コンフィグ管理における課題
IT専門家による分析の結果、多くのネットワーク障害は、コンフィグ変更におけるエラーに起因することが判明しています。一般的な組織では、ネットワーク管理者が複数のネットワーク機器を管理しており、状況や必要に応じてコンフィグ変更を行う場合が多くあります。したがって、コンフィグ変更時には継続的に管理される必要があり、その分管理者の負荷も高まります。
ネットワーク機器は企業活動を支える重要なインフラであり、許可されていないコンフィグ変更はネットワークに大きな障害をもたらす可能性があります。また、正しくコンフィグが変更された場合でも、その変更によってネットワークセキュリティが損なわれないようにする必要もあります。重要なIT資産であるネットワーク機器に対するセキュリティ脅威が増大する中で、コンプラインス標準や社内セキュリティポリシー、業界ガイドラインに準拠していかなければいけません。
ここまで
- コンフィグ変更管理
- セキュリティポリシー準拠
についての課題を説明しました。
IT部門の責任者には、運用コストを削減して生産性を向上させるために、コンフィグ変更管理やセキュリティポリシー準拠の確認などで発生する定型作業を自動化することが求められます。そこで、多くの企業ではツールを導入し、これらに関連する作業を自動化し、生産性の向上に務めています。
ManageEngineがご提供する「Network Configuration Manager」もそのツールの1つです。低価格でマルチベンダーに対応しており、様々な業種・業態・規模の組織にご利用いただけます。
Network Configuration Managerの機能
コンフィグ変更管理
- コンフィグバックアップ
- 差分比較
- 世代管理
- ユーザー権限によるアクセス制御
- リアルタイム変更検出
- コンフィグのロールバック
自動化
- コンフィグ関連タスクのスケジューリング
- ファームウェアのアップグレード
- コンフィグ同期
コンフィグ同期
- コンプライアンスチェック
監査、レポート、その他
- 変更の証跡を記録した詳細な監査記録
- インベントリ、コンフィグ変更、コンプライアンスに関する詳細レポート
- Active Directory、LDAP、RADIUSとのユーザー連携