組み込みのPostgreSQLのアップグレードに伴う注意事項(ビルド4800へのアップグレード時)
作成日:2025年10月10日 | 更新日:2025年10月16日
本ページの目的
本ページではビルド4703以下※のビルドからビルド4800にアップグレードする際の注意事項と事前準備について説明します。
※…ビルド4703は日本未リリースのビルドです。日本にリリースしているビルドではビルド4702以下のビルドが対象です。
注意事項
ビルド4800以降 、M365 Manager Plusに組み込みのPostgreSQLデータベースをバージョン15.7にアップグレードしました。
これにより、パフォーマンスの向上と、15.7未満のバージョンを標的とした攻撃からの保護を実現します。
ビルド4703以下のビルドからビルド4800にM365 Manager Plusをアップグレードすると、組み込みのPostgreSQLデータベースもアップグレードされます。
大規模環境では、このアップデートに通常のアップグレードよりも多くの容量とダウンタイムを必要とする可能性があります。
Update Managerで「4800へのサービスパック」を適用すると、以下のメッセージが表示され、おおよそのダウンタイムの目安が表示されます。

※ダウンタイムは目安のため、前後する可能性があります。
同意してアップグレードを続行する場合は 「yes」 をクリックし、中止する場合は 「no」 をクリックしてください。

※ダウンタイムは目安のため、前後する可能性があります。
同意してアップグレードを続行する場合は 「yes」 をクリックし、中止する場合は 「no」 をクリックしてください。
事前準備
M365 Manager Plusをインストールしているサーバーで組み込みのPostgreSQLデータベースのサイズの1.3倍の空きディスク容量を確保してください。
データベースのサイズの確認方法は以下を参照してください。
ディスク容量はPostgreSQLデータベースをバージョン15.7にアップグレードする際にのみ必要です。アップロードが終了すると、この容量は解放されます。
PostgreSQLデータベースのサイズの確認方法
- <M365 Manager Plusインストールディレクトリ>/pgsqlフォルダを右クリックします。
- 「プロパティ」をクリックします。
- 「ディスク上のサイズ」がPostgreSQLデータベースのサイズです。
このサイズの1.3倍のディスク容量を確保してください。

アップグレード方法
以下のページをご確認ください。