リモートコントロールとは?
リモートコントロールとは、IT管理者が LAN や WAN を通じて Windows/Mac/Linux の端末にリモート接続し、操作できる機能です。WAN 経由で接続する場合は、VPN または HTTPS を利用することで、安全な遠隔操作が可能です。
Endpoint Centralのリモート制御には、コンピュータ-へリモート接続するリモートコントロール機能と、Endpoint Centralコンソール画面上で管理対象のコマンドプロンプト等を呼び出すシステムマネージャー機能があります。
ウェブベースのリモートコントロールツール Endpoint Central
Endpoint Central はウェブベースのリモートコントロールツールです。専用のクライアントソフトをインストールせずに、 LAN 内のどこからでも利用できます。VPN 経由での接続にも対応しています。リモートコントロール機能を使って端末を直接操作でき、システムマネージャー機能を活用して、コンソール上からコマンドプロンプトやタスクマネージャーなどを呼び出すことができます。
特徴
- LAN/WAN上でのコンピューターへのアクセス
- ウェブベースのため、どこからでもアクセス可能
- デスクトップ共有エージェントの自動インストール
- リモートデスクトップにアクセスするための個別の認証なし
- Active XまたはJavaプラグインを利用したリモートデスクトップの表示/アクセス
- リモートデスクトップのアクセスを取得する前のユーザーへの確認ポップアップ
- ユーザーによるキーボード/マウス操作のロック
- ユーザー画面のブラックアウト
- 壁紙の無効化による通信量の削減
- "Ctrl+Alt+Del"コマンドの送信
- "Alt+Tab"コマンドの送信
- マシン間のファイル転送機能
- リモートコントロール操作時の128ビットAES暗号プロトコルの利用
- マルチモニター環境をサポート
- スクリーンサイズに合わせた解像度の設定
ユーザープライバシーの保護
リモートコントロール接続前に接続先ユーザーへの確認をポップアップする機能があり、設定で有効化することで、プライバシーへの配慮と円滑なトラブルシューティングを両立できます。
Endpoint CentralはActiveXまたはJavaプラグインのどちらかを選択してアクセスできます。これは、Microsoft EdgeやGoogle Chrome、Firefoxなど様々なブラウザーでのアクセスを可能にします。
リモートでのファイル転送
Endpoint Centralは、リモートでのマシン間のファイル転送が可能です。リモートデスクトップ共有のメカニズムでは、リモートコントロール権限を持つネットワークユーザーがあらゆるデスクトップにリモートログインできることをサポートします。ファイルはドメインやワークグループ内で転送されます。
マルチモニターサポート
2台以上のモニターがあるリモートマシンに接続するときに、Endpoint Centralは自動的にモニターを検知しActiveXツールバー上に制御オプションを表示します。ユーザーはリモートマシン上の特定のモニターを選択することが可能です。
リモートセッションの記録
Endpoint Centralのリモートセッションの記録機能はセキュリティの強化および監査目的に役立ちます。管理者は記録したリモートセッションを表示することができ、データのセキュリティを確保します。また、記録したリモートセッションは、ユーザーの確認を得ることでダウンロードできます。これにより、慎重に情報を管理し、堅実なセキュリティを提供します。会社がHIPPAコンプライアンスやPCIコンプライアンス、取引慣行コンプライアンスなどの基準に適合しようとする際にこの機能を利用することができます。
電源管理
セキュリティの向上やエネルギーコストの削減に役立つ機能です。電源設定の適用、スクリーンセーバーの停止、未使用コンピューターのシャットダウンが可能です。≫電源管理について
Windowsメンテナンス
デフラグ・チェックディスクツールを活用し、効率的なWindowsメンテナンスを実施できます。スケジューラー機能を活用することにより、タスクを業務時間外に設定することが可能です。業務に支障をきたすことなく、また、IT管理者の負担も増やさず、Windowsメンテナンスを実行できます。≫Windowsメンテナンスについて
リモートコントロール機能をはじめとしたリモート制御機能の詳細はこちらをご覧ください。

