大企業に適した監視ツールとは
ITインフラは、重要なビジネスサービス(社内の管理業務用のサービスや顧客向けのアプリケーションサービスなど)を提供する基盤となっています。ITインフラの監視は不可欠であり、監視手段はすでに確立されています。中堅・中小企業(SMB)向けのITインフラには、パフォーマンスを監視し、問題を検知するためのシンプルなネットワーク監視ツールが必要です。通常、数名のIT管理者が、ネットワーク装置やファイアウォールを構成し、ネットワークの問題が発生した場合に手動でトラブルシューティングを行います。
この方法は、少ない台数の装置で構成されるネットワークには適していますが、千台を超える装置で構成される大規模ネットワークでは実用的ではありません。大規模ネットワークは、ハードウェア要件が常に増大しており、専属のITチームが必要で、地理的に分散している場合もあるからです。
大規模インフラ監視ツールは、次の要件を満たしている必要があります。
- ネットワークの規模に合わせて拡張可能
- 複数の拠点をリアルタイムに監視可能
- マルチベンダーのネットワーク装置をサポート
- 障害復旧の一次対応や定型作業を自動化
ユーザーごとのアクセス権の範囲設定が可能
上記に加えて、大企業向け監視ツールは使いやすく、高性能で、幅広い監視機能を備えている必要があります。
大企業向け監視ソリューション - OpManager
ManageEngineが提供するOpManagerは、大規模なネットワーク環境を一元監視・可視化できる統合監視ツールです。OpManagerは、スイッチ、ルーター、サーバー、仮想インフラ、インターフェース、ファイアウォール、ストレージ装置、その他のネットワーク装置を監視するための一元化された管理コンソールを備えています。この拡張性の高い大規模ネットワーク向け監視ツールを使用することで、ネットワークトラフィックを分析し、ネットワーク構成、スイッチポート、IPアドレスを管理できます。
エージェントレスな大規模ネットワーク管理ソフトウェア
エージェントベースのネットワーク監視ソリューションでは、IT管理者が、すべてのネットワーク装置にエージェントをインストールし、情報を収集して監視する必要があります。この方法は、装置の数が少ないITインフラには適していますが、装置の数が1,000台を超えるような大規模ネットワークでは現実的ではありません。エージェントレスな大規模ネットワーク向け監視ツールであるOpManagerを使用すれば、構成作業を簡素化できます。ITインフラへの導入も容易で、最短10分で監視を開始できます。
OpManager Enterprise Editionの特長
・拡張性:OpManagerは、拡張性の高いエンジンを搭載しています。OpManagerを使用すると、追加設定を行うことなく10,000台の装置を監視できます。
・リモート監視:OpManagerでは、拠点の数が増えてリソースが増大しても、統合コンソールでITインフラを監視できます。OpManagerの安定性の高い大企業向けのプローブ・セントラルによる分散構成により、ローカル/グローバルの拠点をリアルタイムに監視できます。
セントラルサーバーは、複数のプローブサーバーとデータを同期する統合コンソールとして機能します。プローブサーバーは、ポーリングエンジンとして機能し、ITインフラ内のルーター、スイッチ、ファイアウォール、サーバー、ネットワーク装置の障害とパフォーマンスを監視します。プローブサーバーは、定期的にセントラルサーバーとデータを同期します。
・ユーザー管理:指定したユーザーにアクセス権を付与することで、ネットワークのセキュリティを確保できます。OpManagerでは、外部のサードパーティ製ID管理ツールを使用することなく、ユーザーを認証できます。役割によってユーザーにアクセス権を付与するだけでなく、ユーザーのスコープを定義することもできます。スコープは、スタッフのアクセス権の範囲を明確に定義できるため、複数のスタッフを擁するITチームにとって有用です。OpManagerのユーザー管理では、次のことが可能です。
- ユーザーのアクセス権を制限
- ユーザーに役割ベースのアクセス権を付与
- ユーザーにスコープベースのアクセス権を付与
広範なサーバー・ネットワーク機器に対応
OpManagerの包括的な大規模サーバー監視機能を使用することで、さまざまなサーバーだけでなく、Cisco、Juniper、IBM、Aruba、ZTEといった多くのベンダーから提供されているスイッチ、ルーター、ストレージ装置、プリンター、UPSなどのネットワーク装置も詳細に監視できます。さらに、OpManagerは、SNMP、WMI、ICMP、SSH、Telnetなどの各種プロトコルにも対応しています。
・テンプレート:大規模ネットワーク内のあらゆる装置のしきい値を構成・設定する作業は、多くの時間と人的リソースを要する非常に手間のかかるプロセスです。このプロセスを簡素化するために、OpManagerには装置固有のテンプレートとベンダー固有のテンプレートが用意されています。テンプレートは、特定の種類の装置/ベンダー向けの一連の定義済み監視項目で構成されています。OpManagerには、大規模ネットワークの監視を容易にする11,000種類以上の装置テンプレートが用意されています。これらのテンプレートは要件に合わせてカスタマイズすることも可能です。
・仮想環境:大規模ネットワークでは、多様なニーズに対応するため、最先端のネットワーク技術が採用されていることもあります。それらを監視するために複数のツールを使用することは、非効率的で費用対効果に優れた方法ではありません。OpManagerを使用すれば、スイッチやサーバーなどの機器だけでなく、VMware、Hyper-V、XenServers、Cisco UCS、Nutanixなどのインフラも統合コンソールで監視できます。さらに、Cisco IP SLAを使用してWANを監視することもできます。
自動化
ネットワークの規模は拡大する一方であるため、ネットワーク管理がさらに複雑化することは避けたほうが賢明です。OpManagerを使用することで、ネットワーク管理プロセスを大幅に簡素化できます。
・ディスカバリー:OpManagerを使用すると、指定の期間内にネットワークに追加された新しい装置を自動的に検知できます。OpManagerは、このような装置を検知すると、装置に関するデータを収集し、インベントリに追加します。インベントリの装置を「ディスカバリー時刻」順に並べ替え、大規模ネットワークを監視することもできます。
・ディスカバリールールエンジン:OpManagerは、ネットワーク内の装置の検知以外にも、次のアクションを自動的に実行します。
- 装置に関する情報の収集
- 装置の並べ替え
- 認証情報の装置との同期
- 該当する装置テンプレートの関連付け
- 監視の開始
上記のすべてアクションは、OpManagerのディスカバリールールエンジンで実行されます。ディスカバリールールエンジンを使用すれば、ネットワーク管理プロセスを簡素化できます。特に大規模ネットワークでは非常に便利な機能です。
・ワークフロー:OpManagerのワークフロー機能を使用することで、トラブルシューティングの一次対応や、定型的なメンテナンス作業の自動化などを実現可能です。インテリジェントな自動化機能であるワークフローでは、条件を定義し、装置やコマンドを選択することで作業を自動化できます。80種類以上のワークフローアクションが用意されており、ドラッグ&ドロップでアクションを組み合わせることで素早く柔軟にワークフローを構成できます。
リアルタイムの監視およびレポート機能
・監視:大規模ネットワークでは、環境の拡大、接続するエンドポイントの増加、中継地点の機器の増加といった要因により、通信パフォーマンスの低下が発生しやすくなります。OpManagerは、スイッチ、ルーター、物理サーバーおよび仮想サーバー、インターフェース、Cisco UCS、Nutanix、ストレージ装置などの可用性、正常性、パフォーマンス(5,000を超えるパフォーマンス指標)をリアルタイムで監視します。装置のパフォーマンスを経時的に監視することで、問題の原因を早期に特定しやすくなります。これにより、ハードウェアの交換や新しい装置の購入といった、IT関連の意思決定を計画的に行えるようになります。
・ダッシュボード:ダッシュボードは、ITインフラ全体の概要を1か所でグラフィカルに表示します。重要業績指標(KPI)のリアルタイム情報が、グラフ、各種装置のサマリー、監視状況などの形式で表示されるため、重要な装置の状態を一目で把握できます。
・レポート:レポートは装置の異常やパフォーマンスの低下を特定し、文書化する上で役立ちます。OpManagerを使用してネットワーク装置に関するレポートを生成できます。このようなレポートでは、装置のパフォーマンスに関する詳細データを確認できます。OpManagerには200を超える設定済みレポートが用意されています。レポートはエクスポート、スケジュール設定、要件に合わせて簡単にカスタマイズすることが可能です。
OpManagerの自動化機能と機械学習を用いた予測機能により、大規模ネットワークの監視を簡単に実施できます。たとえば、次のような機能を備えています。
1. ストレージ容量の予測:OpManagerでは機械学習を用いた予測技術により、装置ストレージが割り当て容量の80パーセント、90パーセント、100パーセントに達する時期を正確に特定できるため、購入の意思決定を計画的に行えます。
2. 通知プロファイル:OpManagerではアラート発報をもとに、メールによる通知以外にも、Slackと連携した通知や、ヘルプデスクツールでのチケット起票などを通じてネットワーク障害が通知されるため、アラートが見過ごされる可能性を最小限に抑えられます。
3. アラートのエスカレーション:アプリケーションサーバーなどの重要な装置に対してアラートのエスカレーションルールを構成できるため、可用性、正常性、パフォーマンスに関する障害が発生すると、アラートがユーザー定義の基準に従ってメール経由などで上位の担当者にエスカレーションされます。
4. 統合コンソール:セントラルサーバーのコンソール画面からプローブサーバーのネットワーク監視アクションを実行できます。これにより、装置のディスカバリーと監視が簡素化され、ネットワーク監視データをリアルタイムに可視化できるため、個別のプローブサーバーに手動でログインする必要がなくなり、企業全体で一元的かつ効率的にアクションを実行できるようになります。
5. 一元化された構成:高度に複雑なネットワークにおける構成の変更と、変更の実装という課題に対応できます。IT管理者は、セントラルサーバーに構成を適用し、接続されているすべてのプローブサーバーと同期することで、組織規模の煩雑な構成(メールサーバー設定、プロキシサーバー設定、その他の設定など)を簡素化できるようになりました。
6. 可視化:トポロジーマップとビジネスビューを使用して、複数の拠点における重要なサービスの可用性を確認できます。OpManagerを使用すれば、リモート拠点を視覚的に簡単に監視し、ネットワークサービスが中断する前にリアルタイムでアラートを取得できます。
7. 多段階しきい値:OpManagerではアラート発報の基準となるしきい値を3段階(注意・警告・重大)に分けて設定できます。発報されたアラートは色分けされ管理画面上で可視化されるため、重大なネットワーク障害を特定して迅速に対応できます。
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