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ManageEngineの特権ID管理ソフト、多要素認証のDDS EVEシリーズに対応自治体や金融機関からの要望を受け、指紋認証機器との連携検証を完了

2017年2月23日

ゾーホージャパン株式会社(代表取締役:迫 洋一郎、本社:横浜市、以下、ゾーホージャパン)は、株式会社ディー・ディー・エス(代表取締役:三吉野 健滋、本社:名古屋市、以下、DDS)が提供する環境を利用し、ゾーホージャパンが提供する特権ID管理ソフトウェア「ManageEngine Password Manager Pro (マネージエンジン パスワード マネージャー プロ、以下、Password Manager Pro)」とDDSが提供する多要素認証プラットフォーム「EVE MA」および二要素認証ソリューション「EVE FA」(以下、EVEシリーズ)との連携検証を2017年2月23日に完了しました。

WindowsのAdministrator、Linux/Unixのroot、Ciscoのenableなど、ユーザーアカウントやデータベースの管理、サーバーのメンテナンス、ネットワーク機器の設定変更等において高い権限を有するIDを、一般に「特権ID」と呼びます。特権IDは用途や関係者が多いため、パスワードを共用で使いまわしたり、外部のベンダーに一時的に貸し出したりする企業は少なくありません。

このように、一律の管理が難しい上、標的型攻撃や内部犯行で狙われるリスクが高い特権IDについては、複数の公的機関より管理体制強化を促すガイドラインが示され、各組織での対応が進んでいます。中でも、総務省や金融庁から指導が入り、高いセキュリティレベルが求められている地方自治体や金融機関からは、システムを活用して特権IDを一元管理すると同時に、指紋認証等を活用して本人確認のプロセスそのものを強化する要望が多数寄せられていました。

この度、EVEシリーズとの連携検証を完了した事で、Password Manager Proへログインする際のID/パスワードでのユーザー認証を多要素認証(指紋認証、静脈認証、顔認証、ICカードリーダー)に置き換え、確実な本人確認を行えます。これにより、なりすましによって特権IDが悪用されるリスクを低減できます。

【EVEシリーズに対応するデバイス】

EVEシリーズの対応デバイスは、下記となります。

  • 指紋認証リーダー: UBF-neo, UBF-Tri, UBF-Hello, UBF-micro, UBF-cube
  • 静脈認証装置: モフィリア(FVA-U2SX・U3SX)、富士通(Palm Secure V2)
  • 顔認証装置:VGA(640×480)の解像度を持つカメラ
    ※動作確認済み製品:Logicool HD Webcam C270/C310/C525/C615
  • ICカードリーダー:PaSoRi RC-S380/S(FeliCa、MIFAREに対応)

【Password Manager Proの価格および評価版ダウンロード】

「Password Manager Pro」では、30日間無料で全機能を利用でき、技術サポートも受けられる「評価版」を提供しています。評価版は、以下のリンクよりダウンロードできます。なお、「Password Manager Pro」の有料版ライセンス料金については、以下の価格ページで確認できます。

Password Manager Proについて

Password Manager Proは、特権IDのパスワードを安全かつ一元的に管理し、ストロングパスワード利用の徹底、パスワードの定期的な変更、パスワードに対するユーザーアクセスの制御、パスワード管理のワークフローなどを自動化し、組織のパスワード管理ポリシーの徹底を支援します。ユーザーの操作履歴を記録でき、内部統制の証跡として役立ちます。公共・金融期間を中心に世界中で3000社以上の導入実績があるWebベースの特権ID管理ソフトウェアです。

Password Manager Pro

ManageEngineについて

ManageEngineは、ゾーホージャパン株式会社が提供するネットワークやITサービス、セキュリティ、デスクトップ・ノートPC、ビジネスアプリケーションなどを管理する製品・サービス群です。
必要十分な機能に限定、かつ、直感的な操作が可能な画面設計により、短期間での導入が可能であり、その後の運用フェーズにおいても手間がかからず、よりシンプルなIT運用管理を実現します。
また、中堅・中小企業でも導入しやすいリーズナブルな価格で、これまで大手ITベンダーが提供する複雑で高額なツールを利用していた企業や、ツールを自社開発していた組織にも採用されてきました。現在では、日本国内の一般企業、官公庁や自治体などへ、3,000ライセンスを超える販売実績があり、安心して使える製品・サービスです。
最大で29言語に対応する製品・サービスは、北米、欧州をはじめ、南米、中東、アジアなど世界で12万社以上の企業や組織が導入し、企業・組織のIT運用管理のシンプル化、グローバル化に貢献しています。

ManageEngine

ゾーホージャパン株式会社について

ゾーホージャパン株式会社は、ワールドワイドで事業を展開するZoho Corporation Pvt Ltdが開発/製造したネットワーク管理開発ツールや企業向けIT運用管理ツール、企業向けクラウドサービスを日本市場に提供すると同時に関連するサポート、コンサルティングなども提供しています。ネットワーク管理開発ツール「WebNMS」は、シスコシステムズ、エリクソン、アルカテル・ルーセント、モトローラなど世界2万5千社の有力企業で採用され、ネットワーク管理のOEM市場でデファクト・スタンダードとして認知されています。また、WebNMSのノウハウや経験を生かして開発された企業向けIT運用管理ツール群「ManageEngine」は、世界12万社を超える顧客実績を誇り、国内でも販売本数を伸ばしています。その他、業務改善/生産性向上を支援する企業向けクラウドサービス群「Zoho」は、世界で2000万人を超えるユーザーに利用されています。

Zoho Corporation

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