Hyper-V監視
Microsoft Hyper-Vは、x86-64システム向けのハイパーバイザー型仮想化ソフトウェアです。サーバー仮想化の需要が拡大する中で、Microsoft Hyper-Vはそれを実現する主要なサービスの1つとなっています。ITインフラが安定稼働するための重要な要素であり、可能な限りダウンを防ぐには常時監視が必要です。
Applications ManagerのHyper-Vの監視機能を活用することで、ITインフラ内のHyper-Vサーバーのパフォーマンス維持を実現します。
- Hyper-Vの正常性とパフォーマンスの効果的な監視
- Hyper-VのCPU使用率の監視
- Hyper-Vサービスの監視
- メモリー使用率の監視
- ネットワーク・仮想ネットワークの監視
- ストレージ・仮想ストレージのメトリクスの監視
- 上位のHyper-Vサーバーの監視
- 詳細なパフォーマンスレポート
Hyper-Vの正常性とパフォーマンスの効果的な監視
Applications ManagerのHyper-V監視機能は、Hyper-Vインフラのリソース使用状況を可視化し、キャパシティプランニングに役立ちます。すぐに利用可能なレポートや、グラフィカルビュー、アラート、しきい値設定、包括的な障害管理機能により、Hyper-Vサーバーの稼働時間を最大化し、高いパフォーマンスを確保できます。
さらに、エンドユーザー監視機能を用いることで、仮想化を行う前後のユーザー体験を比較することが可能です。Hyper-V監視機能は、VMwareやCitrix XenServerをサポートしており、単一の管理コンソールで、複数ベンダーの仮想化ソフトウェアを統合的に管理できます。
Hyper-VのCPU使用率の監視
Hyper-Vパフォーマンス監視により、どのリソースがCPUを多く消費しているか把握可能です。CPUがフルキャパシティで稼働しているのか、それとも十分に活用されていないのかを確認できます。主な監視項目として、総CPU使用率、ゲストCPU使用率、ハイパーバイザーCPU使用率、アイドルCPU使用率などがあります。
Hyper-Vサービスの監視
イメージ管理サービスや仮想マシン管理サービス、ネットワーク管理サービスなどのHyper-Vサービスの可用性と状態を確認することは重要です。Applications Managerから、これらのサービスの有効化、無効化、削除が可能です。
メモリー使用率の監視
Hyper-Vサーバーのメモリー使用率を監視することで、メモリー不足の回避につながります。使用量が多い場合や、空き容量がほとんどない場合に通知を受け取ることができます。メトリクスとして、スワップメモリ、物理メモリー、物理メモリーの空き容量、デポジットページ、TLBの仮想ページ、リモート物理ページの合計などが挙げられます。
ネットワーク・仮想ネットワークの監視
Hyper-Vパフォーマンス監視機能により、ネットワークインターフェース、仮想ネットワークアダプター、レガシーネットワークアダプター、仮想スイッチに関して、正常性と状態を監視します。入出力別トラフィックの使用率、オフロードされた接続、パケットディスカード、データ受信速度、データ転送速度、送受信パケット、インターフェースの正常性などの項目を通じて、パフォーマンスを把握できます。
ストレージ・仮想ストレージのメトリクスの監視
Applications ManagerのHyper-Vパフォーマンス監視機能では、Hyper-Vシステムと各仮想マシンに関して、全体的なディスクパフォーマンスを監視できます。ドライブのビジー状態や、ディスクの飽和状態を確認可能です。メトリクスとしては、現在のディスクに対するアクセス待ちのキュー、ディスクの読み取り・書き込みの速度(バイト/秒)、ディスクのデータ転送速度(転送数/秒)などが挙げられます。
上位のHyper-Vサーバーの監視
Applications ManagerのHyper-V監視機能により、リソースを消費しているサーバーの概要を確認でき、必要なアクションを実行可能です。メトリクスとして、上位のゲスト仮想マシンにおける、各CPUの使用率と合計、アイドルCPU使用率、メモリー使用率を把握できます。
詳細なパフォーマンスレポート
Microsoft Hyper-V監視機能を通じて、Hyper-Vサーバーの全体的なパフォーマンスに関するレポートを確認できます。一定期間におけるサーバーのパフォーマンスを把握し、傾向を分析可能です。
Applications ManagerによるHyper-Vパフォーマンス監視の利点
Applications Managerを利用することで、以下のメリットを得られます。
- Microsoft Hyper-Vホストサーバーとゲスト仮想マシンにおいて、長期間の稼働と高いパフォーマンスを確保します。
- Hyper-V環境に関するパフォーマンスを分析できます。エンドユーザーが影響を受ける前にトラブルシューティングを行うことができ、問題の解決が可能です。
- キャパシティプランニングにより、各仮想マシンへのリソース割り当てを適切に行えるようになります。
- マルチベンダーの仮想化ソリューションをサポートしており、Microsoft Hyper-Vだけでなく他社のVMwareなども同じコンソールで管理できます。
- セットアップと管理が簡単なエージェントレスの監視ソリューションを利用できます。