【SIerによる導入構築事例】 最小の工数とコストでネットワーク監視ツールを導入 株式会社日テレITプロデュース様 導入事例
導入企業&ご担当者様 プロフィール

会社名 | 株式会社日テレITプロデュース |
業 種 | 情報通信業 |
従業員数 | 68名(2012年6月1日現在) |
所在地 | 東京都港区 |
監視対象 | 20数台のサーバーやネットワーク装置 |
導入したソフトウェア | ManageEngine OpManager (マネージエンジン オーピー マネージャー) |
1. 要件
導入に向けて重視したポイント
過日、中下氏は、グループ企業が保有するネットワークの監視業務の運用を一任されている顧客から、ネットワーク監視ツールの置き換えを検討したい、という依頼を受けた。
ツール選定における重視ポイント
- 価格
- 操作性
- 定期レポート機能
- メーカーのサポート
2. 評価と選定
低コストで必要な機能を提供するツールを求めて
全部で4製品の機能とコストを比較した。しかし、要件をひとつ残らず叶えるツールは、そう多くはなかった。高額なツール。Linux環境でのみ稼働するツール。サポート費用を含めると、総じて高額なオープンソースのツール。
一方で、ゾーホージャパンのサーバー・ネットワーク統合監視ツール 「ManageEngine OpManager」は違った。Webサイトを確認したところ、死活監視、パフォーマンス監視、マップ表示、定期レポートなど、顧客から求められている機能を十分カバーしていることが分かった。次に、操作性を検証するため、無料で提供されている評価版をダウンロードした。
厳正な検討の結果、必要要件を満たし、低コストで導入でき、直観で操作ができる優れたユーザーインターフェースを持つOpManagerの導入が決まった。
実際、他社製品の導入コストに比べ、1/3の価格で導入できたという。
3. 構築と運用
初めて扱う製品を短期間でスムーズに構築

導入するツールが決まった後の構築作業も、同社にとってOpManagerの構築は初めての経験だったが、容易に完了した。中下氏は、ゾーホージャパンの提供する技術サポートを依頼することなく、構築を終えたという。
運用側への引き継ぎも効率的だ。先にも触れたように、顧客はネットワーク監視の分野の経験が多くはない。それでも、運用を移行する時にゾーホージャパンの提供するヘルプドキュメントを共有しただけで、特に問題もなく自主運用できているという。中下氏がツール導入を手掛けた当初の監視対象は10台未満だったが、運用していく中で顧客自身が監視対象を追加し、現在は20台程度を監視対象にしている。
ネットワークの可視化にはビジネスビューを活用
ディスカバリ機能で監視する項目を自動的に設定
4. まとめ
中小規模のネットワーク監視の内製化に最適
サーバー・ネットワーク監視に欠かせない機能を十分備えながらも、小規模から1000台を超すような大規模なネットワークまで幅広く対応しているOpManagerについて、中下氏は次のように総評する。
日テレITプロデュース様について
株式会社日テレITプロデュースは、放送局やメディア業界各社における情報システムの姿を高度に具現化することを目的として2006年9月29日に設立。ITインフラ・インテグレーション事業、業務アプリケーション開発事業、パッケージアプリケーション開発事業、ASPサービス/運用アウトソーシング事業を展開している。