クラウドサービスマッピング機能

クラウドサービスマッピング機能

NetFlow Analyzerではクラウドサービスマッピング機能が利用できます。クラウドサービスマッピングとは、クラウドサービスに関連するIPアドレスをリスト化し、紐づけする機能です。これにより、クラウドサービス別のトラフィック量を把握でき、さらにIPアドレス情報をクラウドサービス名へ名前解決することが可能になります。

アプリケーションごとにトラフィックを
解析できるNetFlow Analyzer

本社開発元がクラウドサービスのリストを作成し、リストの情報を最新のデータに更新します。それをもとに、Zoom(zoom.us)やMicrosoft 365(office.com)、ChatGPT(chatgpt.com)などのクラウドサービスのトラフィック量を可視化できます。

インターネット接続があり、画面上にオンラインと表示されている場合は、24時間ごとに自動的にIPアドレスなどが更新されます。[いますぐ更新]をクリックすることで最新の情報への即座の更新も可能です。

NetFlow Analyzerがインターネットに接続していない場合は、手動でリストをインポートすることで更新できます。

さらに、製品UIからリストに新たなクラウドサービスを追加するように本社開発元へリクエストすることも可能です。

cloud-service-mapping クラウドサービスマッピングの画面

また、クラウドサービス別のトラフィック量を表示できます。クラウドサービスに紐づいているIPアドレスにおいて、どれだけの通信が発生しているかを可視化します。これにより、NBAR2※に対応していないネットワーク機器を利用している環境においても、クラウドサービス別のトラフィック量を把握できるようになります。

※NBAR2とは、シスコ社が開発したCisco IOSソフトウェアにおいて、アプリケーションプロトコルを分類する技術です。NetFlow Analyzerは、NBAR2に対応しているネットワーク機器に関して、動的ポートを使用するアプリケーションを識別できます。

NBAR2(AVC) 監視機能

cloud-service-mapping クラウドサービス別のトラフィック量の表示画面
cloud-service-mapping クラウドサービス別のトラフィック量の円グラフ表示画面

関連項目