CMDBのCIの関係をマッピングで可視化
CMDBでは各カテゴリーごとに必要な構成アイテム(CI)が記録されます。記録されるCIは組織やビジネスとしてチェックすべき重要な要素として認識されているものでしょう。また、それぞれCIとして記録された各要素は、それぞれのCIが他のCIと関係を持ったものも少なくないはずです。
例えば、インターネット上に提供されているサービスをハードの側面から見ると、WebやDBサーバーが複数台あり、各サーバーはファイアウォールで保護され、負荷分散装置によって通信が振り分けられているかもしれません。
また、ソフトの側面では、サービスを運営するために稼働している営業や問い合わせを受けるヘルプデスク、売り上げを管理する経理、人の関与している組織やサービスを規定している文書など多くの要素があげられるでしょう。
管理対象を全体像で把握する構成アイテム(CI)の関係マップ
ServiceDesk PlusのCMDBで利用できる関係マップでは、あるCIに関係している他のすべてのCIがグラフィカルに可視化され、目的のCIに関係性のある他のCIの全体像を容易に把握することが可能です。
CI同士の関係付けは、ハードウェアとハードウェアだけではなく、サービスのように抽象的なCIとハードウェアといった物理的なリソースを組み合わせることもできます。
これによって、サービスを稼働させているハードウェアの様な物理構成とサービスを運営している人的リソースを組み合わせることで、CIに関連して発生したインシデントや問題、変更の影響範囲を容易に把握することができるようになります。
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