Applications ManagerのAmazon分析サービス監視
Amazon分析サービスは、データ処理、クエリー実行、可視化、機械学習(Machine Learning)の連携機能を備えており、ビッグデータ分析の負荷を効率的に処理することを目的としています。これらのサービスを監視することで、ITインフラ分析のような、データを大量に扱う処理のパフォーマンスやコスト管理、信頼性を確保できます。
Applications Managerは、以下のAmazon分析サービスの監視に対応しています。
- Amazon MSKクラスター
- Amazon Redshift
Amazon MSKクラスター監視
Amazon MSKクラスターは、ストリーミングデータ処理における高可用性、パフォーマンス、信頼性を維持するために監視が欠かせません。あらかじめ監視しておくことで、高レイテンシー、ブローカー障害、リソース枯渇などの問題をアプリケーションに影響が及ぶ前に検出できます。これにより、本番環境における想定外のスケーリング制限、メンテナンスによる中断、隠れたコストといった主要な運用課題にも対処できるようになります。
Applications Managerはクラスターの状態を可視化し、パフォーマンスのボトルネックや運用上の異常を素早く特定できるよう支援します。
- クラスターの状態、ブローカー数、アクティブなコントローラー数、ZooKeeperセッションの状態などの指標を通じて、クラスター全体の可用性と稼働状況を監視します。Kafka Datalogsのディスク使用率、Express Storageの使用率、ZooKeeperリクエストの平均レイテンシーといったリソース使用率の主要項目を監視することで、高パフォーマンスストレージの利用状況を把握し、効果的な容量計画を支援するとともに、ストレージに起因するパフォーマンスの問題を未然に防止できます。
- データおよびパーティションに関する指標を監視し、データの整合性と分散状況を評価できます。これには、オフラインパーティション、グローバルパーティション、グローバルトピックなどが含まれます。
- セキュリティ、ストレージ、ネットワーク構成といった構成属性を確認することで、最適なパフォーマンスとコンプライアンスを確保し、不安定性や非効率性につながる設定ミスを早期に検出できます。
Amazon Redshift監視
Amazon Redshiftクラスターの状態とパフォーマンスを可視化し、分析業務やビジネスオペレーションを停滞させる速度低下、タイムアウト、ダウンタイムを予防できるように支援します。
Applications Managerは、リーダーノードとコンピュートノードの両方について、リソース使用率(CPU、ディスク、データベース接続)、ネットワークスループット、ストレージの状態など、幅広いパフォーマンス指標を収集します。これにより、ユーザーへの影響やコスト増大につながる問題を、事前に検出できます。
また、クエリー実行時間、スループット、ライフサイクルの各フェーズの所要時間(計画、待機、コミットなど)、各種実行ステージを含む、クエリーパフォーマンスの詳細データも追跡可能です。
さらに、Concurrency Scalingに関する指標を監視することで、追加クラスターの起動頻度や稼働時間を把握し、クラスターサイズの最適化およびコスト効率の改善に役立てることができます。
クラスターおよびノードレベルでは、スループット、受信/送信ネットワークトラフィック、ディスクアクティビティを確認することで、ボトルネックの特定、ワークロードの偏り、リソース競合の発生を発見できるよう支援します。クラスターの状態、接続状況、ネットワークパフォーマンスを可視化することで、信頼性の高い運用と迅速なトラブルシューティングを実現します。
Amazon Redshift監視の詳細はこちらをご覧ください。
関連機能
- AWS監視機能
Applications ManagerのAWS監視機能でできることを紹介します。 - クラウド環境監視機能
Applications Managerによるクラウド環境の監視機能を紹介します。




