大規模ネットワークの監視
大規模ネットワークを監視する目的は、ビジネスネットワークをプロアクティブに監視・管理し、スムーズなパフォーマンスと高い信頼性を実現することです。可用性や正常性、パフォーマンスを維持するために、ネットワークの各層が継続的に監視・分析されます。ただし、ビジネス要件を満たせるネットワーク監視ソフトウェアを選択する必要があります。大規模ネットワークには、高性能で信頼性の高いネットワーク監視ツールが必要です。
大規模ネットワーク向け監視ツールの課題
大規模ネットワークの管理には、次のような課題が伴います。
- 大規模ネットワークは規模が大きく、組織で使用されている技術、プロトコル、装置、ベンダーが多岐に及ぶ場合もあるため、拡張は容易ではありません。これが監視ツールのシームレスな動作を妨げる要因となっています。
- ネットワークは常に変化しており、新しい装置が毎日のように追加または削除されています。装置の自動ディスカバリーに対応したネットワーク監視ソフトウェアを使用しない限り、規模の大きい組織が動的に対応するのは困難です。
- 監視ツールが適切に構成されていないと、大量のアラートが発報され、アラートの処理に多くの手間がかかる可能性があります。
しっかりとした監視戦略を策定したとしても、他の多くの課題が発生する場合があります。そのため、幅広い機能に対応したネットワーク監視ソフトウェアを導入することが重要です。
大規模ネットワーク向け監視ツールに求められる機能
大規模ネットワーク向け監視ソフトウェアを選択する際は、次の機能に注目してください。
- プロアクティブな監視:大規模ネットワークを継続的に監視し、ネットワークのパフォーマンスをリアルタイムに可視化できる必要があります。これにより、ネットワークパフォーマンスのボトルネックを特定し、ネットワークに影響が及ぶ前に問題を解決できるようになります。
- アラートと通知:多くのネットワーク監視ツールでは、プロアクティブにアラートを発報できます。ただし、より効果的な問題解決に役立つのは、しきい値の定義が可能で、さまざまな通信チャネルを通じて通知を受け取れるツールです。
- 拡張性:大規模ネットワーク向け監視ツールは、組織の複雑さと規模に合わせて拡張できる必要があります。さらに、幅広い種類の装置や分散環境を監視する必要もあります。
- 拡張サポート:組織で使用されている技術は1つとは限らないため、監視ツールはさまざまな技術、プロトコル、幅広いベンダーに対応できる必要があります。また、他のIT管理システムとシームレスに統合できる必要があります。
- 導入が容易:導入が困難で使いにくいツールは、従業員がツールに習熟するのが困難であるため、実用的ではありません。一方、機能が充実した使いやすいネットワーク監視ツールは、手間をかけずにネットワークを効果的に監視するのに役立ちます。
OpManagerが最適な大規模ネットワーク向け監視ツールである理由
OpManager Enterprise Editionは、大規模企業のネットワーク監視・管理のニーズに対応できるように設計されています。プローブ・セントラルサーバーによる分散構成により、安定的な大規模ネットワーク向け監視を実現できます。また、企業の成長と拡大に合わせて、信頼性を損なうことなくネットワーク監視ソリューションを拡張できます。
OpManager Enterprise Editionを使用すれば、分散ネットワーク監視を容易に実施し、複数のリモート拠点を管理できます。大規模ネットワーク監視用のプローブサーバーを追加することで、ポーリングエンジンを分散できます。セントラルサーバーは、複数の拠点にまたがってネットワークを可視化し、容易に拡張と統合を行い、複数のプローブサーバーのネットワークの正常性を検知できるように設計されています。
セントラルサーバーのダッシュボードには、各プローブサーバーのネットワークの正常性とパフォーマンスに関するデータが表示されます。
すべてのプローブサーバーを単一のインベントリで確認できます。プローブ名でフィルタリングすることも可能です。
ネットワークを管理するために展開したプローブサーバーのリストを表示できます。
セントラルサーバーのWebクライアントから、プローブサーバーに属する装置の概要や監視結果を一目で把握できます。
プローブサーバーで発生しているすべてのアラートをセントラルサーバーのWebクライアントで確認し、迅速な障害管理に役立てることができます。
大規模ネットワーク向け監視ツールであるOpManager Enterprise Editionの特長
大規模ネットワークの監視に適したOpManager Enterprise Editionには、次のような特長があります。
- セントラルサーバーとプローブサーバーによる分散構成により、10,000デバイスの監視が可能です。
- 各プローブサーバーが、セントラルサーバーの管理コンソールに遠隔地のネットワーク障害とパフォーマンス情報を通知し、まとめて管理することができます。
- 可用性が高く、データの完全性が保障されているため、信頼性の高い統合監視環境を構築することができます。
- あらゆる企業のネットワークに適用するために、安全で帯域の集中が少ない通信方法を採用しています。
- 複数の国に拠点を持つ、分散化されたネットワーク環境にも適しています
- 監視テンプレートやWindowsイベントログ、syslog、SNMPトラップなどの基本的な監視項目の一括設定により、すばやく、容易に、各プローブサーバーを構築することができます。
- 1つの拠点や同じネットワーク上に複数のプローブサーバーを配置し、監視領域を分けることもできます。





