Agent installation methods | ManageEngine Endpoint Central

エージェントのインストール

このドキュメントでは、次の手順について説明します。なお、詳細についてはナレッジベースをご覧ください。

コンソール画面からのエージェントのプッシュインストール

クライアントコンピューターは、［管理タブ］ > ［SoM］ > ［コンピューター］ >［コンピューターの追加］ボタンから追加できます。これにより、追加したドメインとワークグループのリストが表示されます。
ドメイン/ワークグループに関連する［コンピューターの選択］リンクをクリックします。［コンピューターの選択］ダイアログが開き、そのドメイン/ワークグループの使用可能なすべてのコンピューターのリストが表示されます。
Endpoint Centralで管理する必要のあるコンピューターを選択し、［OK］をクリックします。またリストから選択するのではなく、コンピューター名を手動で指定することもできます。選択したコンピューターが、［コンピューターの追加］ビューの［選択したコンピューター］テーブルに追加されます。
手順2と3を繰り返し、複数のドメイン/ワークグループからコンピューターを追加します。
［SoMへの追加］または［エージェントの追加とインストール］ボタンを選択します。Endpoint Centralエージェントを選択したコンピューターにただちにインストールする場合は後者、コンピューターを追加するのみの場合は前者を選択します。後でそれらを管理するには、エージェントをインストールする必要があります。
Mac/Linuxコンピューターにエージェントを展開する場合は、リモートで展開できるよう、root認証情報が提供されていることを確認します。
［実行］をクリックして、選択したコンピューターを追加します。選択したすべてのコンピューターが、［管理の範囲］に追加されます。

［管理の範囲］ページには、Endpoint Centralで管理されているすべてのコンピューターと、エージェントのインストールのステータス、エージェントのバージョンが表示されます。エージェントは後でもインストールできます。その場合は、［管理タブ］ > ［SoM］ページからコンピューターを選択し、Endpoint Centralコンソールから［エージェントのインストール］ボタンをクリックします。エージェントのインストール時に問題が発生した場合は、ナレッジベースを参照してください。考えられる原因と解決方法が記載されています。

Windows GPOを使用したエージェントのプッシュインストール

コンソール経由でエージェントをインストールすると、セキュリティーの制限やファイアウォール設定などのさまざまな理由により、失敗する可能性があります。オンラインナレッジベースに記載されている解決方法を試した後でも、インストールに失敗する可能性があります。その場合は、Windows GPOを使用して起動スクリプトによりエージェントをインストールできます。エージェントは、コンピューターの次回起動時にインストールされます。Windows GPOを使用したエージェントのインストール手順については、ナレッジベースを参照してください。

エージェントの手動インストール

エージェントを手動インストールする場合、以下の手順にしたがいます。

エージェントタブ > リモートオフィスを開きます。
エージェントのダウンロード列から、エージェントをダウンロードします。
エージェントをインストールするコンピューターにzipファイルをコピーし、保存します。
zipファイルを解凍します。
setup.batを管理者として実行します。
1 キー > Enter キーを押して1を選択し、エージェントをこのコンピューターにインストールします。

エージェントの手動インストールが完了します。

IPアドレスおよびIP幅を使用したエージェントのインストール

コンソール画面からのエージェントのプッシュインストールの方法では、コンピューター名を使用してエージェントをインストールします。IPアドレスでの指定はできません。

IPアドレスを指定してエージェントを配布する場合、ナレッジベースをご覧ください。

エージェントインストールの再試行

エージェントインストールの再試行を有効化すると、エージェントのインストールに失敗したコンピューターに対して再試行を実施します。当該コンピューターとの疎通が取れない場合、手動で何度も試行するのではなく、自動的に再試行することができます。再試行回数の上限を設定できます。間隔と期限の日数を指定します。また、メールアラートで通知することができます。

エージェントタブ -> 設定 -> エージェントインストールの再試行設定をクリックします。
チェックボックスにチェックを入れます。
再試行頻度を指定します。1時間ごとに再試行を最長2日間行う場合は、1時間:2日と入力します。
通知メールの宛先メールアドレスを入力します。

エージェントインストールの再試行設定が完了します。

エージェントのアンインストール

エージェントをアンインストールする場合、Endpoint Centralコンソール画面から管理対象コンピューターにチェックを入れ、アンインストールをクリックしてエージェントをアンインストールします。

PCの削除

エージェントをアンインストールし情報を削除する場合、Endpoint Centralコンソール画面から管理対象コンピューターにチェックを入れ、 PCの削除をクリックしてエージェントをアンインストールします。エージェントのアンインストール後、Endpoint Central上から当該PCの情報が消去されます。

Endpoint Centralエージェントのライブステータス

Endpoint Central はエージェントとの通信状態をライブステータスとして表示します。ライブステータス情報は10分毎または任意のタイミングで更新されます。エージェントのライブステータスを確認するには、エージェントタブ -> PC を開き、各PCのアイコンの色として表示されます。

コンピューターアイコンが緑色表示の場合、Endpoint Centralエージェントとの通信が確立されています。
コンピューターアイコンが赤色表示の場合、Endpoint Centralエージェントとの通信ができません。以下のような状況が考えられます。
1. コンピューターがネットワーク内にない
2. コンピューターの電源が入っていない
3. Endpoint Centralエージェントが停止されている
4. Endpoint Centralエージェントがクラッシュしている
コンピューターアイコンが灰色表示の場合、Endpoint Centralエージェントがまだインストールされていません。Active Directoryと連携していてもEndpoint Centralエージェントがインストールされていない場合などに、こうした灰色表示のコンピューターが発生します。