使用DBがMySQLで、OpManagerに正常にログインできない、または起動しない
作成日:2014年5月20日 | 更新日:2018年10月18日
【現象/要望】
イベントログで「mysqld-nt: Table '.\opmanagerdb\polleddata' is marked as crashed and should be repaired」のエラーが発生し、OpManagerが起動しない。
polleddataテーブル以外のテーブルでもクラッシュした旨のイベントログが発生する場合もあります。
【原因】
主に、ウィルス対策ソフトのウィルススキャンがOpManager実行中(DBテーブルの書き込み中)に走ると、テーブルがクラッシュします。
その結果、OpManagerを起動できなくなります。
また、停電などによりMySQLのテーブルがクラッシュする事例もあります。
【解決方法】
それぞれのOpManagerインストールサーバOSに応じて、repair tableの手順を実行し、クラッシュしたテーブルを修復します。
なお、本手順を実行時にOpManagerがすでに起動している場合には停止後、以下の手順を実行します。
(Windowsの場合)
- コマンドプロンプトを管理者として起動
- インストールディレクトリ/binに移動
- startMySQL.batを実行
- 別のコマンドプロンプトを管理者として起動し、インストールディレクトリ/mysql/binに移動
- 以下のコマンドを実行
mysql -u root -P 13306 opmanagerdb - 次のクエリを実行
repair table PolledData;
※polleddata以外のテーブルが壊れている場合には、そのテーブル名を指定します。 - quitでデータベースの接続を切断
- インストールディレクトリ/binに移動
- stopMySQL.batを実行
- タスクマネージャにてmysqld-ntプロセスが停止したことを確認後、OpManagerサービスを起動
(Linuxの場合)
- 端末を起動
- インストールディレクトリ/binに移動
- startMySQL.shを実行
- 別の端末を起動し、インストールディレクトリ/mysql/binに移動
- 以下のコマンドを実行
mysql -u root -P 13306 --socket=../mysql.socket OpManagerDB - 次のクエリを実行
repair table PolledData; - quitでデータベースの接続を切断
- インストールディレクトリ/binに移動
- stopMySQL.shを実行
- OpManagerを起動
【対応リリース】x.x
MySQLをバンドルしたOpManagerはビルド9410を最後に今後提供される予定はございません。
また、OpManager12以降はサポート対象外となりますので、DBの移行をご検討ください。
■MySQLからPostgreSQLにDBを変更する方法を教えて欲しい
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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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