M365 Manager Plus ナレッジベース

M365 Manager Plus 4.4 リリースノート


最新ビルドへのアップグレード方法はこちらのページをご参照ください。

M365 Manager Plus 4.4 4425
リリースノート

2021年12月22日 リリース

機能拡張

  • 日本語および中国語表記を改善
  • Exchange Online PowerShell V2モジュールを最新版にアップグレード

不具合修正

  • 【重要】Apache Log4j バージョン 2.0 以上 2.15.0以下を使用するアプリケーションにおいて、リモートでコードを実行される可能性(CVE-2021-44228 および CVE-2021-45046)が確認されました。この脆弱性を回避するため、log4j jar をバージョン 2.16 にアップグレードし、log4j jar のクラスパスから JndiLookup クラスを削除しました。
  • 特殊文字が使用されている場合、メールボックスの自動返信が更新できない不具合を修正
  • ユーザー作成時に英語以外の文字が文字化けする不具合を修正
  • サービス別ライセンスレポートで一部のライセンスの表示名の誤りを修正
  • Microsoft 365 サービス監視のメール通知が失敗する不具合を修正
  • 非所有者のメールボックスアクセス、会議室メールボックスの使用レポートで誤ったデータが生成される不具合を修正
  • グループレポートでグループでフィルターした場合にデータを生成できない不具合、およびモデレーター列のデータが生成できない不具合を修正
  • Microsoft SQL Serverを使用している場合に発生するアーカイブの不具合を修正
  • クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性を修正
  • 認証回避による任意のファイルアップロードでのリモートコード実行の脆弱性 (CVE-2021-42099)を修正
  • 反射型クロスサイトスクリプティング(反射型XSS)の脆弱性を修正

仕様変更

  • 監視のデータ取得に使用していたMicrosoft Service Health API が非推奨されたため、M365 Manager Plus では、新しい Graph API を使用して Microsoft 365 サービス正常性の詳細を取得します。監視機能を正常に動作させるためには、テナント設定画面でREST APIの「許可の更新」をクリックし、権限を更新する必要があります。
  • メールトラフィックの概要レポートのデータを取得するために使用していたコマンドレットは、Microsoft によって非推奨となりました。M365 Manager Plusは、レポートのデータを取得するために新しいコマンドレットを使用します。
  • Microsoft がユニファイドメッセージングを非推奨としたため、M365 Manager Plus のUM Dial Plans レポート機能を削除しました。

M365 Manager Plus 4.4 4420
リリースノート

2021年10月8日 リリース

機能拡張

  • メールボックスフォルダーのアクセス許可の変更タスクを活用して、メールボックスのルートフォルダーに権限を付与できるようになりました。
  • Azure Active Directoryのユーザーおよびグループレポートのパフォーマンスを改善
  • 日本語および中国語表記を改善
  • 製品アップデート中に不正な変更が行われないよう、サービスパックはデジタル署名で保護されるようになりました。
  • Skype for Businessの非推奨に伴い、M365 Manager PlusはSkype Online Connectorモジュールの替わりに、Microsoft Teams PowerShellモジュールを使用して全ての一般Skypeレポートのデータを収集します。
    なお、Microsoft Teamsモジュールをインストールするには、PowerShell バージョン5.1以上が必要です。

不具合修正

  • メールボックスサイズレポートの生成に関する不具合を修正
  • 同期済みおよびクラウドユーザーレポートの生成に関する不具合を修正
  • Log360のライセンスを持つデフォルト管理者が製品スケジューラーを利用できない不具合を修正
  • 論理削除されたメールボックスの訴訟ホールドの変更に関する不具合を修正
  • 監査プロファイルの「呼び出し側」もしくは「ターゲット」フィルターが適用されている際の監査レポート生成に関する不具合を修正
  • レポートスケジュールの「最終非アクティブ」フィルターが適用されている際の非アクティブなモバイル装置レポートのエクスポートに関する不具合を修正
  • 業務時間が適用されている際の特定のレポートの生成に関する不具合を修正
  • Microsoft社のAPIの変更に伴い、ライセンス詳細レポート生成時に発生する不具合を修正
  • REST API URLに影響する認証後のコマンドインジェクションの脆弱性を修正
  • 一部のREST API URLに影響する認証バイパスの脆弱性を修正
  • BCPファイルの上書きによるリモートコードの実行の問題を修正
  • 削除した連絡先がすべてのメール連絡先レポートに表示される不具合を修正
  • 一部の監査レポート、一般レポートにおいて、「Like」にスペース区切りの値を指定してデータを検索する際の不具合を修正
  • MSOnlineモジュールがない場合、委任機能で技術者を追加できない不具合を修正
  • ユーザー別のもうすぐ有効期限が切れるライセンスレポートで「有効期限(日数)」フィルターが適用できない不具合を修正
  • テンプレートを使用し、ユーザー作成時にMFA設定を行った際に発生する不具合を修正
  • ライセンス管理モジュールで「受信者の種類の詳細」フィルターを適用した際に誤ったデータが表示される不具合を修正
  • MSSQLを使用している場合、すべてのユーザーレポートで一部データが表示されない不具合を修正
  • MFA有効ユーザーレポートおよびMFA無効ユーザーレポートに誤ったデータが表示される不具合を修正
  • 複数の所有者が設定されたMicrosoft 365 グループを作成する際の不具合を修正
  • データに DST(夏時間)移行日が含まれている際のレポートのエクスポートおよびスケジューリングの不具合を修正
  • 監査レポートのメールトレースにおいて「メール件名」列のアラビア文字表示の不具合を修正
  • コンテンツ検索モジュールで、送信日時が空の下書きの詳細を読み込むことができない不具合を修正
  • サービス名の変更により監視モジュールで利用可能なデータが表示されない不具合を修正
  • ライセンス管理スケジューラーで、グループに基づいてユーザーを管理する際の不具合を修正
  • 管理されていないユーザー数が管理されているユーザー数よりも多い場合、外部メールの詳細がメールトレースレポートに含まれない不具合を修正
  • 複数のフィルターを設定した監査レポートでカスタムビューを作成できない不具合を修正

仕様変更

M365 Manager Plus は、Microsoft 365の管理操作を行う際に、サービスアカウントの認証情報のみを使用するように変更しました。技術者の認証情報を使用するオプションは廃止されました。


M365 Manager Plus 4.4 4413
リリースノート

2021年05月14日 リリース

お知らせ

  • 製品の名称をO365 Manager PlusからM365 Manager Plusに変更しました。

新機能

  • ライセンス制限およびライセンスの使用情報の機能追加 :
    技術者別のライセンス制限機能に加えて、ドメイン別および仮想テナント別にライセンスを制限する機能を追加。また、技術者、ドメイン、仮想テナントごとにライセンス使用数を割り当てることでライセンスの使用制限ができます。
  • 属性レベルの委任機能の追加 :
    技術者に対して属性レベルの委任を設定する機能を追加
  • 新規監査レポートの追加 :
    OneDrive for Business、Microsoft Forms、Power BI、Power Apps、Power Automate、Exchange Onlineにおいて、さらに多くのイベントを追跡可能な監査レポートを追加
  • ユーザーライセンス割り当ての詳細レポートの追加 :
    ライセンスがユーザーに直接割り当てられているか、ユーザーが所属するグループから継承されているか確認可能なレポートを追加
  • レポート機能の差分同期対応 :
    製品のパフォーマンス向上のため、いくつかのユーザー、メールボックス、連絡先、グループレポートについて初回同期が成功した後、増分のデータのみを取得するよう変更
  • データベースにMSSQLを使用している場合のデータベースのバックアップ/リストアに対応
  • 手動アップグレード中にデータベースのバックアップを取得する機能を追加

機能拡張

  • ライセンスの名称を分かりやすい表記に更新
  • 管理およびレポート機能でemployee ID属性をサポート
  • シングルユーザー作成テンプレートでcompany属性をサポート
  • Active Directoryユーザーについて、DOMAIN\username(ドメイン名\ユーザー名)のログインフォーマットをサポート
  • セキュリティ強化のため、JREバージョンをjre_1_8_0_162に更新
  • Exchange Online PowerShell V2モジュールをサポート。これにより、Exchange Online接続において中断なくセッション時間の延長が実現できます。
  • Exchange Online PowerShell V2モジュールを最新バージョンに更新
  • 新機能および一部の機能について言語設定を日本語にしている場合の日本語表記を改善

不具合修正

  • 【重要】Microsoftより取得する統合監査ログに誤った日付情報が含まれていることに起因して、一部の監査ログデータが誤った日付となる問題が発生しました。本ビルド(4413)へのアップグレードで将来取得する監査ログデータについて適切な日付情報で保存されます。
    監査ログデータ取得および関連する機能を使用している場合は、本ビルドへのアップグレードを推奨いたします。
  • シングルユーザー作成テンプレートでmanager属性が更新されない不具合を修正
  • Azure AD ログオン活動レポートにおいて[結果]列のすべての値が「失敗」と表示される不具合を修正
  • プロキシが構成されている場合、監視用のデータ取得時に発生する不具合を修正
  • ライセンス詳細レポートの作成に失敗する不具合を修正
  • メールボックスの自動返信の構成においてメッセージフィールドの文字数が400を超えた場合に発生する不具合を修正
  • アーカイブテーブルのステータス更新の問題により、古い監査データが表示されない不具合を修正
  • 対象オブジェクトがレポートからインポートされた場合、自動化タスクの実行で発生する不具合を修正
  • Teamsのユーザーデバイスの使用率レポートにおけるデータ生成時の不具合を修正
  • プロキシが構成されている場合、監査レポートでジオロケーションを表示する際に発生する不具合を修正
  • ダッシュボードのライセンス使用の表示において、データ不一致の不具合を修正
  • 仮想テナントを委任された技術者で一括ユーザー作成を実行した際に発生する不具合を修正
  • 英語以外の言語を選択したユーザーで、カレンダーフォルダーの統計レポートが正しく表示されない不具合を修正
  • 非所有者のメールボックスアクセス、メールアクティビティ、動的配布グループメンバー、最近パスワードがリセットされたユーザー(セルフサービス)レポートにおける不具合を修正
  • ユーザー作成タスクについてMSOnlineからGraph APIを使用した実行に変更
  • Microsoft社によるグローバル管理者の役割名の変更に伴うテナント設定の問題を修正
  • REST APIが有効な場合、ユーザーアカウントのMFAステータスを取得する際に発生する不具合を修正
  • 技術者が委任された仮想テナントに属していないドメインのユーザーを作成できてしまう不具合を修正
  • メールボックスコンテンツ検索時に、データ不十分で発生する誤った結果を表示する不具合を修正
  • ビルド4408においてMFA有効およびMFA無効ユーザーレポートからユーザーを管理するオプションが使用できない不具合を修正
  • 技術者がCSVを使用して配布グループを作成する際、ManageBy属性に対して複数の値を指定できない不具合を修正
  • Azure AD STSログオン監査プロファイルの拡張プロパティに基づいたフィルターを適用する際に発生する不具合を修正
  • 非アクティブなモバイルデバイスレポートでフィルターを適用した際、誤ったデータが表示される不具合を修正
  • 管理ライセンスモジュールでフィルターを適用する際に発生する不具合を修正
  • 上位「N」グループレポートに属さないグループが表示される不具合を修正
  • 製品スケジューラーの同期完了後にすべてのユーザーレポートで誤った結果が表示される不具合を修正
  • メールボックスアクセス許可レポートの作成中にスロットリングの問題が発生する不具合を修正
  • SharePoint Onlineの監査プロファイルでフィルターを使用した際に発生するデータ取得の不具合を修正
  • Windows認証でMSSQLを使用している場合、レポート更新時に発生する不具合を修正
  • メールボックスサイズの制限レポートでデフォルト列の値が空になる不具合を修正
  • 監視プロファイルを有効化/無効化できない不具合を修正
  • 技術者がスケジュールレポートを有効化/無効化した際にエラーが表示される不具合を修正
  • 古くなったMicrosoft 365のライセンスレポートをスケジュールレポートとして設定した場合、実際のレポートと比較して誤ったデータが表示される不具合を修正
  • 管理のタスクまたはテンプレート操作時にフェデレーションドメインが表示されない不具合を修正
  • ライセンス詳細のレポートでフィルターを適用している場合、空の値のライセンスステータスパラメーターが表示されない不具合を修正
  • すべてのユーザーレポートで従業員ID(Employee ID)列が空になる不具合を修正
  • パスワード期限切れユーザーに通知する機能で、ライセンスのないユーザーを除外するオプションがデフォルトで有効になる不具合を修正
  • カスタマイズされたスケジュールレポートで列を削除できない不具合を修正
  • 管理ライセンスモジュールでメールボックス属性を含むフィルターを適用できない不具合を修正

O365 Manager Plus 4.4 4402
リリースノート

2020年09月24日 リリース

不具合修正

  • 証明書検証が原因でテナントを設定する際に生じる不具合を修正
  • Rest APIを利用したレポートやタスクのデータを収集する際の不具合を修正

 


O365 Manager Plus 4.4 4401
リリースノート

2020年09月04日 リリース

新機能

  • 追加のライセンスを消費することなく、共有メールボックス / パブリックフォルダー / その他の非ユーザーリソースの管理およびレポート機能が利用可能
  • UIタブの最適化:アクセスを容易にするために、O365 Manager Plusのすべての機能タブが2つのカテゴリにグループ化
  • SharePoint Onlineの監査とアラート:詳細な監査を実行し、SharePoint Onlineのファイルとフォルダーのアクティビティ、同期と共有のアクティビティ、サイト管理、秘密度ラベルなどに関するアラート生成が可能
  • Microsoft Teamsの管理:チーム、チームチャネルなどを一括で作成、更新、削除可能
  • Teamsのレポート:レポートを利用することでTeamsのチャネル、メンバー、チームサイズ、使用状況などの取得が可能
  • 新しいTeamsの管理タスク:次のTeamsを管理する機能を追加
    • チームメンバーの変更:メンバーを一括で追加 / 削除可能
    • チーム所有者の追加/削除:CSVを使用して、チームの所有者を一括で追加 / 削除可能
    • チームのアーカイブ:チームのプライベートチャネルとそれに関連するサイトコレクションをアーカイブまたは復元可能
  • AD技術者のサポート:オンプレミスのADユーザーを技術者としてO365 Manager Plusに追加可能
  • O365 Manager Plusライセンスアラート:O365 Manager Plusの有効なライセンス残存数や有効期限に関するメールアラートを設定可能
  • 高度なログオン設定:セキュリティを強化するために、O365 Manager PlusのログオンページでCAPTCHAを設定および指定した回数のログオン失敗後に技術者をブロックする設定が可能
  • 新しいテナント設定モデル:Office 365ログインを使用したテナント設定を導入し、手動のテナント設定プロセスを簡素化
  • 最新の認証:Exchange OnlineリモートPowershellセッションにおいてOAuth 2.0ベースの最新の認証を使用したより安全なサービスアカウントのログインを実現

機能拡張

  • アラートしきい値:アラートをしきい値ベース(イベント最小数と間隔)で生成できる機能を追加。 ※この機能は、データストレージにPostgreSQLではなくElasticsearchを使用している環境(グローバルリリースビルド:4324以降 / 日本リリースビルド:4327以降を新規インストールした環境)でのみ使用できます。
  • Azure ADサインインの取り消し:Office 365アプリケーションとのユーザーアクティブセッションを終了させる機能を追加。 このタスクを実行すると、アプリケーションを使用するためにはユーザーの再認証が必要になります。
  • ユーザー作成テンプレートを使用してユーザーを作成するときに、Office 365 / セキュリティ / 配布グループにユーザーを追加できる機能を追加
  • ユーザーに加えて、Azure ADデバイスをセキュリティグループに追加できる機能を追加
  • メールボックスおよび共有メールボックスの委任操作時に、メールボックスの現在の「メールボックス所有者として送信する」「代理人として送信する」「フルアクセス」のアクセス許可ステータスを表示できる機能を追加
  • 一部のメールボックスレポートに、メールボックスが最後にアクセスされた時刻を示す[最終アクセス時刻]列を追加
  • データのないレポート送信を防ぐために、スケジュールレポートに[空のレポートを送信しない]オプションを追加
  • Graph APIによるAzure ADレポート取得のパフォーマンスを改善
  • 日本語UIの改善

不具合修正

  • 統合システム構成への不正変更の脆弱性を修正
  • 仮想テナントに基づいてメールボックスの自動返信設定レポートのデータをフィルタリングする際の不具合を修正
  • メールトラフィックの概要レポートと詳細メールトラフィックレポートの生成に関する不具合を修正
  • 以下のレポートの日付列にてグリニッジ標準時を表示する際の不具合を修正
    • OneDriveユーザーアクティビティ
    • Office 365の日間グループアクティビティ
    • OneDriveの毎日のサイトアクティビティ
    • Yammerの日間ユーザーアクティビティ
    • Yammerの日間グループアクティビティ
    • Teamsユーザーの日間アクティビティ
  • レコードが100万を超えるメールトレースレポートを適切に生成できない不具合を修正
  • アプリパスワードで構成されたテナントのパスワード更新に関する不具合を修正
  • メールボックス / OneDrive for Business / グループなどの使用状況レポートの生成に関する不具合を修正
  • 特定のレポートと対応するグラフの日付が一致しない不具合を修正
  • Windows認証が設定されたMS SQLを利用している場合に監査ログのアーカイブが適切に実行できない不具合を修正
  • フィルターを使用してライセンス管理スケジューラーを設定する際の不具合を修正
  • 説明フィールドが空欄のままのヘルプデスクロールのエクスポートする際に生じる不具合を修正
  • テンプレートでの命名フォーマット使用に関する不具合を修正
  • アクティビティサマリーレポートの日付列のフィルタリング中に生じるタイムゾーンの不具合を修正
  • 特定のメールサーバーを使用している際にスケジュールレポートを適切に送信できない不具合を修正
  • 名前属性の変更タスクが適切に実行されない不具合を修正
  • メール本文に特殊文字を使用して自動返信を設定する際の不具合を修正
  • パスワードに特殊文字を含むサービスアカウントを更新する際の不具合を修正
  • 中国テナント (Azure China cloud)の日次レポートの生成に関する不具合を修正
  • 同じ属性値を持つユーザーレポートを利用してOffice 365のグループメンバーを変更が適切に実行できない不具合を修正