アプリケーションレポート機能:帯域を多く消費しているアプリケーションやユーザーを特定
アプリケーションレポートとは、YouTube、Zoom、Microsoft 365などのようなWebアプリケーションにより、どれくらい帯域が消費されているかを可視化する機能です。
社内で「ネットワークが遅い」「帯域が不足している」などと感じる場合、一部のアプリケーションにより、帯域が多く消費されているケースが見受けられます。そのようなアプリケーションがどれくらい帯域を消費しているのか、また、そのアプリケーションを多く利用しているユーザーまでを特定することが重要です。
そのようなアプリケーションによる帯域利用状況を可視化する上で、ManageEngineがご提供しているファイアウォール/UTMログ解析ツール「Firewall Analyzer」のアプリケーションレポート機能をお役立ていただけます。
※本機能は一部のベンダー(Fortigate、Juniper SRX、CheckPoint、PaloAlto、Sonicwall、Sophos XG)のファイアウォール/UTMに対応しています。
アプリケーションの帯域利用状況を可視化できます[日本語サポート付]
アプリケーションレポート機能の詳細
Firewall Analyzerのアプリケーションレポートは、[インベントリ]画面で任意の登録装置を選択し、装置のスナップショット画面の上部の[アプリケーション]タブをクリックすることで表示できます。[アプリケーション]タブには、以下の2つのレポートが含まれています。
- アプリケーションレポート
- アプリケーションカテゴリレポート
「アプリケーションレポート」では、トラフィック量を多く消費しているアプリケーション(例:YouTube、Zoom、Microsoft 365)を順に表示します。「アプリケーションカテゴリレポート」では、アプリケーションをカテゴリ(例:Video/Audio、Social Media、Email)に分類し、カテゴリ単位でトラフィック量を多く消費している順に表示します。どちらも、円グラフと横棒グラフにより、全体に占める割合をわかりやすく可視化します。
また、アプリケーションレポートから任意のアプリケーション名をクリックすることで、以下のような通信の詳細情報を掘り下げることができます。
- トップ ホスト名
- トップ プロトコル
- トップ ユーザー名
- トップ 通信
これらにより、どのアプリケーションによって帯域が多く消費されているか、また、どのユーザーがどのプロトコルを使用してそれらのアプリケーションを多く利用しているか、といったことを簡単に調査できます。