共通フォルダーのリダイレクト

 

共通フォルダーのリダイレクション設定は、すべてのユーザーによって共有されているすべてのユーザーシェルフォルダーの場所を変更する上で役立ちます。すべてのユーザーシェルフォルダーには、すべてのユーザーによって共有されている、共通のスタートメニュー、プログラムグループ、スタートアップグループ、デスクトップ、アプリケーションデータが含まれています。コンピューターのユーザー固有のフォルダーのリダイレクションについては、ユーザー固有のフォルダーのリダイレクトを参照してください。

Step 1: 構成に名前を付ける

共通フォルダーのリダイレクション構成の名前と説明を入力します

Step 2: 構成の定義

設定で変更すべき次の項目の値を選択します。次の表の各項目について、対応する項目の横にある[参照]ボタンをクリックすると、[ネットワークブラウザー]ウィンドウが起動します。フォルダーの場所を選択して、[OK]ボタンをクリックします。この項目が空白の場合は、対応するフォルダー設定は変更されません。

次の表では、Endpoint Centralを使用してリダイレクトできる共通フォルダーの簡単な説明を示します。

項目

説明

共通スタートメニュー* 

 

コンピューターのすべてのユーザーに共通するスタートメニューに表示されるショートカットが含まれています。

共通プログラムグループ*

コンピューターのすべてのユーザーに共通するスタートメニューのプログラムグループに表示されるショートカットが含まれています。

共通スタートアップグループ* 

 

[スタート] > [プログラム] > [スタートアップ]メニューに表示されるショートカットが含まれています。システムの起動中に起動すべきアプリケーションを指定します。

共通デスクトップ* 

コンピューターのすべてのユーザーに共通するデスクトップに表示されるショートカットとファイルが含まれています。

共通アプリケーションデータ* 

 

すべてのユーザーによって共有されるアプリケーションデータ(C:/Documents and Settings/All Users/ApplicationData)が含まれます。

* -  アイコンをクリックし、動的変数 を使用できます。

Step 3: 対象の定義

対象の定義 の手順を使用して、共通フォルダーのリダイレクション構成を配布するターゲットを定義します。

Step 4: 構成の配布

[配布]ボタンをクリックして、定義済みのターゲットに、定義した共通フォルダーのリダイレクト構成を配布します。設定は、次回ユーザーサインイン中に有効になります。

設定を下書きとして保存するには、[ドラフトとして保存]をクリックします。