Oracle Multitenantとは?利点や効率的な監視方法とは

アプリケーションパフォーマンス管理

Oracle Multitenantとは?そのメリット・デメリットとは

Oracle Multitenantは、Oracle社のエンタープライズ向けデータベースです。このバージョンで導入された最も注目すべき機能は、マルチテナント・アーキテクチャとプラガブル・データベースです。

マルチテナント・アーキテクチャとは、複数のデータベースを1つのデータベースに統合する機能です。 構成は、1つのマルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)の上に、全てのDBで共有するオブジェクトを管理するRootが1つと、複数の仮想的なデータベースであるプラガブル・データベース (PDB)が乗るイメージとなります。 1つのデータベース上で複数のプラガブル・データベースを作成するメリットは、複数のデータベースでサーバーリソースを共同で利用するようになり、データベース全体のリソース使用量が削減できる点です。

マルチテナント・システムは、同等の単一テナントシステムよりも複雑となりやすいことがデメリットと言えます。そのため、Oracle Multitenantデータベースを使用したアプリケーションのパフォーマンスを最適化するためには、データベースの構成を可視化し、パフォーマンスの低下がないことを確認するために監視することが不可欠です。

Oracle Multitenantの構成とパフォーマンスを簡単に可視化する方法

ManageEngineが提供するAPMツールである「Applications Manager」では、Oracle Multitenantデータベースの監視機能を提供しています。Applications ManagerでOracle Multitenantデータベースを監視することで、マルチテナント・システム内の操作を簡素化し、パフォーマンスを最適化することができます。

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例えば、パフォーマンス低下対策のためにチューニングを実施する場合も、どこがパフォーマンス低下の原因であるかをグラフで簡単に特定できます。
Oracle Multitenantデータベースに問題が発生した場合に、即座に管理者にメールで通知し、問題発生と同時にサービスやサーバー再起動、プログラムの実行等の対応自動化を実現することも可能です。

高レベルのQoSを維持

マルチテナント環境で高いサービス品質(QoS)を提供しようとする場合の主な課題は、プラガブル・データベース(PDB)間のリソース割り当てです。Applications ManagerのOracle Multitenantデータベース監視は、PDBで多用されているテーブルスペースの詳細なパフォーマンスを可視化します。これにより、コンテナ・データベース(CDB)内の使用率の高いPDBを特定できます。

Applications ManagerのOracle Multitenantデータベース監視Applications ManagerのOracle Multitenantデータベース監視

処理負荷の管理

Applications ManagerのOracle Multitenant監視ツールは、CDBとPDBを可視化して監視するだけでなく、データベースに関連するサーバーやサービスも監視します。

Applications ManagerのOracle Multitenantデータベースの負荷監視Applications ManagerのOracle Multitenantデータベースの負荷監視

テーブルスペースの使用量とデータ増加を監視

各テーブルスペースに割り当てられた、使用中・空きスペースの合計、割り当てられたブロックと空きブロック、1分あたりの読み取りと書き込み、テーブルスペースに属するデータファイルのパフォーマンスを可視化します。テーブルスペースのデータ増加を監視して、必要に応じて容量を増やすことで、適切なタイミングで適切なプロビジョニングを実現できます。使用率が高まっているオブジェクトを早期に発見して対処することで、障害を防止できます。

接続ユーザーを追跡

接続の応答時間を監視することで、待ち時間の問題を改善できます。アカウントの有効期限の状態、有効期限についての詳細など、ユーザーに関する重要な情報を追跡します。

Applications ManagerのOracle Multitenantデータベースの接続監視Applications ManagerのOracle Multitenantデータベースの接続監視

セッション監視

セッションのアクティビティを監視し、システムに加えられた変更を監視します。セッションが中断された場合は、アラートを発報して管理者にお知らせします。システム内のセッション待ち時間の詳細を取得し、グループメンバー間の負荷分散を評価します。

Applications ManagerのOracle Multitenantデータベースのセッション監視Applications ManagerのOracle Multitenantデータベースのセッション監視

バッファ取得とディスク読み込みが多いクエリを特定

バッファ取得数が多いとディスク読み込みが多くなり、I/Oワークロードの増加やI/Oパスのボトルネックになる可能性があります。バッファ取得数とディスク読み込み数に応じて上位のクエリを特定し、バッファ取得数が多いクエリがOracleメモリーに負荷をかけて競合を引き起こすのを防ぎます。

デッドロックを迅速に検出

デッドロックは、トランザクションがデータベースのデフォルトロックを明示的に無効にした場合に発生します。システム内でロックを待機するセッションを監視することで、デッドロックの状況をすぐに検出して管理者にお知らせします。

ジョブとバックアップの管理

ジョブに問題がないかどうかをチェックします。実行に失敗したジョブ、次の実行日が遅れているジョブ、割り当てられた実行時間を超えたジョブなどを、ログファイルを調べることなく特定できます。アプリケーションの理想的なパフォーマンスを阻害するジョブを検出してお知らせすることで、管理者が適切に対処するのをお手伝いします。また、Applications Managerのコンソールからジョブの削除、有効化、無効化を行うことができます。 完了したジョブや失敗したジョブ、バックアップにかかった時間、最後のバックアップ時間など、バックアップジョブの状態を簡単に把握できます。

Applications ManagerのOracle Multitenantデータベースのジョブとバックアップ監視Applications ManagerのOracle Multitenantデータベースのジョブとバックアップ監視

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