アップグレード手順(Log360 UEBA)
作成日:2022年8月18日 | 更新日:2024年11月19日
本ナレッジでは、Log360 UEBAのアップグレード手順を説明します。
Log360のアップグレード手順はこちらのナレッジをご参照ください。
サービスパックファイル(ppm)取得方法
サービスパックファイルは、ManageEngine Communityよりダウンロードできます。
サービスパック入手方法の詳細はこちらのページをご参照ください。
アップグレードに使用するサービスパックファイル名
アップグレードに使用するサービスパックファイル(ppm)は、以下の表をご参照ください。
現在のビルド番号 | アップグレード後のビルド番号 | 使用するサービスパックファイル名 |
4066 | 4069 | ManageEngine_LOG360_UEBA_4_0_6_SP-4_0_6_9.ppm |
4017 ~ 4038 | 4069 | 1度目のアップグレード時に使用するppm ManageEngine_LOG360_UEBA_4_0_0_SP-4_0_5_5.ppm 2度目のアップグレード時に使用するppm ManageEngine_LOG360_UEBA_4_0_6_SP-4_0_6_9.ppm |
上記表にてppmを2つ記載しているアップグレードは、必ず2度のアップグレードを実施してください。例えば、現在ご利用のビルドが「4038」であり、ビルド「4069」にアップグレードする場合、「4038→4055→4069」のように2度アップグレードしてください。「1度目のアップグレード」後のビルド(例:4055)は保守サポート対象外です。
現在ご利用のビルド番号を確認する手順は、こちらのナレッジをご参照ください。
アップグレード手順
アップグレード手順実行前に、以下の「確認事項」および「複数回アップグレードを実施する場合の注意事項」を必ずご確認ください。
確認事項
- 本手順はすべて管理者権限で実行してください。
- アップグレードするためにはLog360 UEBAを停止する必要があります。
- <Log360UEBA_HOME>は、Log360 UEBAをインストールしたホームディレクトリーです。
- Log360 UEBAを最新ビルドにアップグレード後は、Log360も最新ビルドにアップグレードしてください(手順はこちら)。両製品の互換性を確保するためです。
- アップグレードが失敗した場合、手順を直ちに終了してください。アップグレード失敗のエラー画面のスクリーンショットと製品ログ(<Log360UEBA_Home>\logsフォルダー)とともに、ManageEngine Communityよりお問い合わせください。
複数回アップグレードを実施する場合の注意事項
現在ご利用のビルドによっては、最新ビルドまでアップグレードするために複数回アップグレードを実施する必要があります。例えば、ビルド4037または4038からビルド4069までアップグレードする場合、「4037または4038→4055→4069」のように2度アップグレードを実施する必要があります。以下、複数回アップグレードを実施する場合の注意事項をご確認ください。
- 各アップグレードが完了する毎に、一度製品を起動してください。製品にログインして製品が正常に起動していることを確認後、次のアップグレードを実行してください。
- 複数回にわたるアップグレード実施となるため、アップグレード完了までにある程度の時間を要します。
以下、アップグレード手順です。
手順
- Log360 UEBAのサービス/アプリケーションを停止します。
- 以下のLog360 UEBAに関連するプロセスが起動していないことを確認します。
- postgres.exe
- java.exe
- redis-server.exe
- Wrapper.exe
Log360 UEBA関連のプロセスが起動していないか確認するためには、タスクマネージャー起動 → [詳細]タブ → 列の選択より[イメージパス名]を追加し、イメージパス名の値が、Log360UEBAフォルダー下を示しているプロセスが存在しないかをご確認ください。存在する場合は終了してください。 - 製品フォルダーを異なるディレクトリーにコピー&ペーストすることで、バックアップを取得します。
※Log360 UEBAが仮想マシンにインストールされている場合、スナップショット取得でも代替可能です。 - 管理者権限でコマンドプロンプトを起動後、<Log360UEBA_HOME>\binに移動します。
- 「UpdateManager.bat」を実行します。
- [Browse]ボタンをクリック後、サービスパックファイル(ppmファイル)を選択します。
- サービスパックファイルを選択後、[Install]ボタンをクリックします。
- インストール終了を示すメッセージが表示された後、[Close]ボタンをクリックします。
- [Exit]ボタンをクリックします。
- Log360 UEBAを起動します。
SSL設定を有効化しているUEBAをビルド4066(グローバルリリースビルド4055)以上にアップグレードする場合、アップグレード完了後、UEBAサービスを起動する前に以下の手順を実施してください。
- <Log360 UEBAインストールフォルダー>\confフォルダーに移動します。
- system_properties.confファイルを開き、最終行にパラメーター「product.keystorepass.encrypt=true」を追記します。
- ファイルを保存します。
- UEBAサービスを起動します。
- Log360 UEBAにログイン後、画面右上[ライセンス]リンクをクリックし、「ビルド番号」が更新されていることを確認します。
- 両製品の互換性を確保するため、必ずLog360を最新ビルドにアップグレードしてください(手順はこちら)。
手順は以上です。