M365 Manager Plus ナレッジベース

アップグレード方法(サービスパックの適用方法)


M365 Manager Plus のサービスパックのインストールによる、アップグレード/アップグレードの手順は次の通りです。

サービスパックのダウンロード

サービスパックファイルは、ManageEngine Communityよりダウンロードできます。
「購入済みの製品」タブからダウンロードしてください。

ManageEngine Communityのご利用方法については以下のページをご参照ください。

ダウンロード画面でご利用ビルドのバージョンアップに必要なモジュールを検索し、表示された全てのサービスパックをダウンロードしてください。
検索方法はManageEngineユーザーマニュアル の「アップグレードに必要なサービスパックの検索」をご確認ください。

バックアップの取得

アップグレードによる障害を防止するため、アップグレード前に必ずバックアップファイルをご取得ください
※バックアップのファイルサイズはアプリケーション内にあるデータの容量に依存します。

1. M365 Manager Plus を停止します。
停止方法はこちらをご参照ください。

2. M365 Manager Plusのインストールディレクトリ※をコピーし、別の場所に保存します
※デフォルトのインストールディレクトリはC:\ManageEngine\M365 Manager Plus\もしくはC:\Program Files\ManageEngine\M365 Manager Plus\です

サービスパックの適用

※故意にアップグレードプロセスを切断しないようお願いいたします。
複数のサービスパックの適用について

※ビルドの百の位以上が変わる場合(42xx -> 43xx、43xx -> 44xx など)は、「複数のサービスパック」を適用する必要があります。
しかし、増分が十の位以下の場合(4322 -> 4327 など)は、「最新のサービスパックのみ」を適用してください。
また一度に複数のサービスパックの適用はできません。複数のサービスパックを適用する場合は、次のように1つずつ適用してください。

  1. アプリケーションの停止 -> サービスパック①の適用 -> アプリケーションの起動&アップグレードを確認
  2. アプリケーションの停止 -> サービスパック②の適用 -> アプリケーションの起動&アップグレードを確認

例)4200から4327へアップグレードする場合(百の位以上が変わる場合)
1. "サービスパック (4200_4222から4300へ)" を適用
2. "サービスパック (4300_4319から4327へ)" を適用

・Windows 7 / Vista / 2008 / 2008 R2 の場合で「ユーザーアカウント制御」が有効になっている場合は、コマンドプロンプトを開く際に、「管理者として実行」を選択して開いてください。
・アップグレード中はコマンドプロンプトは閉じないでください。
  1. M365 Manager Plus を停止します。
    停止方法はこちらをご参照ください。
  2. 管理者としてコマンドプロンプトを実行します。
  3. 以下のコマンド実行してbinディレクトリ移動します。

    cd <M365 Manager Plusインストールディレクトリ>\bin

    例)cd "C:\ManageEngine\M365 Manager Plus\bin"
     ※パスにスペースが含まれる場合は、上記のようにパスを""で囲ってください。

  4. 以下のコマンドを実行してUpdateManagerを起動します。

    UpdateManager.bat

  5. [Browse]をクリック後、ダウンロードしたアップグレードパック(.ppm)を選択して、[Install] をクリック
    ※アップグレードパック名はアップグレード対象毎にファイル名が異なります。

    証明書(.crt)をインポートするためのウィザードが表示された場合は以下のリンクより証明書を取得し、インポートしてください

    • ビルド4535までのアップグレードに必要な証明書はこちら

    • ビルド4600以降のアップグレードに必要な証明書はこちら


  6. Service Pack installed successfully”と表示されるのを確認して[Close]をクリック
  7. [Exit]をクリックしてUpdateManagerを終了
  8. M365 Manager Plus を起動
  9. 管理者アカウントでM365 Manager Plus にログイン
  10. ログインページの右上にある「ライセンス」リンクをクリック
  11. ビルド番号が正しく表示されていることを確認
  12. 人型アイコンの下にある「テナント設定」リンクをクリック
  13. Microsoft365テナントのREST APIアクセス列が「有効化済み」と表示されていることを確認※
  14. ※「許可の更新」と表示されている場合はアクセス許可を更新してください。詳細は以下に記載します。

アクセス許可の更新

  1. Super Admin役割を持つ技術者としてM365 Manager Plus にログインします。
  2. テナント設定に移動します。
  3. Microsoft365テナントのREST APIアクセス列に「許可の更新」と表示されている場合はクリックします。
  4. Microsoft 365ログインポータルにリダイレクトされ、適切な資格情報でサインインします。 (すべての権限を割り当てる場合は、グローバル管理者権限が適しています。)
    このプロセスは、M365 Manager Plus内で行われていないため、入力された資格情報は製品データベースには保存されません。
  5. 承諾をクリックします。
  6. M365 Manager Plusコンソールにリダイレクトされ、Rest APIアクセス下のテキストが「有効化済み」に変更されていることが確認できます。
  • 各バージョンのサポート期限については、次のページを参照ください。

M365 Manager Plus サポート情報

  • 現在利用している製品のバージョンを確認する手順は、次のページを参照ください。

ビルド番号の確認方法