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ManageEngine の特権 ID 管理ソフトが機能を強化
Windows サービスを起動するローカルアカウントを検出してトラブル回避に

2016年1月25日

ゾーホージャパン株式会社(代表取締役:迫 洋一郎、本社:横浜市)は、特権 ID の管理を最適化し、組織のセキ ュリティ強化や監査の効率化を支援するソフトウェア「ManageEngine Password Manager Pro (マネージエンジ ン パスワード・マネージャー・プロ、以下、Password Manager Pro)」の最新版「リリース 8.3」を、2016 年 1 月 25 日に提供開始したことを発表いたします。

Windows の Administrator や Linux の root のように、ユーザーアカウントやデータベース/サーバーの管理、ネッ トワーク機器の設定変更など、高権限に基づいた操作ができるID のことを、一般に「特権 ID」と呼びます。特権 ID は、複数の担当者が共有して利用するケースが多く、「誰が/いつ/どのような」操作を実行したかの履歴が曖昧とな ることから、政府系機関からも厳重な管理が推奨されています。2015 年 4 月以降、ManageEngine では特権 ID 管 理を含むセキュリティ関連製品(※)の販売体制を強化しました。

※ManageEngine で提供しているその他のセキュリティソリューションとして、「標的型サイバー攻撃の内部対策」 ソリューションがあります。

【Windows サービスを起動するローカルアカウント検出機能】

「Password Manager Pro」では、Windows、Linux、VMware、ネットワークデバイスなどの ITリソース上に登録されたアカウント情報を自動で検出できます。近年、組織の再編成や異動によって放置された不使用のアカウントを乗っ取り、機密情報の窃取を狙う犯行が問題となっていますが、この機能により、効率的にアカウントの棚卸しを実施できます。

今回の新版リリースにより、検出した「Windows ローカルアカウント」が「Windows サービスを起動させるアカウ ント」に設定されているかどうかも自動で検出し、「ローカルアカウント」と「サービスを起動させるアカウント」 のパスワード変更を連動させることが可能となりました。「サービスを起動させるアカウント」のパスワードを変更せずに、「ローカルアカウント」のパスワードを変更してしまうことで、Windows サービスが起動しないというトラ ブルが起こり得ますが、この機能によって防ぐことができます。

ManageEngine 「Password Manager Pro」アカウントと連動したWindowsサービス検出画面 <ManageEngine 「Password Manager Pro」アカウントと連動したWindowsサービス検出画面>

「Password Manager Pro」の最新版「リリース 8.3」について、その他の主な新機能は以下のページをご参照くだ さい。

【価格および評価版ダウンロード】

「Password Manager Pro」では、30日間無料で全機能を使え、技術サポートも受けられる「評価版」を提供して います。評価版は、以下のリンクよりダウンロードできます。なお、「Password Manager Pro」の有料版ライセンス料金については、以下の価格ページをご参照ください。

Password Manager Proについて

Password Manager Pro は、特権 ID のパスワードを安全かつ一元的に管理し、ストロングパスワード利用の徹底、 パスワードの定期的な変更、パスワードに対するユーザーアクセスの制御、パスワード管理のワークフローなどを自動化し、組織のパスワード管理ポリシーの徹底を支援します。ユーザーの操作履歴を記録でき、内部統制の証跡として役立ちます。公共・金融期間を中心に世界中で 3000 社以上の導入実績があるWeb ベースの特権 ID 管理ソフトウェアです。

Password Manager Pro

ManageEngineについて

ManageEngineは、ゾーホージャパン株式会社が提供するネットワークやITサービス、セキュリティ、デスクトップ・ノートPC、ビジネスアプリケーションなどを管理する製品・サービス群です。
必要十分な機能に限定、かつ、直感的な操作が可能な画面設計により、短期間での導入が可能であり、その後の運用フェーズにおいても手間がかからず、よりシンプルなIT運用管理を実現します。
また、中堅・中小企業でも導入しやすいリーズナブルな価格で、これまで大手ITベンダが提供する複雑で高額なツールを利用していた企業や、ツールを自社開発していた組織にも採用されてきました。現在では、日本国内の一般企業、官公庁や自治体などへ、3,000ライセンスを超える販売実績があり、安心して使える製品・サービスです。
最大で29言語に対応する製品・サービスは、北米、欧州をはじめ、南米、中東、アジアなど世界で12万社以上の企業や組織が導入し、企業・組織のIT運用管理のシンプル化、グローバル化に貢献しています。

ManageEngine

ゾーホージャパン株式会社について

ゾーホージャパン株式会社は、ワールドワイドで事業を展開するZoho Corporation Pvt Ltdが開発/製造したネットワーク管理開発ツールや企業向けIT運用管理ツール、企業向けクラウドサービスを日本市場に提供すると同時に関連するサポート、コンサルティングなども提供しています。ネットワーク管理開発ツール「WebNMS」は、シスコシステムズ、エリクソン、アルカテル・ルーセント、モトローラなど世界2万5千社の有力企業で採用され、ネットワーク管理のOEM市場でデファクト・スタンダードとして認知されています。また、WebNMSのノウハウや経験を生かして開発された企業向けIT運用管理ツール群「ManageEngine」は、世界12万社を超える顧客実績を誇り、国内でも販売本数を伸ばしています。その他、業務改善/生産性向上を支援する企業向けクラウドサービス群「Zoho」は、世界で1300万人を超えるユーザーに利用されています

Zoho Corporation

※ 本資料に掲載されている製品名、会社名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。®マーク、™マークは省略しています。