ビルド4327以降のデータストレージに関して
作成日:2020年4月21日 | 更新日:2023年9月8日
概要
日本リリースビルド4327以降を新規インストールした場合、データストレージとしてElasticsearchも使用されます。
詳細
グローバルリリースビルド:4324以降 / 日本リリースビルド:4327以降は、監査/アラート/コンテンツ検索モジュールにおいてデータ保存と分析のためにElasticsearchが使用されます。 上記以外(製品設定データ等)は、PostgreSQL(デフォルト)またはMSSQLがデータストレージとして使用されます。
Elastichsearchのデータは<M365 Manager Plusインストールフォルダ>\elasticsearch\data に保存されます。
メリット
Elasticsearchのメリットは下記の通りです。
- データの読み取りおよび書き込み速度が向上
- UI上に大量のデータを表示する際、データ取得の遅延を改善
- データの検索、ソート、フィルタリングの速度が向上
注意点
現時点(ビルド4327)では、Elasticsearchがデータストレージとして使用されている場合、データ削除、アーカイブ、高可用性はサポート対象外となっております。
【2023/9/8追記】
ビルド4535で監査ログのアーカイブ機能が実装されました。