M365 Manager Plus 4.5 リリースノート
作成日:2023年8月25日 | 更新日:2023年10月4日
最新ビルドへのアップグレード方法はこちらのページをご参照ください。
M365 Manager Plus 4.5 4535
リリースノート
2023年8月25日 リリース
ハイライト
- アーカイブ:
Elasticsearchデータエンジンに保存された監査ログをアーカイブ、復元する機能を追加しました。 - 共有メールボックスレポートカテゴリーに2つの新しいレポートを追加しました。
- 最終受信メール別の非アクティブな共有メールボックス:指定期間の間にメールを受信していないすべての共有メールボックスを表示します。
- 最終送信メール別の非アクティブな共有メールボックス:指定期間の間にメールを送信していないすべての共有メールボックスを表示します。
- トラブルシューティング:
製品のテナント設定画面から、ネットワーク接続、エンドポイントの接続、Exchange セッションの作成と認証、および Azure AD アプリケーションとサービスアカウントに必要な権限の問題を確認し、トラブルシューティングできるようになりました。 - パフォーマンス向上のためのデータエンジンの移行
製品のパフォーマンス向上のため、ビルド4323以前にインストールされた環境の監査、アラート、コンテンツ検索のデータは構成済みのデータベースからElasticsearchデータエンジンに移行されます。 - バックアップ&リカバリーオプション(日本未提供):
Exchange Online のメールボックスデータを保護するバックアップとリカバリーのオプションを追加しました。(日本未提供)このオプションは以下の機能を提供します。- Exchange Onlineメールボックスのバックアップ:
すべての電子メール、カレンダーエントリ、連絡先、ジャーナル、メモ、投稿、タスクを含む、Exchange Onlineのメールボックス全体をバックアップします。 - Exchange Online メールボックスの復元:
バックアップからメールボックス全体を復元するか、アイテムレベルの復元を実行します。これらのメールボックスアイテムは、同じメールボックスまたは別のメールボックス、あるいは別のテナント内のメールボックスに復元できます。 - Exchange OnlineのメールボックスのPST形式エクスポート:
アーカイブ用にメールボックス全体をPST形式でエクスポートするか、特定のメールボックス項目のみをエクスポートすることができます。また、Exchange OnlineメールボックスのバックアップをPST形式でエクスポートし、安全に保管することもできます。
- Exchange Onlineメールボックスのバックアップ:
機能強化
- 日本語表記を改善しました。
- Windows Server 2022およびWindows 11オペレーティングシステムのサポートを開始しました。※クライアントOSは評価目的のみで利用可能です。本番環境にはサーバーOSをご利用ください。
- サポートタブに、製品関連イベントの詳細およびコンプライアンスガイドへのクイックアクセスを追加しました。
- ダッシュボードの埋め込みおよびウィジェットの埋め込み機能に再生成オプションを追加しました。このオプションを使用して、既存の埋め込み用URLを無効化し、新しいリンクを再生成できるようになりました。
- MFA設定で、設定済みのMFAメソッドをリセットできるようになりました。
- ユーザー作成およびユーザー作成テンプレートで従業員ID属性が設定できるようになりました。
- 製品スケジューラーのスケジュール履歴を表示できるようになりました。
- 命名フォーマットで、小文字/大文字を設定できるようになりました。
- ライセンス管理で管理/非管理オブジェクトリストをエクスポートできるようになりました。
- 以下のレポートに仮想テナントフィルターを追加しました:
- カレンダーフォルダのアクセス許可
- 移行ユーザー
- Exchange Online のユーザー
- セキュリティグループのメンバー変更でCSVファイルが使用可能になりました。
- 以下のログベースのレポートに日付フィルターを追加しました:
- 未配信のメール
- 無効なアドレスへのメール
- サイズに起因する失敗したメール
不具合修正
- 二要素認証バイパスの脆弱性(CVE-2023-35785)を修正
- M365 Manager Plusのセキュリティ向上のため、脆弱性のあるコンポーネント(JARファイル)を更新しました。
- 製品が443 ポートで実行されるように構成されている場合に、Microsoft 365の技術者が製品にログインできない不具合を修正
- 一部の環境で自動更新に失敗する不具合を修正
- アクティブなモバイルデバイスのレポート生成におけるマイナーな不具合を修正
- 非アクティブレポートのデータ要約の不具合を修正
- Elasticsearch移行後のAzure AD外部ユーザーログオンアクティビティおよびAzure AD外部ユーザー監査ログレポートの表示に関する不具合を修正
- 複数のレポートが同時に実行されるようにスケジュールされている場合に、レポートにデータが表示されない不具合を修正
- サービスごとの最終ユーザーアクティビティレポートで [は削除されている] 列が空になる不具合を修正
- ライセンス詳細が委任されていない技術者に表示される不具合を修正
- ドメインユーザー名に特殊文字を追加した場合にAD技術者を追加できない不具合を修正
- M365 Manager PlusをAD360またはLog360を統合する場合、DBSync およびbackupDP操作が失敗する不具合を修正
- エンドポイントトラブルシューティングモジュールでMicrosoft login APIが失敗する不具合を修正
- トルコ語の照合順序のMSSQLビルドを使用している場合、製品のアップグレードが失敗する不具合を修正
- マルチファクタ認証ステータスレポートに関する不具合を修正
- 一部の環境でExchangeセッションを確立できない不具合を修正
- ライセンス管理の[すべてのライセンスを削除]アクションがプロキシが構成された環境で失敗する不具合を修正
- 製品がホスト名を名前解決できない場合に、 API経由での監査データの収集に失敗する不具合を修正
- ライセンスの詳細レポートに無効なライセンス名が表示される不具合を修正
- 配布グループのメンバーの変更および配布/メールが有効なセキュリティグループ作成テンプレートのエラーメッセージが改善されました。
- Azure AD アプリケーションレポートの差分同期時に[パスワード資格情報]列が更新されない不具合を修正
- 最近のログインの失敗レポートでログが欠落する不具合を修正
- ソフト削除されたメールボックスレポートに関する不具合を修正
- ジオロケーションデータが収集されない不具合を修正
- グループは次のユーザーからのメールを許可するレポートが設定された数のレコードしか収集しない不具合を修正
- Exchange Onlineモジュールにおけるタイムゾーン変換に関する不具合によって、メールトレース監査レポートで必要な期間のデータが利用できない不具合を修正
- 閾値ベースのアラート通知が送信されない不具合を修正
- AD360またはLog360のライセンスが適用されている場合に、テナントを管理できない不具合を修正
- カスタマイズしたロゴが製品のログインページおよびMFAページに表示されない不具合を修正
- 通知テンプレートの添付オプションで、認証されていない状態で添付ファイルにアクセスできる不具合を修正
- 監視のサービス正常性イベント数が正しくカウントされない不具合を修正
- 認証付きプロキシサーバーが設定されている場合、日ごとのアクティビティレポートが生成されない不具合を修正
- Exchange URI設定を更新できない不具合を修正
- 監査でクライアント情報データが解析されない不具合を修正
- 多数のテナントでライセンス管理が失敗する不具合を修正
- Log360経由でAD技術者を追加できない不具合を修正
- AD技術者がAD360のシングルサインオンを使用してM365 Manager Plusにログインできない不具合を修正
- AD技術者を技術者として追加する際、ドメインユーザー名の先頭または末尾にスペースがあるとログインできない不具合を修正
- ユーザー作成で、国属性がフレンドリ名の代わりに国コードで更新される不具合を修正
- Microsoftポータルでプライバシー設定を変更した後も、ハッシュ化された値が日間使用率レポートに表示される不具合を修正。プライバシー設定を変更した後、ユーザーはDefaultRestAPIスケジュールを実行して、製品に変更を通知し続ける必要があります。
- メールボックスアクセス許可レポートが失敗し、オブジェクトが見つからないと表示される不具合を修正
- Azure USテナントでExchange Onlineモジュールに接続できない不具合を修正
- データベース版(Elasticsearch非対応版)のM365 Manager Plusで、以下のレポートにおける不具合を修正
- 配信リストメールの概要
- 共有メールボックスのメールアクティビティ
- グループ別メールアクティビティ
- ユーザー別メールアクティビティ
- 特定のケースでMicrosoft API内部エラーによりアクティブなモバイルデバイスレポートが生成されない不具合を修正
- 以下のレポートにおいて、削除されたオブジェクトがGUIに表示されないよう修正:
- 非アクティブな連絡先
- 所有者付きのグループ
- 所有者なしのグループ
- 最後のメールアクティビティ別の非アクティブなDL
- メールが有効なグループごとの最後のメールアクティビティ
- メールが有効なセキュリティ・グループ
- 最後に送信したメール別の非アクティブなDL
- 最後に受信したメール別の非アクティブなDL
- CSVからのレポート
- いくつかのマイナーな不具合を修正
M365 Manager Plus 4.5 4520
リリースノート
2022年12月23日 リリース
脆弱性対応
- 認証済みリモートコマンド実行の脆弱性を修正
M365 Manager Plus 4.5 4519
リリースノート
2022年12月14日 リリース
ハイライト
-
Microsoft Teamsに関する以下の7つのレポートが追加されました。
- オーナーがいるチーム : オーナーがいるチームの詳細が表示されます。
- オーナーがいないチーム : オーナーがいないチームの詳細が表示されます。
- Teamsゲストユーザー : Microsoft Teamsのゲストユーザーの詳細が表示されます。
- Teamsチャネルメンバー : Microsoft Teamsチャンネルに所属するメンバーの詳細が表示されます。
- Teamsチャネルサイズ : Microsoft Teamsの各チャンネルのメンバー数が表示されます。
- Teamsチャネルゲストユーザー : Microsoft Teamsの各チャネルのゲストユーザーの詳細が表示されます。
- プライベートチャネルメンバー : Microsoft Teamsのプライベートチャネルのメンバーの詳細が表示されます。
- 同期差分の対応をグループレポート、グループメンバーベースのレポート、ユーザーライセンスレポート、モバイルデバイス、ユーザーパスワード詳細レポートに拡張し、増分的な変更のみを取得することで製品のパフォーマンスを改善しました。
- 二要素認証において、任意のカスタムTOTP認証アプリをサポートするようになりました。
機能強化
- セキュリティ強化 : 推奨するセキュリティ対策を1つのタブで設定可能にすることにより、製品のセキュリティを強化しました。
-
M365 Manager Plusは、PowerShellスクリプトとともにManagement APIを使用して、以下のサービスの監査ログを収集するようになりました。
- Azure Active Directory
- Compliance
- Exchange Online(一部のプロファイルを除く)
- Microsoft Forms
- Microsoft Stream
- Microsoft Teams
- OneDrive for Business
- Power Apps
- Power Automate
- Power BI
- SharePoint Online
- Yammer
- Exchange Online PowerShell v3が、先進認証を使用した Exchange Onlineへの接続にデフォルトで使用されるようになりました。
- TLSプロトコルのバージョンおよび暗号スイートを設定できるようになり、セキュリティが向上しました。
- コンテンツ検索で取得したメールを印刷またはエクスポートしてメール送付できるようになりました。
- メールトラフィックレポート、共有メールボックスレポート、一般連絡先レポート、配信不能レポート、配信リストレポート、受信したメールレポートのサマリーレポートが最適化され、レポート作成速度が向上しました。
- 非アクティブな連絡先レポートで非アクティブな期間(時間、週、日)を指定できるようになりました。また、レポートに、最終の活動時間の列が追加されました。
- M365 Manager Plusのセキュリティ向上のため、jQuery 3.5.1へアップグレードしました。
脆弱性対応
- CVE-2022-42889 脆弱性を回避するために、Apache commons-text JARを1.10.0に更新しました。
不具合修正
- コンテンツ検索のマイナーな不具合を修正
-
以下のレポートのデータ収集における不具合を修正
- DLPポリシーの一致
- マルウェアの検出
- トランスポートルールの一致
- サイト統計レポートに間違ったデータが表示される不具合を修正
- 管理機能で管理対象ユーザー/メールボックスが表示されない不具合を修正
- タイムゾーンのエラーにより、自動化スケジュールが異なる時刻に実行される不具合を修正
- ユーザー一括作成時に、命名フォーマットが適用されない不具合を修正
- 製品で技術者として設定されているAzure Active Directoryで同期されたユーザーがログインしようとすると、”そのようなユーザー名は構成されていません"のエラーが発生する不具合を修正
- 以下のレポート実行時にデータベースの接続上限を超過する不具合を修正
- メールが有効なグループごとの最後のメールアクティビティ
- 最後に送信されたメール別の非アクティブなDL
- 最後に受信したメール別の非アクティブなDL
- 最後のメールアクティビティ別の非アクティブなDL
- 非アクティブな連絡先
- 管理機能のCSVインポートを使用したチームチャネル更新時の不具合を修正
M365 Manager Plus 4.5 4511
リリースノート
2022年8月2日 リリース
機能追加
- デフォルトの管理者およびActive Directoryベースのヘルプデスク技術者に2要素認証を設定可能になり、本製品のセキュリティが向上しました。以下の認証モードが利用可能になりました。
- 電子メール認証
- Microsoft Authenticator
- Google Authenticator
- RSA SecurID
- Duoセキュリティ
- RADIUS認証
- CSVを使ったユーザー一括変更:管理タブにCSVを使ったユーザー一括変更タスクが追加されました。管理者は、CSVファイルをインポートして、Microsoft
365のユーザー属性を一括変更したり、ユーザーを管理単位に追加したりすることができるようになりました。 - 管理タブに受信者制限を修正するタスクが追加されました。本タスクはメールボックスに受信者制限を追加するために使用できます。
機能強化
- 日本語、中国語の表記を改善しました。
- 自動化ポリシーをヘルプデスク技術者が編集できるようになりました。
- ログオン設定は、[設定]タブから[委任]タブに移動しました([委任] > [その他の設定] > [ログオン設定])
- 本製品は、Microsoftとの通信にAzure ADモジュールに依存しなくなり、お客様の負担が軽減されました。対応するレポートはすべてMicrosoft Graph APIに移行しました。
- 管理タブのモバイルデバイスのデータをクリアタスクに、デバイスからExchangeメールボックスデータのみを消去するオプションを追加しました。
- メールボックス機能レポートからメールボックス機能の設定タスクにアクセスできるようになりました。
- M365ライセンス委任メニューが委任タブ下に追加され、ライセンス制限とライセンス使用状況へのナビゲーションが容易になりました。また、M365ライセンス委任が可能になりました。
- 管理タブのメールボックスのメッセージサイズ制限タスクにメールボックスに受信者制限を追加するオプションを追加しました。
不具合修正
- 一部のケースでSharePointのすべてのサイトのレポート生成が途中で停止する不具合を修正
- デフォルトの監視プロファイルにおいて、監視プロファイルを編集した際に他のすべての技術者に監視プロファイルが表示されなくなる不具合を修正
- 監査アクションのアクセスされたメールアイテムのデータが取得されない不具合を修正
- 本製品で使用しているMicrosoft APIがサポートされていないため発生していた、Azure USテナントにおけるライセンス詳細レポートの生成が失敗する不具合を修正
- アクティブなモバイルデバイスレポートの HasActiveSyncDevicePartnership フィルターの不具合により発生していた、レポートが表示されない不具合を修正
- テナントの自動構成時に、Azure AD アプリケーションでシークレットキーが欠落する不具合を修正
- 管理タブのグループメンバー管理タスクで、検索が正しく機能しない不具合を修正
- 管理タブのカレンダー許可を変更およびメールボックスフォルダのアクセス許可の変更タスクで、フォルダーレベルの表示のみの権限を与える際の不具合を修正
- ライセンス管理スケジュールのグループのフィルターが、一部のケースで機能しない不具合を修正
- 名前変更されたSharePointファイルを委任する際の不具合を修正
その他の変更
- 以下の管理タスクの名称を変更しました。
- 認証情報を変更 → ユーザーのアドレス情報を修正する
- 連絡先情報を変更 → ユーザーの連絡先詳細を修正する
- Microsoft Teams PowerShellモジュールが最新版に更新され、Skype for Businessレポートのデータ取得に使用できるようになりました。
M365 Manager Plus 4.5 4509
リリースノート
2022年5月27日 リリース
新機能
- 管理者は、メールボックス関連のレポートからもユーザーを管理できるようになりました。
- 配布/メールが有効なセキュリティグループ作成でグループを作成する際にセキュリティグループを所有者として選択できるようになりました。
- Azure ADの監査およびアラート:3つの新しいカテゴリー、Azure ADポリシー、Azure ADデバイス、およびAzure
ADディレクトリ管理が追加されました。また、そのカテゴリーに17個の新しいアクションが追加されました。
既存カテゴリーのAzure ADユーザー、Azure ADグループ、Azure ADアプリの管理に12個の新しいアクションが追加されました。 - OneDrive for Businessの監査およびアラート:2つの新しいカテゴリー、OneDriveリストアクティビティ、OneDrive
サイト管理を追加しました。また、そのカテゴリーに28個の新しいアクションを追加しました。 - SharePoint Onlineの監査およびアラート:活動をリスト表示と SharePointサイト管理カテゴリーの下に、3つの新しいアクションを追加しました。
- 新しいメールのアラート: Azure Chinaのテナントは、コンテンツ検索プロファイルを設定する際に、新しいメールのアラートを設定できるようになりました。
- 本ビルドでは、以下のSharePoint Online、条件付きアクセスポリシー、Exchange Onlineに関する新しいレポートが追加されました。
- SharePoint Online
- すべてのサイト:すべての SharePoint Online サイトの詳細が一覧表示されます。
- 最近作成されたサイト: SharePoint Online で最近作成されたサイトの詳細が一覧表示されます。
- 最近変更されたサイト: SharePoint Online で最近変更されたサイトの詳細を一覧表示します。
- サイト統計:SharePoint Online 環境のリスト、サイト、およびフォルダーの数が表示されます。
- リストなしのサイト: リストを持たない SharePoint Online サイトの詳細を表示します。
- サブサイトなしのサイト:サブサイトを持たない SharePoint Online サイトの詳細が表示されます。
- ドキュメント ライブラリなしのサイト: ドキュメント ライブラリを持たない SharePoint Online サイトの詳細を表示します。
- 非アクティブサイト: SharePoint Online のすべての非アクティブなサイトの詳細を一覧表示します。
- 条件付きアクセスポリシー
- 条件付きアクセスポリシー:組織に設定されているすべての条件付きアクセスポリシーの詳細を一覧表示します。
- CAP指定場所:組織の条件付きアクセスポリシーに適用される、設定された場所とIP範囲の詳細が一覧表示されます。
- Exchange Online
- カレンダーイベント:ユーザーのカレンダーに追加されたすべてのイベントの詳細が一覧表示されます。
- SharePoint Online
機能強化
- 監査・アラートプロファイルのすべてのアクションに説明を追加し、GUIを強化しました。
- SSL証明書の適用:管理者は自己署名またはCA署名のSSL証明書を適用して、HTTPSを有効にすることができるようになりました。
- パスワードの強制リセット:デフォルトパスワードが変更されていない場合、管理者および技術者はパスワードのリセットを強制されます。
- Strutsフレームワークの削除:製品の安全性を高めるため、Strutsフレームワークへの依存を解消しました。
- Emberフレームワークのバージョンを2.18にアップグレードし、GUIのパフォーマンスを向上させました。
不具合修正
- メールサーバーの設定から認証情報を削除することができない不具合を修正
- ダッシュボードウィジェットを他のウェブページに埋め込む際の不具合を修正
- 一部のお客様環境において発生する、Rest APIの権限を更新する際の不具合を修正
- 配布グループレポートに削除されたグループが表示される不具合を修正
- Microsoftのコマンドレット非推奨に伴い、オートアテンダントの詳細レポートが生成されない問題を修正
- Microsoftのコマンドレット属性の変更に伴い、Skypeのライセンスを付与されたユーザー、音声対応ユーザー、Skype番号、Skypeから削除されたユーザー、ユーザーPSTN設定 レポートが生成できない問題を修正
- サービスアカウントのパスワードに特殊文字として引用符が使用されている場合、サービスアカウントの更新時にエラーが発生する不具合を修正
- モバイルデバイスの削除機能で、検索を使用してデータを生成できない不具合、および選択したデバイスのプレビューができない不具合を修正
- パスワードの有効期限通知設定時に、グループおよびドメインでユーザーをフィルタリングする際の不具合を修正
- 削除されたモバイルデバイスの詳細がモバイルデバイスレポートに表示される不具合を修正
- ヘルプデスク技術者を作成する際に、グループメンバーシップに基づいてユーザーをフィルタリングする際の不具合を修正
- 管理モジュールおよびコンテンツ検索モジュールにおける軽微な不具合を修正
- Microsoft API の変更に伴い、ライセンス詳細レポートの作成時に発生する問題を修正
- Log4j の脆弱性(CVE-2021-45105、CVE-2021-44832)対策として、Apache Log4j のバージョンを 2.16.0 から 2.17.1 にアップグレードしました。
- 日付ごとの最終ユーザーアクティビティレポートで、ユーザーアクティビティが最後に実行された日付のみを表示するように修正しました。
- 最後にレポートが生成されてから30日経過し、deltaLink の有効期限が切れたとき、差分同期をサポートする REST API レポートが生成されない不具合を修正
- ユーザーがマネージャーとして追加または削除されたときに、すべてのマネージャレポートでデータが生成されない不具合を修正
- グループメンバーレポートにおいて、ドメインでレポートデータを絞り込むことができない不具合を修正
- メールボックスサイズおよび外部メール転送が設定されたメールボックスのレポートのデータ生成に関する不具合を修正
- Microsoftのプライバシー設定の変更に伴い、REST APIベースの使用状況レポートにハッシュ値が表示される問題を修正
- オペレーターが全てのテナント(Microsoft 365 アカウントのユーザー)のメールアドレスおよび氏名を閲覧することができる不具合を修正
- 種類ごとのTeamsアクティビティの日間カウントレポートで「先月」を選択した場合、スケジュールエクスポートおよび通常のエクスポートでデータの不一致が発生する不具合を修正
- 技術者が委任されていない状態でダッシュボードを埋め込むことができない不具合を修正
- 管理者の役割レポートで、役割の名称がCompany AdministratorからGlobal Administratorに変更されました。
- 共有メールボックスのアクセス許可、メールボックスアクセス許可、および古くなったMicrosoft 365のライセンスレポートは、Help Deskの役割:Operator Extendedからアクセスできるようになりました。
仕様変更
- MicrosoftがMicrosoft Swayのアクティビティ監査のサポートを終了したことに伴い、M365 Manager PlusのMicrosoft Swayの監査およびアラートプロファイルは使用できなくなりました。
- MicrosoftによりGet-MailDetailMalwareReport コマンドレットが廃止されたことに伴い、M365 Manager Plus では、Get-MailDetailATPReport
コマンドレットを使用して、マルウェアベースの一般レポートおよび監査レポートを生成するよう変更しました。