IBM App Connect Enterprise監視
概要
IBM App Connect Enterprise（ACE）ノードは、IBM App Connect Enterprise Serversの親モニターとして機能し、ACE環境の集中管理ビューを提供します。複数のACE Serversを監視し、統合プロセスを管理し、アプリケーション間のスムーズな通信を確保します。ACEノードは、環境全体の健全性とパフォーマンスに関する洞察を提供し、サーバーのステータスの追跡、ボトルネックの特定、問題の効果的なトラブルシューティングを容易にします。
新規監視追加方法
新しいIBM ACEノードおよびサーバー監視を作成する方法については、以下の手順に従ってください。
- 新規監視追加をクリックします。
- IBM App Connect Enterpriseを選択します。
- 監視の表示名を入力します。
- 統合ノードが実行されているサーバーのホスト名を入力します。
- 統合ノードが稼働しているポートを指定します。（デフォルトポートは4414です。）
- 管理者権限を持つノードユーザーの認証情報の詳細認証情報を追加します。
- IBM App Connect EnterpriseでSSLが有効になっている場合は、「SSLが有効」ボックスを選択します。
- イベントログを監視する場合は、［イベントログ監視を有効にする］オプションをクリックします。
- ［Integration Server Discovery］で、監視のニーズに応じて次のいずれかのオプションを選択します。
- ディスカバリーしない：サーバーはディスカバリーされません。既存の統合サーバーのみを監視できます。
- 統合サーバーをディスカバリーしますが、メトリクスは監視しません：IBM ACE統合サーバーをディスカバリーしますが、メトリクスは監視しません（ライセンスにはカウントされません）。「ディスカバリーフィルターの適用」フィールドで、正規表現パターンを使用してIBM ACE統合サーバーをフィルタリングします。正規表現に一致するサーバーのみが追加されます。
- 統合サーバーのディスカバリーと監視：IBM ACE統合サーバーをディスカバリーし、ノードとサーバーの可用性とパフォーマンスを監視します。ディスカバリーフィルターの適用」フィールドで、正規表現パターンを使用してIBM ACE統合サーバーをフィルタリングします。正規表現に一致するサーバーのみが追加されます。
- 統合サーバーの自動ディスカバリーと監視のディスカバリー間隔を分単位で指定します。
- ポーリング間隔の時間を分単位で入力します。
- コンボボックスから、IBM App Connect Enterprise監視を関連付ける監視グループを選択します（オプション）。監視を関連付けるグループは複数選択できます。
- ［監視の追加］をクリックします。これにより、ネットワークからIBM App Connect Enterpriseがディスカバリー検出され、監視が開始されます。
監視対象パラメーター
監視タブをクリックして、監視カテゴリ ビューに移動します。ミドルウェア/ポータルセクションのIBM App Connect Enterpriseで利用可能なIBM App Connect Enterpriseをクリックします。3つのタブに分かれたIBM App Connect Enterpriseの一括設定ビューが表示されます。
- 可用性タブでは、過去24時間か30日の可用性履歴がわかります。
- パフォーマンス タブでは、過去24時間か30日のステータスとイベントがわかります。
- リスト ビューでは、一括管理設定が可能です。
リストから該当する監視名をクリックすると、IBM App Connect Enterpriseダッシュボードに移動します。
IBM App Connect Enterprise監視をクリックすると、以下のタブにリストされているすべてのメトリクスが表示されます。
概要
| パラメーター | 説明 |
|---|---|
| SERVER STATS | |
| Total Integration Servers | Total number of servers discovered under the node. |
| Running Servers | Total number of servers in the Started state. |
| Stopped Servers | Total number of servers in the Stopped state. |
| APPLICATION STATS | |
| Total Applications | Total number of applications discovered under all the servers. |
| Running Applications | Total number of applications that are running. |
| Stopped Applications | Total number of applications that are stopped. |
| REST API STATS | |
| Total REST APIs | Total number of REST APIs discovered under the server. |
| Running REST APIs | Total number of REST APIs that are running. |
| Stopped REST APIs | Total number of REST APIs that are stopped. |
| SERVICE STATS | |
| Total Services | Total number of services discovered under the server. |
| Running Services | Total number of services that are running. |
| Stopped Services | Total number of services that are stopped. |
| RESPONSE TIME | |
| Response Time | The response time of the server (in ms). |
| Integration Server Details | |
| Server Name | The name of the integration server. |
| Server Status | The state of the server. Possible values: Running, Stopped. |
イベントログ
| パラメーター | 説明 |
|---|---|
| Event Log Details | |
| Event Unique ID | Unique identifier for the event. |
| Event Time | Timestamp when the event was recorded. |
| User Name | Name of the user associated with the event. |
| Event Message | A detailed message about the event. |
構成
| パラメーター | 説明 |
|---|---|
| CONFIGURATION DETAILS | |
| Node Name | Name of the node. |
| HTTP Connector Port | The HTTP port number. |
| HTTPS Connector Port | The HTTPS port number. |
| Node Version | The version of the node. |
| Build Level | Build number specific to the node version. |
| Platform | The name of the Platform. |
| Platform Architecture | Name of the platform architecture. |
| Platform Version | The version of the platform. |