Log360 5.5 リリースノート
作成日:2025年12月10日 | 更新日:2025年12月10日
ビルド5566リリースノート
2025年12月10日 リリース
機能追加
- スイスの改正連邦データ保護法(nFADP)に対応したコンプライアンスレポートを追加しました。
- 欧州連合の改正ネットワークおよび情報システムに関する指令(NIS 2)に対応したコンプライアンスレポートを追加しました。
機能強化
- EventLog AnalyzerをLog360から統合解除する際の処理を円滑にするため、互換性を強化しました。
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セキュリティアドバイザリへの登録:
セキュリティアドバイザリメールへの登録機能を追加しました。これに登録すると、重大な脆弱性を修正したビルドがリリースされた際に通知を受け取ることができます。
※本機能は、日本語版インストーラーを使用してインストールしたLog360では未リリースです。 - 一貫性とパフォーマンスを向上するため、コンポーネント製品とLog360間のデータベース同期を改善しました。
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セキュリティ強化のため、検索エンジン管理(SEM)ノードのインストールフォルダーに対するユーザーのアクセス権限を更新しました。
- 新規インストールしたSEMノードでは、特定のシステムアカウントと管理者アカウントのみにデフォルトでアクセス権限が付与されます。
- 既存のSEMノードでは、インストールフォルダー内のスクリプトを実行し、更新された権限を手動で適用する必要があります。
WindowsおよびLinux版においてSEMノードのインストールフォルダーをセキュアにする方法の詳細は、こちらのドキュメント(英語)ご参照ください。
- Log360に「子OUを除外」のオプションを追加し、EventLog Analyzerの機能と一貫性を持たせました。OUフィルターで「子OUを除外」オプションを有効にすると、子OUを含めずに親OUのみを選択できます。
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Log360およびLog360がバンドルするコンポーネント製品(ADAudit Plus、EventLog Analyzer、Log360 UEBA)のJava Runtime Environment(JRE)パッケージをZulu JRE 1.8.0_345にアップグレードしました。
※サービスパックを使用したLog360のアップグレードでは、コンポーネント製品のJREはZulu JRE 1.8.0_345にはアップグレードされません。 - コンポーネント製品の統合を設定する際に、コンポーネント製品のスーパー管理者の認証情報の入力が必須になりました。
- 製品セキュリティの向上のため、内部コードのリファクタリングを実施しました。
- 古い形式のMicrosoft SQL Server JDBC接続文字列の使用をサポートしました。
不具合修正
- 特定バージョンのChromium系ブラウザーを利用している場合に発生するログインの不具合を修正しました。
- AD同期の失敗後に削除されず残っていた一時テーブルをクリーンアップするため、軽微なバグ修正を行いました。
- ダッシュボードの「ウィジェットの追加」オプションでEventLog Analyzerのウィジェットが余分に表示される不具合を修正しました。
- Log360とEventLog AnalyzerのManagedサーバーが同じマシンにインストールされ、Log360と連携されているAdminサーバーが別のマシンにインストールされている場合にレポート機能に影響を及ぼす不具合を修正しました。
- 製品の起動失敗時に適切な警告メッセージが表示されるようになりました。
- システムロケールの違いにより発生する製品タイトルのロゴ表示に関する不具合を修正しました。
- Active Directoryのセキュリティ状況において、ビルトインドメイン管理者関連のルールステータスを検証できない不具合を修正しました。
- パスワードポリシーの長さ制限により、MSSQLデータベースの移行に失敗する不具合を修正しました。
- コンポーネント製品に大きなドメインオブジェクトが含まれている場合に発生する製品統合の不具合を修正しました。
- EventLog AnalyzerとLog360間でデバイスを一括同期する際に、ホスト変換のAPIコールが1分あたり200件を超えた場合に発生する不具合を、しきい値制限を1分あたり1500件に引き上げることで修正しました。
- IPアドレスまたは完全修飾ドメイン名(FQDN)を使用してEventLog AnalyzerをLog360と連携した場合に発生する検索エンジン管理画面のノード名に関する不具合を修正しました。
ビルド5500リリースノート
2024年11月19日 リリース
新機能
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以下のコンプライアンスレポートに対応しました。
- PCI-DSS(バージョン4.0)
- ISO 27001-2022
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ManageEngine PAM360との統合:特権アクセス管理ソリューションのManageEngine PAM360をLog360へ統合できるようになりました。
※本機能は、サポート対象外です。PAM360をLog360へ統合することで、以下が可能となります。
- Log360のダッシュボードでPAM360のパスワードおよびユーザアクティビティを確認
- 複数のコンプライアンスに対応し、簡潔明瞭な監査記録を生成
拡張機能
- バンドルするPostgreSQLのバージョンを14.12にアップグレードしました。
- 左ペインからコンポーネント製品をクリックした際に発生するエラーに対応するために、専用のトラブルシューティングページを追加しました。
- OpenSSH 7.8以上のSSHキーをサポートするために、SSHライブラリのMaverickをアップグレードしました。
- ユーザーエクスペリエンスを向上させるため、マイナーなユーザビリティの強化を行いました。
- 複数回のリロードが発生した場合でも、SIEM(EventLog Analyzer)が正常にロードされるようになりました。
- パスワードフィールドにインラインエラー機能を追加しました。
不具合修正
- 全体のパフォーマンス、安定性、およびユーザーエクスペリエンスを向上させるために、マイナーなバグを修正しました。
- [概要] → [ダッシュボード]のADAudit PlusおよびADManager Plusタブにおける、ドメインドロップダウンメニューの表示に関する不具合を修正しました。
- デバイスグループ数が50以上の場合に、EventLog AnalyzerをLog360の技術者に委任できない不具合を修正しました。
- NTLM SSO認証に関する不具合を修正しました。
- サービスパック適用時に、レジストリ内の製品バージョンが自動的に更新されるようになりました。
- 廃止されたデバイスが誤ってコンポーネント製品(EventLog AnalyzerおよびADAudit Plus)へ追加される不具合を修正しました。
- 特殊文字が含まれる場合にパスワードを変更できない不具合を修正しました。
- ファイル名にスペースが含まれる画像ファイルを使用した場合に、ロゴがUI画面上に表示されない不具合を修正しました。
- リストアされたActive Directoryユーザーオブジェクトの情報を技術者の管理画面で取得できない不具合を修正しました。
- コンポーネント製品がインストールされているサーバーに対して複数のIPアドレスが割り当てられている場合に、製品統合が失敗する不具合を修正しました。
- パスワードフィールドに要件を満たすパスワードをペーストした場合でも、パスワードの要件チェッカーが表示されるようになりました。