Windows Server監視で遅い原因を今すぐ調査する方法

アプリケーションパフォーマンス管理

Windows監視とは?

ネットワーク運用管理の現場において「Windows監視」と言った場合、この「Windows」は、PCに搭載されたWindows 10などのOSではなく、Windows Server 2012 R2などに代表されるサーバーOSを指します。

ITインフラの要として重要なサービスを提供することの多いWindowsサーバーは意図しない停止や機能不全は許されません。そのため、サーバー管理者は、例えば、CPU・メモリ・ディスクの使用率やプロセス、Windowsサービス、イベントログの監視を実施することで、平常時のサーバーの状態を把握しています。

サーバーの状態を把握しておくことにより、たとえシステム障害が発生したとしても、それによるビジネスへの影響が大きくなる前に異常を検知し、対応できます。

いつでも瞬時に状態を把握できないと意味がない

まだ監視できていない管理者にとっては、「今困っているから、今何とかしたい」という心境だと思います。今すぐ簡単にはじめる方法に進んでください。

一方、既知の問題を解決できたら次は未知の問題に備える必要があります。定常的な監視を実施し、いつでも瞬時に状態を把握できる環境をつくれていない限り、異常をリアルタイムに検知し、有事の際の被害を最小限に抑えることはできません。

パフォーマンスモニターやOSSの活用はハードルが高い

Windows Serverのパフォーマンスを確認する場合、Windowsが標準機能として提供するパフォーマンスモニターの活用が考えられます。しかし、手間がかかる上、定常監視というよりは現状把握を目的に提供されているツールのため障害の予兆検知には不向きと言えます。

もちろん、パフォーマンスモニターのデータコレクターセットで、例えばCPU使用率のしきい値を設定し、タスクスケジューラで作成したメール送信タスクと組み合わせることで予兆検知を実現できないこともありません。しかし、この設定も骨の折れる作業です。担当するサーバーが何台もあるという管理者にとってはなおさらです。

そのため、一般的にサーバー管理者は監視ツールの導入を検討します。

その際、まずはじめに候補にあがるのがOSS(オープンソースソフトウェア)による監視システムの構築です。その主な理由は、監視のための予算が確保できていないためです。

無料でさまざまなことが実現できるOSSですが、構築する際により専門的な知識が必要なため、監視を開始するまでに多くの工数が必要となります。例えば、レポートやサーバー構成図などといった可視化をしたい場合、機能を開発する必要があります。

Windows監視を今すぐ簡単にはじめられるツール

そこで検討したいのが無料でも導入できるパッケージソフトウェアです。パッケージソフトウェアは、わかりやすい可視化機能まで標準搭載されているため、シンプルなインストールと簡単な設定ですぐに監視をはじめることができます。ManageEngineが提供するApplications ManagerもWindows監視を簡単に自動化するパッケージソフトウエアです。

無料で使えます[機能・監視数 無制限]

ダウンロードはこちら 概要資料はこちら

Windowsサーバーをエージェントレスで監視し、CPUやメモリー、ディスクの使用量を、使用を許可した範囲に制御します。

なお、サーバーだけでなくネットワーク機器も合わせて監視したいという方はOpManagerがおすすめです。こちらも無料で今すぐ簡単にはじめることができます。

 

インストールから監視開始まで1時間以内

[Windows サーバーおよびアプリケーション 監視画面] [Windows サーバーおよびアプリケーション 監視画面]

Windows サーバー監視と Windows アプリケーション監視に求められる機能

  • Windows サーバーの常時稼働や、リソースの使用状況が最良の状態を維持できること
  • 障害に瀕しているリソースの特定
  • 資産管理やキャパシティプランニング
  • 多様な Microsoft社のアプリケーションの監視

アプリケーション、サーバー、データべース、Webサーバーの統合監視ツール

Windows サーバー、Microsoft .NET、Microsoft SQL Serverデータベース、 Microsoft IIS Webサーバー、 Microsoft Exchange Serverを監視します。カスタマイズ性に優れたレポートや、グラフィカルなビュー、アラーム、 しきい値設定や包括的な障害管理など、アプリケーションの稼働時間やパフォーマンスを最大限利用できるよう、支援します。

監視対象の Windwosサーバー、Windowsアプリケーション

CPU 使用率CPU 使用量を監視し、最大限活用できているかを確認します。
メモリー使用率Windows システムのメモリー不足を回避します。メモリー使用率が高いときに通知します。
ディスク使用率ディスクの空き容量を確保します。ディスク空き容量がしきい値を下回った場合に管理者に通知します。その際、ディスク内の不要なファイルを削除するプログラムやスクリプトを実行することも可能です。
プロセス監視システムで稼働中の重要なプロセスを監視します。特定のプロセスが失敗した場合に通知します。
Windows サービス監視Windows システムで稼働中の重要な Windows サービスを監視します。WMI モードのみ対応しています。
ネットワークインターフェース監視ネットワークインターフェースのステータスと状態を監視します。入力/出力トラフィック、入力/出力使用率(%)、受信/転送パケット数情報から、パフォーマンスを把握します。SNMP モードのみ対応しています。
Windows イベントログ監視監視モードがWMI の場合、生成される Windows イベントを監視します。
Windows パフォーマンスカウンタWMI を通してWindows パフォーマンスカウンタの値を監視します。

 

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