パッチ管理レポートとは？
パッチ管理レポートとは、企業内のコンピューターのパッチの適用結果/欠落パッチ/インストール済みパッチの一覧などを可視化したレポートのことです。パッチ管理レポートによる可視化は、パッチ管理プロセスの中でも非常に重要なプロセスの1つです。パッチの適用結果やパッチの適用状況について、適宜レポートでレビューを行い、問題の発見やパッチ管理運用の改善をはかります。しかしながら、IT管理者にとって、ツールなしでレポートを整理することは非常に煩雑かつ手間のかかる作業です。そのため、一般的にはレポート出力が可能なツールの導入が必要です。
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パッチ管理レポート出力ツール選定時のポイント
パッチ管理レポートを出力可能なツールの導入に際して、次のようなポイントが重要になります。
- 1クリックで簡単にレポート作成が可能なこと
- CSV / PDF /XLS など多様なファイル形式で出力可能なこと
- 設定したスケジュールに基づいてレポートを受領できること
- データベースのテーブルから直接データを抽出し、レポートをカスタマイズできること
Patch Manager Plusのパッチ管理レポート
Patch Manager Plusは、上記のポイントをすべて網羅しているため、用途にあわせてパッチ管理レポートを出力できます。スケジュールを設定して定期的にレポートを出力することはもちろん、クエリにより必要なデータのみ抽出してレポートをカスタマイズすることも可能です。
デフォルトで用意されている定義済みレポートは次の通りです。
パッチレポート
「パッチ」を切り口にしたレポートを提供しています。
脆弱性パッチレポート
管理コンピューターの欠落パッチを一覧で表示できます。プラットフォーム/重大性/パッチの種類/期間 などで、フィルタリングも可能です。
【脆弱性パッチレポート作成画面】
サポート済みパッチレポート
Patch Manager Plusでサポートされているすべてのパッチを表示できます。リリース日やプラットフォームごとのソートやフィルタリングが可能です。
未承認のパッチレポート
パッチステータスが「未承認」になっているパッチを表示できます。
リモートオフィスごとの概要レポート
登録した各拠点（オフィス）ごとのコンピューター数、欠落パッチ数などを一覧で表示できます。
システムレポート
「コンピューター」を切り口にしたレポートを提供しています。
システムステータスレポート
管理コンピューターごとに欠落OSパッチ、欠落TP（サードパーティ）パッチ、システムステータスなどを表示できます。
【システムステータスレポート作成画面】
再起動が必要なシステムレポート
再起動待ちになっているコンピューターを表示できます。
構成レポート
Patch Manager Plusでコンピューターに適用した構成の一覧を表示できます。
コンピューター構成レポート
コンピューターごとに、適用した構成数を表示できます。
【コンピューター構成レポートの画面】種類ごとの構成レポート
構成の種類ごとに、コンピューターに適用した構成の数を表示できます。
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