仮想サーバーの監視とは

仮想サーバーの監視とは、仮想化されたサーバーの死活や、CPU・メモリ使用率などのいわゆるパフォーマンスを監視する運用管理の1つです。 仮想サーバーには大きくわけて、2つの種類があります。

ハイパーバイザ型

VMware、Hyper-V、XenServerなどの「ハイパーバイザ」と呼ばれる専用のソフトウェアを物理サーバー上に実行ファイルとして配置し、仮想環境を構築する方式です。仮想サーバーの構築では、このハイパーバイザ型が主流です。

ホストOS型

ホストOS型では、物理サーバーのOS上に仮想化用のソフトウェアをインストールして、仮想環境を構築します。処理速度はハイパーバイザ型よりも劣るため、本番環境ではなく、検証環境などに利用されます。

このページでは、ハイパーバイザを利用した仮想サーバーの監視についてご紹介します。

 

仮想サーバー監視、2つの方法

ハイパーバイザ型で構築された仮想サーバーには、2つの監視方法があります。1つ目は、ハイパーバイザに付帯している専用ツールを利用する方法です。 以下がハイパーバイザ毎の専用ツールです。

  • VMware:vSphere
  • Hyper-V:Hyper-V Manager
  • Xen-Server:Citrix Essentials for XenServer

2つ目は、専用ツール以外の商用ツールを活用した監視です。
商用ツールでは、SNMPやWMIなどの監視用プロトコルを利用し監視する方法と、ハイパーバイザ専用ツールのAPIを利用して仮想サーバーを監視する方法があります。 それぞれで設定の容易さや監視できる項目が違うため、要件に合う方法を選択する必要があります。

仮想サーバーの監視に用いられる主要プロトコルと簡易的な説明をまとめていますので、ご参照ください。

プロトコル概要
SNMPRFC1213-MIB(標準MIB)に対し問い合わせを行い、値を取得します。なお、SNMPはUDPを使用して通信を行いますので、通信の信頼性がTCPに比べ劣ります。
WMIWindowsに用意されているWMIクラスで保持している値を取得します。WMIはTCPを使用し通信を行います。
ICMPping監視に用いられるプロトコルです。監視対象サーバーの死活を確認するために利用されます。

多くの場合、情シス担当者が監視をしたいのは仮想サーバーだけではありません。物理サーバーやネットワーク機器、ネットワークトラフィックなど多くの対象を監視する必要があります。仮想サーバー含めた監視対象を、それぞれ別のツールで監視をしていては、監視工数・コストの面で運用の最適化が難しくなります。

この様な状況で力を発揮するのがネットワーク統合監視という考え方です。ネットワーク統合監視とは、複数の環境に点在する様々なメーカーのサーバー・ネットワーク機器を1つのツールで管理・監視する、という考え方です。

利用するツールが1つになるため、運用者の工数とツールのランニング費用の面でメリットが大きく、誰でも手軽にネットワーク・サーバーの運用管理を最適化できます。

国内No.1のネットワーク統合監視ツール*

ManageEngineでは「OpManager」というネットワーク統合監視ツールを提供しています。 OpManagerは、仮想サーバーに加え、物理サーバーやネットワーク機器などをマルチベンダーでPing監視することができます。 また追加料金なしで、Ping監視だけではなくSNMPやWMIなどのプロトコルを使ったパフォーマンス監視にも対応しています。
低価格で誰でも使えるGUIが特徴で、特別な知識や経験がなくてもすぐにネットワーク統合監視を始めることができます。無料でも使えるので、是非お試しください。
*ミックITリポート2019年4月号「中規模・小規模向けサーバ・ネットワーク統合監視ソフトウェア市場動向」より