コンソール画面へアクセス可能なIPアドレスを制限する方法
作成日：2021年1月12日 | 更新日：2025年4月11日
この記事では、Endpoint Central Cloud コンソール画面に対してアクセス可能なIPアドレスを制限する方法について説明しています。
なお、本ナレッジはEndpoint Centralオンプレミス版には適用できません。
コンソール画面へアクセス可能なIPアドレスを制限する方法
Zohoアカウントの設定を変更することで、Endpoint Central Cloud へのアクセス/サインインを特定のIPアドレスからのみに制限することが可能です。
アクセスするIPアドレスを制限する手順
- Endpoint Central Cloud コンソール画面へサインイン後、右上のユーザーアイコン →「My Account」をクリックします。
- 「Zoho Accounts」→「セキュリティ」→「許可するIPアドレス」より、IPアドレスを指定します。詳細はこちらをご覧ください。
許可されたIPアドレス以外からアクセスすると、「このIPアドレスからのサインインは許可されていません」というエラーメッセージが表示されます。
- この設定は、Zoho組織単位で設定されます。設定すると、Endpoint Central Cloudを含むすべてのManageEngineクラウドサービス（ServiceDesk Plus Cloudなど）のユーザー、Zohoサービスのユーザー（Zoho CRMなど）に対して適用されます。
- ServiceDesk Plus Cloudなど一部のサービスでは、Zoho Directoryを使用することで組織内の一部のユーザーに対してのみポリシーを適用できます。なおポリシーはユーザー単位（またはユーザーグループ）に対してのみ適用可能であるため、アプリケーション単位で制限を設定することは仕様上できません。また、Endpoint Central CloudはZoho Directoryで管理可能なアプリケーションに含まれていないため、Endpoint Central Cloudユーザーに対してのみIPアドレス制限をかけることには現在対応しておりません。
- IPアドレス制限の設定後、何らかの理由によりログインができなくなった場合は以下のいずれかの対応が必要です。