M365 Manager Plus ナレッジベース

証明書が必要なプロキシ、ファイヤーウォールを利用している場合の設定方法


プロキシサーバーSSLインスペクションを行っている場合やファイヤーウォールで証明書ベースの認証が必要な場合、M365 Manager Plusのキーストアに証明書のインポートが必要です。
本ページでは証明書のインポート手順について解説します。

多段プロキシ構成の場合、全てのプロキシサーバーのルート証明書をインポートしてください。
  1. プロキシサーバーのルート証明書を任意の場所に配置します。
  2. コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
  3. 以下のコマンドを実行します。

    cd <M365 Manager Plusインストールディレクトリ>\jre\bin

    例)

    cd C:\Program Files\ManageEngine\M365 Manager Plus\jre\bin

  4. 以下のコマンドを実行します。

    keytool.exe -import -trustcacerts -alias <ファイルの登録名(指定した名称でキーストアに登録されます)> -file <ルート証明書のファイルパス> -keystore ..\lib\security\cacerts

    例)

    keytool.exe -import -trustcacerts -alias ProxyRootCert -file C:\XXXX.cer -keystore ..\lib\security\cacerts

  5. キーストアのパスワード入力を求められた場合、デフォルトのパスワードはchangeitです。
  6. M365 Manager Plusサービスを再起動します。