネットワーク監視ツールを活用することでネットワークに点在するサーバーや機器をツールから統合的に確認することが可能になります。 障害の原因となっている箇所を特定して実際の解決対応ができるので、最終的な解決に要する時間を削減することが可能になります。

 

製品選定で大切なポイント

無償ツールか有償ツールがいいかの判断は上記のTIpsで紹介しました。ここでは「有償ツール」を選定する際に大切にしたいポイントを紹介します。

有償のネットワーク監視ツールは、様々なライセンス体系で販売されています。

  • 監視する対象(サーバーやネットワーク機器)の台数によって価格が変動する形態
  • 利用する機能の種類(Ping監視、SNMP監視、WMI監視、レポートなど)の数によって価格が変動する形態

今実施したい監視と今後のネットワーク拡張を予測しながら自社にあったラインセンス形態を、製品選定ポイントの1つにすることをおすすめします。

 

国内No.1のネットワーク監視ツール

ManageEngineが提供する*国内No.1のネットワーク監視ツール「OpManger」を紹介します。

OpManagerとは

ManageEngine OpManagerとは、様々なベンダー(マルチベンダー)のサーバーやネットワーク機器を統合監視する、ネットワーク監視のためのパッケージソフトウェアです。

OpManagerの強み

コストを抑制

コストを抑制

年間23.4万円から導入可能。デバイス数に応じたわかりやすい料金体系。

簡単構築

簡単構築

8,000以上の装置テンプレートを搭載し最短10分で監視開始。マップも自動作成。

簡単操作

簡単操作

ドラッグ&ドロップで操作。プログラミング不要でGUIのカスタマイズも可能。

クラウド監視に対応

クラウド監視に対応

Amazon EC2/RDSはもちろん、VMware、Hyper-Vまで監視可能。

各種Webサイトのご案内

ManageEngine OpManagerに関する各種Webページをご案内します。

*ミックITリポート2019年4月号「中規模・小規模向けサーバ・ネットワーク統合監視ソフトウェア市場動向」より