パッチ管理

統合エンドポイント管理

Endpoint Centralのパッチ管理は、管理対象システムに関係する最新のパッチ情報を自動的に取得し、IT管理者の設定に基づいて自動的に修正を適用して、組織の脆弱性を低減します。
Windows、Mac、Linuxなど複数のOSプラットフォームに対応しており、OSやアプリケーションベンダーから公開されるパッチの情報をManageEngine(Zoho Corporation)が自動収集し、パッチデータベースを介してお客様に配信します。Endpoint Centralは、管理対象エンドポイントのインストール済みアプリケーション情報を保持しているため、必要なパッチを簡単にリスト化できます。この仕組みにより、エンドポイントの脆弱性管理にかかる負担を大幅に削減します。

Endpoint Centralにおけるパッチ管理の流れ【 Endpoint Centralにおけるパッチ管理の流れ 】

Windows パッチ管理

Microsoftのセキュリティ更新プログラムは通常、米国時間の毎月第 2 火曜日(通称「パッチチューズデー」)に公開されます。Endpoint Centralでは、月例更新プログラムや機能更新プログラムも自動的に配布できます。

エンドポイントをサイバー攻撃から保護

Mac パッチ管理

企業内でのMac OSの利用は、近年増加傾向にあります。情報システム部門の限られた人的リソースでは、手動での適用には限界があります。Endpoint Centralは、Windowsと同様に、Mac OSへのパッチの適用を支援します。

サードパーティ製品パッチ配布

Endpoint CentralはWindowsやMac OSのパッチ管理に加え、Adobe Reader、Mozilla Firefox、Google Chrome、MS Office for Mac、Zoomなど、サードパーティアプリケーションのパッチ配布も支援します。

Linux パッチ管理

企業のセキュリティとして、すべてのコンピューターにセキュリティのアップデートと重要なパッチを適用することは必要不可欠です。Endpoint Centralは、1つのコンソールからWindows、Mac、Linuxの自動的なパッチ管理の一元化を実現します。

Endpoint Central スクリーンショット 【Endpoint Central パッチ管理ダッシュボード画面】

IT資産管理をスモールスタートで始めたい

ManageEngineでは、Endpoint Centralのもつパッチ管理以外の機能を取り除き、パッチ管理の機能に特化した製品として、Patch Manager Plusも用意しております。社内IT資産のセキュリティーをスモールスタートで開始されたい場合に、Endpoint Centralと比較してコストパフォーマンス面で優れた製品となります。

機能一覧Endpoint CentralPatch Manager Plus
パッチ管理
ソフトウェア自動更新の無効化
レポート
リモートコントロール電源管理 (リモートシャットダウン/再起動)
リモート接続 
システムマネージャー 
インベントリ(IT資産)管理 
ソフトウェア配布 
モバイルデバイス管理(MDM) 
端末設定 
備考統合エンドポイント管理ソリューションとして、組織の管理下にあるIT資産とそのセキュリティーを管理します。自動化や標準化によりIT管理者の運用管理業務にかかる工数を削減して、DX対応や業務のモダナイズに必要なリソースを生み出す支援をします。パッチ管理の対象としてクライアントやサーバーとして利用されているOSと、そのOS上で稼働しているソフトウェアに対するパッチ管理ソフトウェアとして、企業のセキュリティーを守ります。パッチ管理からスモールスタートするケースや、別の資産管理ツールと併用するケースに最適です。

Patch Manager Plusでは、アカウントの作成をしただけですぐにご利用いただけるクラウド版と、自社サーバーにインストールして利用いただけるオンプレミス版の2種類をご用意しております。