トポロジーマップのディスカバリー

OpManagerでは、ルーターのIPアドレス(シード装置)を設定することで、SNMP通信と各種プロトコルを通し、ネットワークのトポロジーマップを作成することができます。

トポロジーマップの概要や各種設定の詳細はこちら
トポロジーマップ作成の前提条件についてはこちら

トポロジーマップのディスカバリー手順は下記の通りです。

  1. [設定]→[ディスカバリー]→[トポロジーディスカバリー]に移動します。
    または[マップ]→[トポロジーマップ]横の[+]をクリックします。
    トポロジーマップのディスカバリー
  2. 以下の情報を指定します。

    項目 説明
    トポロジーマップ名 トポロジーマップの名前を入力します。
    ディスカバリープロトコル ディスカバリーに使用するプロトコルを指定します。
    ルーターIPv4アドレス シード装置のIPv4アドレスを入力します。
    スケジュール間隔 スケジュール間隔を指定します。OpManagerは指定された間隔で対象のトポロジーマップを再ディスカバリーし、構成の変更等を自動で反映します。
    再ディスカバリーの時刻は、対象のトポロジーマップをディスカバリーした時刻と同時刻に行われます。
    開始IPアドレスと終了IPアドレス トポロジーマップに含める範囲の開始IPアドレスと終了IPアドレスを入力し[+]をクリックします。
    シード装置(ルーターIPv4アドレス)を含める必要はありません。
    設定依存関係 チェックを有効にしている場合、シード装置を親装置として各装置の依存関係を自動で設定します。
    認証情報の選択 ディスカバリーに使用するSNMPの認証情報を選択します。
    全ての認証情報を使用する場合、[全て選択]横のチェックボックスにチェックを入れます。
    個別に設定する場合、各認証情報名横のチェックボックスにチェックを入れます。
    認証情報を新規作成する場合、画面右上の[認証情報の追加]から追加します。
    ここで選択したSNMP認証情報のいずれも利用できない装置が存在する場合、その装置と隣接関係を持つ配下の装置はトポロジーマップ上に描画されません。
    例)シード装置に接続しているスイッチでSNMPに認証情報が利用できない場合、トポロジーマップが描画するのはそのスイッチまでであり、スイッチに接続されている配下の装置はトポロジーマップ上に描画されません。
  3. 必要に応じて、ページ下部の[高度な設定]を開き、以下を設定します。
    項目 説明
    設定 依存関係 チェックを入れて有効にすると、作成されるトポロジーマップに応じて装置間の依存関係が自動で設定されます。
    ビジネスビューとして保存 作成されるトポロジーマップに基づいて、対応するビジネスビューが自動で作成されます。
    作成されるビジネスビューでは、トポロジーマップ上の更新が自動で同期されます。
    この機能で作成されるビジネスビューを手動で編集することはできません。
    フィルターの追加 IPアドレスまたはIPレンジを指定することで、条件に合致する装置をトポロジーマップの作成対象から除外できます。
  4. [ディスカバリー]をクリックし、しばらく待機します。
  5. トポロジーマップが作成されるか確認します。
  6. トポロジーマップの作成例