適用可能なパッチの表示

「適用可能なパッチ」ビューでは、アプリケーション/システムに影響するパッチの詳細が表示されます。パッチのリストには、すでにネットワークにインストールされているパッチも含まれます。

適用可能なパッチのリストを表示するには、下記の手順に従います。

  1. [パッチ管理]タブをクリックします。
  2. [表示]の下で[すべてのパッチ]を選択します。
  3. [適用可能なパッチ]をクリックします。 

ご使用のネットワークに適用可能なパッチの詳細を表示できます。適用可能なパッチは、パッチビュー、コンピュータービュー、詳細ビューなどの特定の表示の下にもさらに一覧されます。また提供されている定義済みのフィルターから特定のオプションを選択することで、レポートも生成できます。アプリケーション、サービスパック、Bulletin、パッチの種類、承認ステータス、 ダウンロード時期、リリース時期などでフィルターすることができます。

表示される適用可能なパッチの詳細には、次のものが含まれます。

  1. パッチID: すべてのパッチについてEndpoint Centralで一意の参照ID 

  2. Bulletin ID: 脆弱性やパッチ可用性に関する情報を含むベンダーが提供するアドバイス記事です。このリンクをクリックすると、Bulletin 詳細ビューが表示され、脆弱性に関する詳細が表示されます。 

  3. パッチ名: パッチの名前。このリンクをクリックすると、パッチ詳細ビューが表示されて、パッチの詳細が表示されます。

  4. パッチの詳細: パッチに関する簡潔な説明。 

  5. パッチの種類: このパッチがMicrosoftのOS/アプリケーションに適用されるのか、Adobeや JavaなどのMicrosoft以外のアプリケーションに適用されるのかを示します。

  6. 重大性(深刻度): パッチの重要性を特定します。これらの重大性はベンダーが定めたBulletinやアドバイス情報に従います。 

  7. 承認ステータス: これは、パッチの自動配布による一括配布を行う場合、そのパッチが管理者によってパッチが承認されているかどうかを示します。これは複数パッチの配布前にパッチ承認を有効にしている場合のみ、 重要です。[名前をつけてマーク]メニューから適切なオプションを選択することで、パッチを承認または拒否することもできます。

  8. リリース日: ベンダーによるパッチのリリース日を示します。

  9. ダウンロードステータス: Endpoint Centralサーバーのパッチダウンロードのステータスを示します。

  10. 影響を受けるシステム: このパッチをインストールする必要があるシステムの数を示します。これは、パッチがすでにインストールされているシステムも含みます。

  11. インストール済みシステム: パッチがインストールされているシステムの数を示します。

  12. 欠落システム: このパッチがまだインストールされていないシステム数を示します。

  13. 失敗したシステム:パッチ展開が失敗したシステムの数を示します。数をクリックすると、 失敗したコンピューターの詳細が一覧され、そこから再展開できます。

  14. プラットフォーム:WindowsやMacなどのオペレーティングシステムのプラットフォームを示します。 

  15. ベンダー:MicrosoftやAppleなどのオペレーティングシステムのベンダーを示します。

  16. リブート:リブートが必要かどうかを示します。

  17. パッチアンインストール:パッチにアンインストールがサポートされているかどうかを示します

パッチのインストール

インストールするパッチを選択し、[パッチをインストール]ボタンをクリックすることでパッチをインストールできます。管理者は、WindowsやMacオペレーティングシステムに基づいて欠けているパッチを表示できます。パッチをクリックすると、パッチのインストール構成が開いて、選択済みのパッチが表示されます。ターゲットを選択し、構成を展開します。

欠けているシステムの数をクリックして、そこから必要なシステムを選択し、展開するために[パッチをインストール]を選択します。

メモ:パッチを選択して、[パッチをアンインストール]ボタンをクリックすること で、パッチをアンインストールできます。アンインストールは、Endpoint Centralがその 特定のパッチのアンインストールをサポートしている場合のみ実施されます。

Bulletin 詳細 

Bulletin詳細ビューには、次の内容が含まれます。

  1. Bulletin ID: 脆弱性やパッチ可用性に関する情報を含むベンダーが提供するアドバイス記事。 

  2. 公表日:このブレティンの発行日。

  3. 更新日:このブレティンの最終更新日。

  4. FAQページ:このブレティン用のMicrosoftのサイトの中のFAQセクションへのリンク。

  5. Q番号:MicrosoftのWebサイトで利用できるナレッジベース記事へのリンク。 

  6. 問題:関連問題の詳細。

  7. Bulletin概要:ブレティンの手短な概要。

  8. パッチ詳細:パッチの名前と影響を受ける製品。

Patchの詳細 

次のパッチ詳細が表示されます。

  1. パッチID:すべてのパッチがEndpoint Central内でもつ一意の参照ID

  2. パッチ名:パッチの名前

  3. Bulletin ID:このパッチに関係するBulletin ID。

  4. MSナレッジベース:このパッチに関係するナレッジベース記事。

  5. 重大度:パッチの重大度。

  6. 再起動:パッチのインストールでシステム再起動が必要かどうかを示します。

  7. ダウンロードステータス:配布のためにパッチがネット(ベンダーサイト)からダウンロー ドされるか、Endpoint Centralのパッチリポジトリで利用可能になるかを指定します。

  8. ロケーションパス:パッチの完全なダウンロードURL。

  9. Bulletin IDの上書き:その場所を占めているパッチに関するBulletin IDを示します。 

これは、このパッチをインストールする際のファイルやレジストリーに行われる変更の詳細も示します。

 

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