Java Runtime監視
- お使いのJava Runtime環境のパフォーマンスのレベルはご存知ですか?
- スレッドのデッドロック、異常なメモリー、CPU消費率やJavaアプリケーションを監視する興味はございますか?
Javaアプリケーションの監視p
ManageEngine Applications ManagerのJava Runtime監視は、Javaプラットフォームとそれで実行されるアプリケーションのリモート監視と管理を提供します。JVMのパフォーマンスを監視し、運用アプリケーションのスレッドを監視できます。Applications ManagerがサポートするさまざまなJVMベンダーは、Sun JVM、IBM JVM、Oracle JRockit JVMです。
さまざまな属性に対してしきい値を設定できます。即時のアラートと通知は、電子メール、SMS、トラップ、およびカスタムスクリプトとMBean操作の実行により迅速な修正処置を取るのに役立ちます。可用性と応答時間の他にも、Java Runtimeモニタは以下の属性を追跡します。
関連する監視機能 | |
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プロセスメモリーパラメータ | 概要 |
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Eden スペース (ヒープメモリー) | ほとんどのオブジェクトに関して、最初に割り当てられるメモリー領域のプール |
Survivorスペース(ヒープメモリー) | Edenスペースのガベージコレクションから残ったオブジェクトを含むプール。 |
Tenured Generation (ヒープメモリー) | Survivorスペースにて、ある時間存在しているオブジェクトを収容するプール |
Permanent Generation(非ヒープ) | クラスオブジェクトあるいはメソッドオブジェクトのような、仮想マシン自身の全ての反映データを保持します。クラスデータ共有を用いるJVM で、この世代は読み込み専用および読み書き用領域に分割されます。 |
コードキャッシュ (非ヒープ) | ネイティブコードの編集および格納に用いられるメモリー |
スレッドパラメータ | |
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ライブスレッド | 現在、起動している、生きているスレッド数 |
デーモンスレッド | 現在、起動しているデーモンスレッド数 |
実行可能スレッド | Java 仮想マシンで実行中のスレッドは、この状態にあります。 |
ブロックされたスレッド | 監視のロックを待って、ブロックされているスレッドは、この状態にあります。 |
待ち中スレッド | 特定のアクションを行う別スレッドをいつまでも待っているスレッドは、この状態にあります。 |
時限付待機スレッド | 指定された待ち時間まで、別スレッドがアクションを実行するのを待っているスレッドは、この状態にあります。 |
総開始スレッド数 | Java仮想マシンが開始されてから作成され、開始されたスレッドの総数 |
ピーク・スレッド | Java仮想マシンが起動したかピークがリセットされてからのピークライブスレッド数 |
デッドロック状態 | オブジェクトモニタの取得を待機しているデッドロック状態にあるスレッドの数 |
また、Applications Managerを使用して、Javaアプリケーションのスレッドダンプを監視および分析 することもできます。
また、Applications Managerを使用して、JVMのパフォーマンスとキャパシティプランニングを監視することもできます。
仮想メモリーパラメータ | |
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ロードされたクラス数 | ロードされたクラスの数 |
アンロードされたクラス数 | アンロードされたクラスの数 |
GC時間 | ガベージコレクションを実行するのにかかる時間 |
コンパイル時間 | ジャストインタイム (JIT) コンパイルに要する時間 |
最大ファイルディスクリプタ | 最大の許容オープンファイルディスクリプタUNIX のみで利用可能です。 |
オープンファイルディスクリプタ | オープンファイルディスクリプタの現在の数UNIX のみで利用可能です。 |
ホストメモリーパラメータ | |
物理メモリー合計 | 物理メモリーの総容量(メガバイト単位) |
空き物理メモリー | 空き物理メモリーの量(メガバイト単位) |
総スワップ容量 | Swap領域の総容量(メガバイト単位) |
コミット済み仮想メモリー | 実行中のプロセスで使用できることが保証されている仮想メモリーの量(メガバイト単位) |
ガーベッジ・コレクタ | |
経過時間/分 | 発生したコレクションの総数 |
収集数/分 | およそのコレクション経過時間(ミリ秒) |
スレッド数 | ガベージコレクタに使用されたスレッドの数 |
前回の開始時刻 | このGCの開始時刻 |
前回の終了時刻 | このGCの終了時刻 |
GC前のメモリー使用率 | このGCの開始時におけるすべてのメモリープールのメモリー使用率 |
GC後のメモリー使用率 | このGCの終了時におけるすべてのメモリープールのメモリー使用率 |
構成 | |
アップタイム | Java仮想マシンの稼働時間 |
Java仮想マシン | Java仮想マシン実装名 |
ベンダー | Java仮想マシン実装ベンダー |
プロセスID | プロセス識別子は、プロセスを一意に識別するために、いくつかのオペレーティングシステムカーネルによって使用される番号です |
名前 | 実行中のJava仮想マシンを表す名前 |
VM引数 | メインメソッドへの引数を含まないJava仮想マシンに渡される入力引数 |
クラスパス | クラスファイルを検索するためにシステムクラスローダーによって使用されるJavaクラスパス |
ライブラリパス | Javaライブラリパス |
ライブラリパス | クラスファイルを検索するためにブートストラップクラスローダーによって使用されるブートクラスパス |
JITコンパイラ | Just-In-Time(JIT)コンパイラの名前 |
最終処理のために保留中のオブジェクト | 最終処理が保留中のオブジェクトのおおよその数 |
オペレーティングシステム | オペレーティングシステムの名前 |
アーキテクチャ | オペレーティングシステムのアーキテクチャ |
プロセッサ | Java仮想マシンで使用可能なプロセッサの数 |
また、Applications Managerを使用して、JVMのパフォーマンス とキャパシティプランニングを監視することもできます。
Java Runtime Monitoringは、JRE 1.5以上でサポートされています。