Linuxコンピューターの管理

Patch Manager Plusでは、Linuxコンピューターを管理できます。この文書では、以下について説明します:

サポートされるLinux OS

Patch Manager PlusでサポートするLinuxのOS、バージョンはシステム要件のページをご覧ください。

Linuxエージェントの設定

Patch Manager Plusは、OSごとに異なるエージェントがあります。Linuxエージェントはデフォルトでは作成されません。エージェントタブにて設定をすることによって、Linuxエージェントを有効化できます。 Linuxエージェントの設定を行うには、以下の手順に従います。

  1. 「エージェント」タブ→「設定」→「エージェント設定」をクリックします。

  2. 「Linuxエージェント設定」タブを選択します。

  3. 「ネットワーク上のLinuxの管理設定」において、Linuxコンピューターが所属するドメインを選択します。Patch Manager Plusでは、Linuxコンピューターが実際に所属するワークグループ/ドメインの名前を取得できないため、Patch Manager Plus上でLinuxコンピューターが所属する便宜上のワークグループ/ドメインを手動で指定する必要があります。デフォルトでは「linuxosgroup」が選択されています。 API連携などで外部のサービスへ情報を同期する場合、Linuxの所属ドメイン名が正確でないと、情報の同期に失敗する可能性があります。

  4. 「保存」をクリックします。

  5. 「エージェント」タブ→「リモートオフィス」や「エージェント」タブ→「PC」→「エージェントのダウンロード」から、Linuxエージェントをダウンロードできるようになります。

Patch Manager Plusエージェントのインストール

手順についてはナレッジをご覧ください。

Patch Manager Plusエージェントのアンインストール

以下の手順に従うとPatch Manager Plusエージェントをアンインストールできます。Patch Manager Plusエージェントがアンインストールされると、そのコンピューターに関連するすべての詳細情報がPatch Manager Plusサーバーから削除されます。このコンピューターをもう一度管理する場合、エージェントを再インストールする必要があります。ただし、このコンピューターに関連する以前の詳細は利用できません。コンピューターからエージェントをアンインストールするには、以下の手順に従います:

  1. rootユーザーとして端末に移動します。rootユーザーとしてログインしない場合は、端末を開いてsudoコマンドを使用して下記の各操作を実行し、プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

  2. エージェントのダウンロードディレクトリに移動します(デフォルトのパス:/usr/local/PatchManagerPlusagent)。「chmod +x RemoveDCAgent.sh」コマンドを実行し、アンインストールを開始します。エージェントをアンインストールするには、root権限が必要です。インストール場所を覚えていない場合は、以下で見つけられます:「/etc/PatchManagerPlusagent/dcagentsettings.json」

  3. コマンド「/RemoveDCAgent.sh」を実行してエージェントをアンインストールします。